武井壮 百獣の王の目指したきっかけは野生の大鹿との遭遇

武井壮 ピエール瀧との出会いとバラエティー番組デビューを語る たまむすび

武井壮さんがTBSラジオ『小林悠たまむすび』に出演。百獣の王を目指し始めたきっかけについて語っていました。

(玉袋筋太郎)いやー、俺はやっぱり百獣の王を目指したね。『森で野生の鹿に会い』っていうね。俺も野生の鹿に会ったことあるんだよ。

(武井壮)マジっすか?

(小林悠)どこでですか?

(玉袋筋太郎)ケンタッキーの方で。でっかいのよ。すごいのよ。

(武井壮)ムースみたいなやつ。

(玉袋筋太郎)緑のあれにさ、すっごいオレンジ色の毛が。ウワッ!と動いで出てきたの。

(小林悠)角は生えてる?

(玉袋筋太郎)角、生えてる。これ、ヤバい!

(武井壮)デカいっすよね。本当、デカいんすよ。身長、だって2メーター50とかあるから。

(小林悠)えっ?怪獣じゃないですか、それ。

(玉袋筋太郎)ムースなんてね、俺剥製見たけどね、あれはデカい!

(武井壮)最大、でも3メートル級のも。

(小林悠)ぜんぜん比にならない感じですか?奈良の鹿とか。

(武井壮)奈良の10倍ぐらい。本当に。本当にそうなんです。大胸筋が俺の上半身全部以上ありますからね。圧倒されます。なんにもできないですね。あれね。

(玉袋筋太郎)勝てねー。あんなの、勝てねー。

(小林悠)それが急に出てきちゃったんですか。武井さんの前に。

(武井壮)そうです。俺、アメリカでゴルフやっている時に、ゴルフコースのサンドイッチが美味すぎて食い過ぎて、85キロになっちゃったんです。

(小林悠)いま何キロですか?

(武井壮)いま70ないぐらいです。69とか。いまから16キロ、増えてたっていう。それでヤバい!痩せないと・・・って思って住んでいた寮の裏山をジョギングしてたら鹿が出てきて。『ヤバい、殺される』って思って腰抜けちゃって。で、そん時に俺、気づいて。俺、スポーツとかがんばってるのはいいけど、こんなことやってたら、山で鹿に遭遇してたら命終わってたかもしれないって思ったら。もう衝撃的で。

(小林悠)なんで!変な所ランニングしてるからじゃないですか。

(武井壮)変な所じゃない。ちゃんと山の山道、獣道みたいな所。あ、獣道・・・

(小林悠)(笑)

(玉袋筋太郎)そこ行っちゃったんだ。入り込んじゃったんだな。

裏山で遭遇した鹿に腰を抜かす

(武井壮)それが衝撃的で。帰り道にいちばん分厚い動物図鑑くれ!っつって。それ買って、鹿の所から読み始めたのが百獣の王のスタートっていう。

(小林悠)じゃあ、あらゆる動物にあっても、勝てるように?

(武井壮)そう。最初はね、逃げ切れる情報を仕入れてたんですよ。どういうところが苦手とか、こういう習性があるからここに近づいちゃいけないとか。この距離に入っちゃいけないとか。そういうのをずっと調べてたんですよ。でも、日本に帰ってきて、トレーニングしなきゃいけない。この体をなんとかしなきゃいけないと思ってバキバキトレーニングしてたら・・・そん時のことが台湾プロ野球のコーチとかの時なんですけど。

(玉袋筋太郎)(笑)

(武井壮)やっぱり大きい動物って遠くから石を投げないと倒せないっていうことで、球速く投げたいと思って、野球のチームのコーチをやってたんです。

(小林悠)あ、なに?動物が先なんですか?

(武井壮)そうです。

(小林悠)それ、怒りません?野球チームの方。

(武井壮)しょうがないです。それは僕が教えるスキルがあったんで。交換条件ですよね。要は。俺は球を投げるスキルがほしい。向こうはトレーニングのスキルがほしいっていうんで、交換条件で行ったんで。

(玉袋筋太郎)いや、だけど本当にね、俺は動物には・・・ウサギにも勝てねーって俺、思ってるからね。要するに武井くんみたいに自分で考えてないと。シュミレーションしてないと。ウサギだって危ねーんだ。あんなの。

(武井壮)たしかにね。

(小林悠)どう危ないんですか?

(玉袋筋太郎)バーン!って体当たりとかさ。噛まれたりとか。噛むのは危ねーです。細菌が入ったりとかね。

(武井壮)簡単ですけどね。両耳をガッとつかんでビターン!って地面にね。

(小林悠)かわいそう!(笑)。

(玉袋筋太郎)ビターン。あれ、ペンギンは危なかったよ。

(武井壮)ペンギンはヤバいっす。どこが危ない?

(玉袋筋太郎)抱っこしたら、あいつら鳥だ。クチバシ、すげーんだよ。目、くり抜こうとすっからね。こっちの。危ねー。

(小林悠)目は認識するんですね。

(武井壮)ただ、ペンギンはイージーです。ちっちゃいやつはフットボールと同じぐらいのサイズなんで、フリーキックでゴール狙ってバーン!って。ビターン!クルクルクルッ!って。

(小林悠)かわいそう!(笑)。

(玉袋筋太郎)俺ね、シャチもからんだけど。シャチっつーのは強えーぞ!あれは、武井壮でも無理だ!シャチだけはダメ。

(武井壮)シャチはイージーです。

(小林悠)嘘だー!

(玉袋筋太郎)イージーじゃない。シャチ。

(武井壮)熱海で『来い!かかって来い!』っつったら、ザザーン!で座礁しますから。怒ってかかってきたら。あそこ、干物をすげー作ってるんで。それで干からびるでしょ。

(玉袋筋太郎)なるほど!

(小林悠)熱海限定でしょ!?

(玉袋筋太郎)よくね、シャチがオタリアっていうね、アシカの、オットセイの子どもをバカーン!って食うシーンがあるんだよ。もっと引っ張って、上げちゃって。干しちゃえと。それでいいのか。

(武井壮)『来いよ!』って。

(玉袋筋太郎)ああ、そう!

(武井壮)干物屋の手前あたりで。

(玉袋筋太郎)あたりだな。わかるわかる。それ、いいね。

(武井壮)ニューオークラじゃなくて、なんでしたっけ?ニューアカオ。おりてきたあたりのところでね。すいません。こんな話してる場合じゃないですね。すいませんね。

(小林悠)でも、勉強になりました。使う機会があるかはわからないですけど。

(武井壮)本当ですか?それより、なんで今日、すっぴんなんすか?小林さん。

(玉袋筋太郎)ほら、言われてるよー。

(小林悠)(笑)。これでもさっき、おさえてきたんですけど。トイレで。

(武井壮)本当っすか?佐藤浩市さんも『気になった』って言ってましたよ。

(玉袋・小林)(笑)

(玉袋筋太郎)言われてるよ。

(小林悠)さり気なく、『あ、私服になったんですね』って。オブラートに包んだ言い方ですけどね。

(武井壮)いいですね。

<書き起こしおわり>

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