マキタスポーツ流 引き算のカレーの作り方

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マキタスポーツさんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』の中でカレー作りのレシピを紹介。いろいろ研究した結果たどりついた『引き算のカレー』です。

(サンキュータツオ)ところでマキタさん、ライブでカレー作ってませんでした?


(マキタスポーツ)(笑)

(サンキュータツオ)なんかTwitter見たんですけど。

(マキタスポーツ)そうなんですよ。

(サンキュータツオ)ちょっと本腰カレーじゃなかったですか?

(マキタスポーツ)あのね、僕ね、前日にスタッフの家に集まりましてですね。で、僕の指導のもとでカレーをこさえたんです。

(サンキュータツオ)それはなんでなんですか?

(マキタスポーツ)僕はバンドをやっているじゃないですか。

(サンキュータツオ)はいはい。Fry or Die。

(マキタスポーツ)で、その中に『The shocking soup of Virgin Marry』という曲がありましてですね。これがまあ、カレーのことを歌っているんですよ。要は。

Fry Or Die『The shocking soup of Virgin Marry』



(サンキュータツオ)うん。うん。

(マキタスポーツ)でね、そんな曲もあるし、なにかライブをするにあたって特別なアトラクションはないかな?なんてことを思って。『じゃあ、カレー作っちゃおう!』って言って。で、限定50食で。これを僕、作ったんですけど。


(サンキュータツオ)これ、許可局カレー皿?

(マキタスポーツ)そう。カレー皿に最後盛ってですね。

(プチ鹿島)新国立競技場の上に盛っているわけじゃないでしょ?

(マキタスポーツ)違いますよ。

(サンキュータツオ)新国立(笑)。

(マキタスポーツ)これ、具が森(喜朗)さんだったりとかしないから(笑)。

(鹿島・タツオ)(笑)

(マキタスポーツ)いや、これは一応できあがった時にひとつしかなかったんで。カレー皿、なにがいいかな?と思って。許可局皿に盛らせてもらいましたけど。

(サンキュータツオ)どうでした?勝ちカレーでした?

(マキタスポーツ)勝ちカレーは勝ちですよ!

(プチ鹿島)勝ちカレー?

(マキタスポーツ)勝ちカレーですよ!負けカレーなんてことはないですよ。だって僕は日本の過保護カレー。ルウに最大限のできることをしたまでですけどね。

(サンキュータツオ)ルウを活かすカレーね。

(マキタスポーツ)あの、特別なことはしてないです。ただ・・・

(プチ鹿島)スモールベースボールね。つないでいく。つないでいく。

(マキタスポーツ)そう。スモールカレー。いいことをおっしゃった。スモールカレーです。

(プチ鹿島)それ、日本の生き方です。

(マキタスポーツ)もう本当にね、俺のかつてね、かつて俺がヤギ脂を調達してね、水を一滴も使わず、ミキサーに全部野菜をかけて・・・とかね。スパイスも自分で調合してなんてやっていたのはもう嘘なぐらい、本っ当にね、シンプルなカレーなんですよ。

(サンキュータツオ)これ、レシピ売って。教えて。

(プチ鹿島)いや、だからマキタさん、これ、結局そういう経験があったからこそ、シンプルに戻ってきたっていう。

(マキタスポーツ)そういうことなんですよ。

(プチ鹿島)鈴木みのるカレーですよ。

(マキタスポーツ)そう。鈴木みのるカレー。それを、鈴木みのるカレーと言うのかな?

(プチ鹿島)若い頃、ヤンチャしたからいまがあるっていう。

(マキタスポーツ)そうそうそう。UWFカレーがあったんですけど。

(プチ鹿島)極端の『極』を求めたから、いま真ん中に帰ってこれるっていう。

(マキタスポーツ)そうそう。ラディカルカレーね。

(サンキュータツオ)統一してくださいよ。

(マキタスポーツ)(笑)。いろんなカレーがあるね。革新カレー。

(サンキュータツオ)どういう手順で作ったの?

作り方

(マキタスポーツ)もう野菜を、僕はもう簡単なんですよ。野菜を不揃いに切る。

(サンキュータツオ)へー。

(マキタスポーツ)で、早めに二日目のカレー感というのを出すために。それをなるべく前倒すために、僕はいろんな具材とかっていうものを小さく、スープの中に溶け出しやすい状態に作るために小さく切るのと、あと、食感を残すために大きめに切るものとかと分けているんです。

(サンキュータツオ)じゃあ小さいのとちょっと大きめ。不揃いな形で野菜を切ると。

(マキタスポーツ)そうそうそう。

(サンキュータツオ)これは、もうお鍋に油をしいて?

(マキタスポーツ)で、油もしきません。先に肉を炒めちゃうんです。ニンニクとショウガで。で、その時は豚肉のひき肉とあと鳥肉。これをいっぺんにバーッと鍋で炒めちゃうんですよ。で、ニンニクとショウガで炒めると。で、香りづけをして。その後にタマネギを入れて。タマネギも不揃いで入れて、ジャーッてやるんですね。で、その後にニンジンを入れて。

(プチ鹿島)ああ、ヤバい。

(サンキュータツオ)もう鹿島さん、この辺で食べてるよね?

(プチ鹿島)もうご飯に乗っけちゃってますね。違う料理になってますね。

(マキタスポーツ)でね、水を入れるんですけど。僕の場合は水をちょこっとずつ入れていくんですよ。

(サンキュータツオ)ほー!

(マキタスポーツ)いや、だからこれは一気に水を入れちゃうと、やっぱりね、トゲトゲしい感じになっちゃうんですよ。だから、なるべく二日目の・・・だから『日本のカレーは煮物だ』って言ったじゃないですか。煮物の概念を応用してるんで、二日目の煮物とかの味が染みて美味しいっていうのをなるべく前倒しするために、水を少しずつやっていくと乳化作用が起こりやすいんですよ。

(サンキュータツオ)乳化作用。

(マキタスポーツ)で、それを少しずつ少しずつかさを増やしていって、野菜ジュースを入れて。あ、その前にアクを入念に取るんですよね。

(サンキュータツオ)水を入れつつ、アクを取る。

(マキタスポーツ)アクを取る時間が終わったら、野菜ジュースを入れて。で、あとはルウを。もう3種類ぐらいでしたけど。

(サンキュータツオ)数種類。辛味はどうやって?辛くしたんでしょ?

(マキタスポーツ)で、出来上がりに関して言うと、クミンと、あとガラムマサラ。これを香りづけと、ややスパイシー感というか。辛さのために最後に入れてちょっと調合して。

(サンキュータツオ)かなり本格的ですね。

(マキタスポーツ)いえいえ。でも、特に本当に・・・当たり前のことをただ、ゆっくり丁寧にやっているなんです。

(サンキュータツオ)スモールカレーだよね。

(マキタスポーツ)そう。これがね、もう大好評で。飛ぶように売れましてね。はい。大変なもんでしたよ。

[リンク]振り返る昨日(マキタスポーツオフィシャルブログ)
前日の夜にカレーを仕込んで出来上がった50人前のカレー間違ったポップを書かれたりそういえば、楽屋には、ずいぶん前に僕らのやったセットリストが貼ってあって、キュ…

(サンキュータツオ)食べたいわー。

(マキタスポーツ)でね、今回大発見だったんですけど。作り終えて完成!って言っていたんですよ。で、完成したけど、なんかちょっと量が足らねえなって。

(サンキュータツオ)ルウの?

(マキタスポーツ)ルウじゃなくて、具材が足らねえなっつって。したら、たまたま切り忘れたタマネギがあって。で、生タマネギを刻め!っつって。バッと刻んで。それをいちばん最後にパッて中に入れて。

(サンキュータツオ)はいはいはい。あ、一緒に炒めるんじゃなくて、いちばん最後にふりかけのように生タマネギを?

(マキタスポーツ)入れて、で、食べたらこれが美味いの。大発見だった。

(サンキュータツオ)美味そうですね。

(プチ鹿島)つけ麺やすべえみたいな?

(マキタスポーツ)うん。そうそうそう。あれ、有りだった。今回、だからそういうミステイクみたいな中から、なんか新しいのがね。

(サンキュータツオ)家系も最後、なんかタマネギかけるもんね。

(マキタスポーツ)ありますね。

(サンキュータツオ)あれ、いい感じですね。みなさんもぜひ、チャレンジしてみていただければ。やってみたカレー、写真をアップしていただければね、僕らもちょっと。

(マキタスポーツ)食べに行きます。

(プチ鹿島)タマネギ生はね、たしかにね。

<書き起こしおわり>
マキタスポーツとプチ鹿島 こだわりのカレーの作り方を語る
マキタスポーツさんとプチ鹿島さんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』の中で、各々のこだわりのカレーの作り方について熱く語っていました。 (マキタスポーツ)そろそろね、は...