爆笑問題のお二人が2024年2月6日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中で歌舞伎町の麻雀店が賭け麻雀で摘発されたニュースについてトーク。ニュース映像で流れた国士無双十三面待ちの手牌などについて話していました。
(太田光)それで昨日もお前、遅れてきたから。「なんだよ? 雪で大変だったらしいけど……」っつったら「いや、それどころじゃないんだよ。俺、行く雀荘がなくなっちゃってさ。歌舞伎町に行きつけの雀荘があったんだけど……」って。
(田中裕二)行ったことないよ! お前、それはダメ! 嘘までつくようになってきたじゃん(笑)。
(太田光)いやいや、お前、言ってたじゃん? 「もう『ケンミンSHOW』どころじゃないよ! 歌舞伎町でさ、雀荘が……」って。
(田中裕二)いやいや、違うよ、お前。本当にそれを言ったら……。
(太田光)「青ウーソーが……」とか。
(田中裕二)いや、「『ケンミンSHOW』どころじゃない」じゃなくて。『カーボーイ』から『サンジャポ』から、なにからなにまで全部吹っ飛ぶよ!
(太田光)「俺、どこで麻雀を打てばいいんだろう?」って。
(田中裕二)そんなの、一言も言ってない!
(太田光)「俺がよく行っていたところが……」って。
(田中裕二)行ったことないよ! 知らないよ! あの雀荘。ニュースになっていたけれども。
(太田光)「俺はどこに帰ればいいんだろう?」って。
(田中裕二)家じゃねえよ!
(太田光)「俺、帰る場所、なくなっちゃったよ」って。
(田中裕二)「ただいま」じゃないよ。青ウーソーなんて初めて見たよ。
(太田光)青ウーソー、すごそうだね。赤ウーソーとか、そういう赤っつーのはあるけどね。
(田中裕二)赤ウーピン、赤ウーソー、赤ウーワンっていうのはね。
(太田光)あれはどういうことなんですか? 赤っていうのは?
(田中裕二)あれはドラなんですよ。だからひとつ、役がプラスされてるっていう。
(太田光)そうすると……?
(田中裕二)だから、そうすると高くなるんですよ。
(太田光)なにが? 値段が?
(田中裕二)値段じゃないよ。点数だって!
(太田光)フハハハハハハハハッ! ええっ?
(田中裕二)常に点数なの。
(太田光)インフレ麻雀的な?
(田中裕二)まあまあ、多少そうだよね。だから、いわゆるプロの人たちのやる競技麻雀みたいなのは、赤は入ってないですよ?
(太田光)ああ、もちろんね。それはルールが決まってますからね。だからローカルルールに近いんでしょう? 赤ウーソーとかっていうのは。
(田中裕二)まあ、そうですね。ローカルルールね。
(太田光)やってました? 赤ウーソーとか、入れてました?
(田中裕二)うん。まあ、入れてました。
(太田光)ああ、ドラを乗っけて? それは何のためにあるんですか? 別にさ、競技麻雀だったらそんなの、必要ないじゃない? 別にルールでやればいいじゃない?
(田中裕二)やっぱり大きい手が出てやりあった方が……。
(太田光)それだけでそんなに楽しめるの?
(田中裕二)たとえば、ソロホームランよりは満塁ホームランの方が盛り上がるでしょう? そういうことだよ。
(太田光)それなら別にいいじゃないの? 普通ので。
(田中裕二)いや、ラジオを聞いている人、なんの話を話してるか、わかんないから。これ、歌舞伎町の雀荘が摘発されて。オーナーの人とお客さんとかが捕まったりとか……。
(太田光)「なんであそこだけが……?」って言ってましたね。田中ね。
(田中裕二)言ってないよ! なんか逮捕されたみたいなニュースが昨日、あったんですよ。
(太田光)「なんであそこだけ……俺たちの行く雀荘、全滅だぜ!」って言ってませんでした? 昨日(笑)。
(田中裕二)言ってないって! それで、そういうニュースがあって。それのネットニュースの記事みたいなのがいっぱい出てきて。そうすると写真が……。
(太田光)国士十三面待ちね(笑)。あれ、お前が上がった後らしいじゃん?
(田中裕二)違うのよ!
(太田光)あれ、お前が上がった後、写真を撮ったらしいじゃない?(笑)。
(田中裕二)雀荘の雀卓の写真があるわけよ。で、牌が雀卓の上にあるじゃないですか。麻雀牌が。で、それをよく見ると、国士無双の十三面待ちを9ピンでツモってるんですよ。
(太田光)前半でツモってるんだよね。
(田中裕二)しかも4巡目ぐらいなんだよ。しかもなんか、もう2枚ぐらい切っているよの。実際にもう上がれたはずの。国士無双を上がれている牌を。で、わざと十三面待ちに……役満っていう一番高い役の、さらに珍しい……。
(太田光)お前、ああいう映像とかを見てパッとわかるの? 「あれ? これ、国士十三面待ちじゃん?」って。
(田中裕二)まずは「国士だな」って思って見て。「国士じゃん。役満じゃん」って思ってよく見たら「あれ? でもこれ東とか捨ててるじゃん? あ、そうか。十三面待ちにしたんだ。じゃあ1回、上がっているのをわざと十三面待ちにして……」って。
(太田光)あれは何なの?
国士無双十三面待ち
(田中裕二)ダブル役満っていうので、点数が倍になるっていう。これもローカルルールですよ? というのがあったりするので。だからあれ……俺、わかんないよ? 別に本当にリアルにあったまんまの写真じゃなくて。絶対、そんなのスタッフなり何なりが……。
(太田光)スタッフって、どこのスタッフ?
(田中裕二)だからそのニュースの写真を撮る時の新聞社なのか、テレビ局なのか、知らないですよ。僕は。そういう時に、じゃあちょっとそれらしくやろうって言って。絶対、麻雀が好きなやつが……。
(太田光)そいつもそこに通ってたのかな?(笑)。
(田中裕二)麻雀が好きなやつなんですよ。それでもう1個、別の写真は四暗刻みたいなやつで。それもウーワン、ウーピン、ウーソーで。それも赤ががっつり入った、すんげえ高そうな手を別のニュース映像ではやっていて。
四暗刻パターンもあり
(太田光)誰がやっているんだろうな?
(田中裕二)わからないな。どういうことなのか。
(太田光)じゃあ、ちょっと麻雀ファンにはわかるように?
(田中裕二)メッセージ。だから俺、それに食いついちゃって。
(太田光)「国士十三面待ちじゃん!」って?(笑)。すごいよね。どうするの? お前、これから。行くところがなくなっちゃったじゃん。
(田中裕二)いや、だからそこは行ったことないよ。
(太田光)「そこは」?
(田中裕二)そこはね。
(太田光)隣は?
(田中裕二)俺、歌舞伎町の雀荘は行かないよ。
(太田光)リーチ麻雀?
(田中裕二)歌舞伎町の雀荘なんか行かないよ。
(太田光)メンバーで打っていたんだろう?
(田中裕二)メンバーで打ってないよ。
(太田光)学生時代、行っていたじゃん?
(田中裕二)いや、もうそれは……。
(太田光)フハハハハハハハハッ! 追い詰められているんじゃないよ(笑)。すごいね、追い詰められちゃってね。大変だよね。とうとうね。テンパっちゃって(笑)。
(田中裕二)「テンパる」っていうのはそこから来ているからね。あと1手で上がるっていうね。
(太田光)だから、Mリーグも激震じゃない?
(田中裕二)いや、ちょっと待ってくださいよ。関係ないですよ?
(太田光)いや、でも麻雀で、こんな不届きなことをやってもらっちゃ困るっていう立場でしょう? Mリーグは。
(田中裕二)もちろん。Mリーグとしては当然、徹底して競技麻雀ですからね。真逆ですよ。
(太田光)どうせお前、MリーグLINEとかやってるんでしょう? で、「やばいよ」とか来てたんじゃない?(笑)。
(田中裕二)MリーグのLINEもないし。俺は少なくとも、入ってないし。
(太田光)ああ、そうですか。でもね、麻雀好きの間では噂になっているだろうね。きっとね。
(田中裕二)なるかもね。
(太田光)だって突然だもんね。あんな雀荘が突然、摘発されるなんて。珍しくない?
(田中裕二)そうね。たまにあるけどね。だからきっと何か、よっぽどお店が問題あって。警察にすげえ睨まれていて……。
(太田光)そりゃ問題ありますよ。賭け麻雀ですから。「よっぽど」って言いましたけど? そりゃ、当たり前じゃないですか。賭け麻雀って、問題あるんですよ。やっちゃいけないんですから。「よっぽど」って……。
(田中裕二)お前、天才か?(笑)。そういうところに食いついて……(笑)。
「よっぽど」とは……?
(太田光)なんでだよ? だっておかしいですよね? 今の言い方は。「よっぽどそこが」って……別に、どこでもそうでしょう?
(田中裕二)もういいよ……見落とせ、そんなところ(笑)。
(太田光)見落とさないですよ。
(田中裕二)すごいね。
(太田光)「すごいね」じゃないですよ。
<書き起こしおわり>