宇多丸さんと玉袋筋太郎さんがMXTV『5時に夢中!サタデー』でキマグレンの海の家『音霊』閉鎖についてコメントしていました。こんな感じです。
(町亞聖)さあ、続いて第六位です。東京スポーツ『キマグレン 海の家閉鎖の波紋』。
(内藤聡子)人気デュオ『キマグレン』が神奈川県の逗子海水浴場で自らプロデュースする海の家『音霊 OTODAMA SEA STUDIO』をこの夏限りで閉鎖すると昨日発表しました。乱れる風紀を問題視した逗子市側が、音楽自粛を要請したことで撤退を余儀なくされたのがことの真相とか。しかし、行政の対応については、責任を海の家側に押し付け、問題をすり替えていると批判の声もあがっています。
(町)はい、ということですけども。キマグレンの海の家って、逗子の海岸では結構象徴的。人気のある海の家だったみたいですけど。
(宇多丸)キマグレンなんかたぶんさ、そういう中ではいちばんクリーンな人たちだと思うからさ。キマグレンが怒られるんだったら、みんな怒られちゃうよね。これね。でもなー・・・
(町)クラブ型の海の家、ちょっと批判されている感じですけど。
(宇多丸)クラブ型。たしかに、この間久しぶりに江ノ島行ってみたらさ、たしかに、あ、いまこんな騒ぎになってるのかよ!っていうさ。もう、スプリング・ブレイカーズ的な、フェーーーイ!みたいになってて。う、うわーっ!っていうの、あったけど。ただそういうのはさ、個別に取り締まればいいことじゃん。ケンカがありましたとか、夜うるせーとかはさ。それでやればいいことで。なんか全体を言われても・・・そんなこと言われたら、俺だって海でサザンの曲ね、流してたりするじゃん?昔から。あれだって俺、うるせーな!って思ってたもん。
(玉袋筋太郎)九十九里で流れてたもんね。サザンが。湘南サウンドなのにさ。
(宇多丸)おかしな話だよね!俺はさ、さざ波の音楽を聞きにきてるのにさ。ねえ・・・
(町)(笑)。
(宇多丸)うん。そういうところはツッコんでくれないよねー。そういうところは待ちに入るって。『町』だけにね。
(町)『マチ』だけに。すいません(笑)。
季節限定地べた商売は大変
(玉袋)何かの本で読んだんですが、季節限定の表でやる地べた商売。これは大変らしいんだ。天候に左右されて。海の家とか。で、なかなかその権利はカタギでは取りづらいって話は、何かの本で読んだことがありますよ。何かの本で!
(宇多丸)まあまあ、そういう・・・
(玉袋)で、何年か前に、海の家がオープンする前に、空いてるからロケやったんだよ。そうしたら、海の家を仕切っている若いお兄さんが出てきて。ようやく俺は今年、権利取れたんですよ。苦労しましたよ!今年はガッチリやりますよ!って言っていたお兄さんがいたんだけど、その夏、冷夏だったんだよ。
(宇多丸)あらららら。かわいそうに。
(玉袋)そのお兄さんね、海の藻屑となったよ・・・
(宇多丸)いやいやいや・・・
(玉袋)だからすごい地べた商売、大変なんだから。
(宇多丸)藻屑のくだりはちょっと・・・もうちょっとフィクションっぽくしてくださいよ!
(玉袋)らしいよ。相当な権利、利権あるからね。あそこね。
(宇多丸)儲かるときは儲かるし。
(玉袋)そうですよ。博打ですよ。
(宇多丸)だから、結構普通にやっても客が減ってたから、クラブ形態にして・・・
(玉袋)あ、来年やろうよ!5時に夢中!の海の家。海のスナック。
(宇多丸)あ、いいね。スナック!
(玉袋)海スナ。海スナですよ。
(宇多丸)風紀は乱れますけどね(笑)。たださ、夏の海、多少風紀が乱れるから行くんでしょ!?あんまり野暮なこと言うなよ!
(町)静かな寂しい気はしますよね。
(宇多丸)そりゃそうだよ。取り締まる方だって、風紀悪そうなところいって、ちょいちょいやってたんだろ?って話だからさ。何言ってんだよ?ってね。
(町)夏はちょっと賑やかな方が海はいいかもしれません。
<書き起こしおわり>