星野源さんが2024年2月20日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を振り返り。廊下のケータリングスペースで騒いでいたフワちゃんを目撃してしまい、その後、フワちゃんが楽屋に突入してきた件について話していました。
（星野源）メールが来てます。「昨日のフワちゃんのオールナイトニッポン0は聞かれました？ オードリー東京ドームのイベント裏話として、自分の出番が終わって舞台裏で騒いでいたら、星野源さんに見つかったので『うるさくてすみません』と謝りに行ったら、優しいから『全然大丈夫ですよ』と言ってくれた。でも実はあの時、ノーパンだったのと笑いながらお話されてました。その出来うる限りの裏話を……」っていうことだったんですけども。うん。軽く聞かせていただいて。
フワちゃんが自分のラジオで話していたエピソード
（星野源）そうそう。僕がリハをやってる時とか。あと、本番中もフワちゃん……プロレスっていうコーナーがあったんですよ。それでフワちゃん、プロレスをやっても大変な中……もちろん、マジプロレスですよ。本当に。で、顔に毒霧的なものも浴びて、ほうほうのていで、みたいな。で、戻ってくる時に僕がちょうど裏でスタンバイしていて、すれ違って。「あっ、源さん！ この後、絶対に見ますから！」みたいな感じで。その流れで「写真、撮っていいですか！」みたいな。「ああ、いいよ、いいよ！」って言って写真を撮って。それ、フワちゃんたぶん……もう消えちゃったかな？ インスタのストーリーに上がってると思うんですけど。
で、写真を撮って、自分のライブをやって。そしたらクミさんはもちろん、めっちゃ間近で見てくれて。で、フワちゃんも見てくれて。戻っていったらフワちゃんが「見ました！ 見ました！」みたいな。プロレス後の状態で、まだ着替えてないみたいな。顔が緑みたいな状態で。「ああ、それで見てくれたの？ ありがとうね」なんつって。それで自分の楽屋に帰って。「ああ、すごい楽しかったな」と思って。で、あとはもうオードリーの漫才を見ましょうと思って。でも、あれなんですよ。今回の東京ドームは、いわゆるメインメインステージみたいなところの裏にもびっちり、お客さんを入れていたんですよ。
やっぱりみんな、ドームに来たいからって。そういう、注釈席みたいな。舞台は見えないと思うんですけど、大きいモニターとかが置いてあって、そのモニターでは見える。でも、いわゆる生ではなかなか見れないです、みたいな席があって。だから、裏から舞台とか客席に行こうとすると全部、見えちゃうんですよ。なので、トンネルみたいなところを通って、僕はその奈落にスタンバイしたんですけど。だから、トンネル通って客席とかには行けないんですよ。
だから、舞台を見れない。本当はやっぱり生で漫才が見れたら一番よかったけど、見れないんで。「じゃあとりあえず、楽屋で見るか」と思って、楽屋で見ていて。もう本当に「ああ、やっぱりおもしれー！」と思って、ゲラゲラ笑いながら見ていて。で、もう若林さんが忠実に……それは漫才もそうだけど。その前もトークもそうだけど。忠実に僕が言ったことを守っていて。まあ、「守ろう」って思ってやっていたのかは知らないけれども。本当に普通のトーンで話していて。
会場……もちろん煽りで「ナントカーッ！」ってやる時には会場に合わせて言った方がいいんだけども。MCとして話す時はボソボソと、本当にいつもラジオのトーンで話した方がいいと思うっていうのを言っていて、もう本当にリラックスした状態で全部やられていて。見ていて俺も「よーしっ！」みたいな。なんていうか、ドーム先輩として。一応自分が引っ張っちゃったから。「よーしっ！ 素晴らしい！ かっこいいぜ！」みたいなのも含めて。「おもしれー！」って思いながら見ていたの。そしたら楽屋の外で「うわーっ！ ◯×※△！」って聞こえて。「うわっ、なんだ？ どうした？ どうした？」って思って見たら、ケータリングスペースでフワちゃんが顔にマスクをつけた状態で。上にはみんなに配られるベースボールシャツ。で、腰にバスタオルを巻いてYouTubeを撮っていたの。自分のYouTubeを。
YouTubeを撮っていて。「ああ、なんだ。フワちゃんか。変な叫び声が聞こえたから……あ、ごめん、ごめん」って。そしたら気づいて。「あっ、源さん！」みたいになって。「あ、ごめん、ごめん。続けて」って言って戻ったの。それで楽屋に戻って見ていたら、「コンコンコンッ！」って来て。フワちゃんが来て。「すいません……あの、さっき撮った写真、エアドロしていいっすか？」っていう。その、さっき裏で撮った写真を送りたいっていうことで。「ああ、全然いいよ、ありがとう」って言って送ってもらって。それで「ありがとうございました。すいません。なんかうるさくして」「いや、全然いいよ」とかって言って帰っていったんだけども。その時に俺は思ったの。「いや、漫才見ろや！」って。「30分強の、渾身の、漫才見ろや！」って。
「いや、漫才見ろや！」（星野）
（星野源）で、俺の予想としてはいろいろと、まあやっていて。でも、それもいろいろ、落としたりしなきゃいけないから、シャワーを浴びてるうちに、気がつかないうちに漫才の時間が来ちゃった。で、そのマスクをしてる風貌がたぶん面白いから。「じゃあ今、撮っちゃうよ！」ってなって。で、その廊下には声は……よくあるじゃない？ スピーカーとかで会場の声が流れるみたいなの。でも、ドームではその会場の声が流れてなくて。だからたぶん、気づいてなかったの。「いや、それにしても漫才、見ろや！」と思って。そしたら、俺の後ろのモニターで漫才が流れていて。フワちゃん、それを見て。「えっ、漫才が始まってる？ はっ！ ああっ！ 行きます！」っつってブワーッて戻っていって（笑）。っていう裏話でした。はい。っていう感じでしたね（笑）。あれは非常に面白かったです。
＜書き起こしおわり＞
