佐久間宣行と加藤浩次 サカナクション山口一郎の出会う前の印象を語る

佐久間宣行と加藤浩次 サカナクション山口一郎の出会う前の印象を語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0

加藤浩次さんと佐久間宣行さんが2023年7月12日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でサカナクション山口一郎さんの出会う前の印象を話していました。

(佐久間宣行)メールが来ております。「加藤さんと山口さんが出会って3年って聞いて腰を抜かしました。どう考えてもメジャーデビュー前、インディーの頃から北海道で交流があったぐらいのレベルじゃないと頼めないことを頼んでるので」(笑)。

(加藤浩次)早かったね。スピードね。でも、友達ってそういうもんじゃない?(笑)。

(佐久間宣行)いや、だから信じられないのが、だとしたら俺と山口さんの方が長いんですよ(笑)。

(加藤浩次)えっ、いつから?

(山口一郎)もう結構前ですよね?

(佐久間宣行)6年前か7年前ぐらいに、ソフトバンクのCMとか作ってる澤本さんっていう方がいらっしゃって。その人と山口さんが仲がよくて。「食事会してるから。佐久間さんをご紹介したいんで」って言われて。その時に山口さんと妻夫木さんがいらっしゃったんです。そこに呼んでいただいて、連絡先を交換したのがもうかなり前ですよね?

(加藤浩次)俺の全然先だ。

(山口一郎)だから佐久間さんの方が長いんですよ。

(加藤浩次)うーん。あれだよね。長さじゃないんだよね。不思議だよ、人間って(笑)。仲良くなるって、不思議じゃない?

(山口一郎)まあ、そうっすね。

(加藤浩次)3日とか4日でもう仲良くなるやつもいればさ、10年前に知り合っていても全然、距離が縮まない人もいるじゃない? だから、合ったんだろうな。

(山口一郎)同郷っていうのは、でかいっすよ。やっぱり。

(加藤浩次)俺は関係ないけどね?

(山口一郎)フハハハハハハハハッ! ズルいなー(笑)。よく言うくせに。

実は加藤浩次よりも付き合いの長い佐久間宣行

(佐久間宣行)でも山口さんって、企画・構成を全部するじゃないですか。そうすると……俺もずっとサカナクションのライブに行っいて、思うんですけど。どう考えても採算が取れてないライブばっかりするじゃないですか。

(山口一郎)いや、本当に。音楽やってもお金になんないんですよ。

(佐久間宣行)フハハハハハハハハッ!

(加藤浩次)佐久間くんは何回ぐらい、ライブに行ったことあるの?

(佐久間宣行)新木場コーストの最初の頃ぐらいから行ってるんで、もう10何回、行ってますよ。

(加藤浩次)マジで? 俺、1回しか行ったことないよ(笑)。

(佐久間宣行)マジかよ!(笑)。

(山口一郎)しかも自分が出た時ね? 俺、ステージの上から見てましたよ。加藤さんを。はじめて俺のライブを見てる時の姿を。

(加藤浩次)2階席からね。

(山口一郎)適当に手を叩いてましたよ。

(加藤浩次)フハハハハハハハハッ!

(山口一郎)「適当に手、叩きやがって!」って思いながら歌ってましたから。

(加藤浩次)よく見えたね?

(山口一郎)見えますよ!

(加藤浩次)そういう意味では、やっぱり佐久間くんのが好きだわ。サカナクションのこと。

(山口一郎)ひどいなー。

(佐久間宣行)ほとんど僕、行ってますよ。

(加藤浩次)すごいね。元々好きだったんだね。会う前から。

(佐久間宣行)そうです。元々好きで普通にライブに行ってるのを知ってる方が呼んでくださって。

(加藤浩次)その時に楽屋とかも行っていたの?

(佐久間宣行)たぶんその時はまだ、楽屋じゃなくて、サカナクションの皆さんが関係者席に来てくださっていたんですよ。まだ、ブレイク前かもしれないっすよね。

(加藤浩次)ああ、そうなんだ。

(山口一郎)スタッフの人とか、バーッとホールみたいなところに集まっていて。そこに僕らが行って「今日はどうもありがとうございました」って言って、1人ずつ挨拶したりとか、そこで終わったりとか。ライブ後にやっていたんですよ。

(加藤浩次)ああ、そうか。じゃあ結構長いんだ。

(佐久間宣行)まあ、僕は単純ファンとしてという感じですけども。

(加藤浩次)でも山口くんとか、ファンからしてたらとっつきづらい人だと思ってなかった?

(佐久間宣行)思ってました。だから俺、その呼ばれた時も正直、好きなアーティストって、「会って嫌なやつだったらどうしよう?」って……。

(加藤浩次)わかる、わかる!

(佐久間宣行)ありません? 正直。

(山口一郎)ありますね。

(佐久間宣行)だから別に……「俺はファンだから。別に会いたいわけじゃないんだよ」って言うんだけど、気を回して呼んでくれる人、いるじゃないですか。その時に、思うんですよ。「マジで嫌なやつだったら嫌だな」って。

(加藤浩次)本当、わかるよ。嫌いになりたくないからね。俺もだから最初、会う前に……『スッキリ』のロケで初めて会ったんだけど。その前は、吉村とかと北海道会っていうのをやっていて。北海道の東京で頑張ってるミュージシャンの方とか、芸人とか、役者の方とかで集まって楽しく飲みましょうという会をやるっつって。で、当然「山口くんにも招待状、出せ」っつって、出したの。で、遠山っているじゃない? グランジの。遠山と知り合いだったんだよね。で、遠山経由でサカナクションの山口くんに「北海道会、来ませんか?」って聞いたら「嫌だ」っつったんだよね。

(山口一郎)そう。だってそんなの、行きたくないじゃないですか。

(加藤浩次)なんだよ!

(佐久間宣行)まあ、要は知らない人たちがつるんでいるみたいな。

(山口一郎)だし、北海道の大先輩っていったらGLAYさんとか、大黒摩季さんとかいるんですよ。絶対に行きたくないじゃないですか。

(加藤浩次)なんでだよ?

(山口一郎)いや、絶対に行きたくないでしょう?

(加藤浩次)楽しいだろうよ!

(山口一郎)いや、面識ないし。大先輩すぎて。そこに俺が行ったら、ずっとお酒をついでなくちゃいけないでしょう?

(加藤浩次)いや、だからその話をしてなかったじゃない? で、俺はグランジの遠山から「山口さん、行きたくないっつってるんですよね」って聞いて「なんだよ、あの野郎……」って(笑)。

(佐久間・山口)フハハハハハハハハッ!

(佐久間宣行)呼びつけといて?(笑)。

(加藤浩次)「なんだよ? 来りゃいいのにな」って。ちょっととっつきづらい、気難しい人だと思ってたの。俺。

(佐久間宣行)ああ、でも僕もそう思ってました。だって、あのライブを見てたら……。

(加藤浩次)研ぎ澄まされているし、計算されてるし。

(佐久間宣行)ボソボソしゃべる人だと思ってましたよ(笑)。

(加藤浩次)こんな笑う人だと思ってないわけ。

(山口一郎)ギャップ萌え、ギャップ萌え(笑)。

(加藤浩次)それで『スッキリ』のロケではじめて会った時に、すっげえなんか気さくで。「ええっ?」って。

(佐久間宣行)そうなんですよね。俺もびっくりしました。

(加藤浩次)それ、作戦だろ?

(山口一郎)作戦じゃないですよ(笑)。

実はめちゃくちゃしゃべれて面白い

(佐久間宣行)あと、めちゃくちゃしゃべれるっていうか、フリートークが面白いっていう(笑)。あの音楽をやっている人、フリートークが面白いはずがないと思っていたのに(笑)。

(加藤浩次)本当だよ(笑)。オチがちゃんとあるし。

(佐久間宣行)オチがちゃんとある話をしてくれるから。

(加藤浩次)だからそこで距離が縮まったっていうのがあるのかもしれないんだよね。

(山口一郎)ギャップ萌えにやられたってことですね?

(加藤浩次)そういうこと、そういうこと。

<書き起こしおわり>

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