武井壮さんがTBSラジオ『小林悠たまむすび』に出演。武井さん独自のトレーニング理論として、日常生活をすべてスポーツ化し、思ったように体を動かせるようにするという話をしていました。
(玉袋筋太郎)いやいや、競輪選手って誰に教えてたの?
(武井壮)競輪はね、千葉県の選手で。メインにしてたのは従兄弟ですわ。
(玉袋筋太郎)従兄弟、競輪選手なの?
(武井壮)従兄弟がね、オヤジのお兄ちゃんの息子が競輪選手をやってまして。従兄弟、武井大介っていうんですけど。千葉のS級1班でね、今年も数千万稼いでますよ。
(玉袋筋太郎)あらららら。
(武井壮)若い時にトレーニングを指導してたりしたんですけど。あと、そのまわりの後輩とかをトレーニングしたりとか。
(玉袋筋太郎)へー!千葉フラワーラインのところだな。山健さんのところだ。
(武井壮)そうですね。よくご存知で。
(玉袋筋太郎)そうですよ。あ、ヤバい、競輪の話になっちゃった。でも、トレーニングとかやってて、トレーニング理論。それっていろいろあるじゃない?いろんな人それぞれのね。これ、どういうのなの?
自分の体を頭で思ったように動かせればスポーツなんか簡単だ
(武井壮)僕はね、あんまり、トレーニング理論っていうよりも、とにかく自分の体を頭で思ったように動かせればスポーツなんか簡単だっていう理論ですね。要は。
(玉袋筋太郎)はあはあ。
(小林悠)私、ぜんぜん運動できないんですけど。
(玉袋筋太郎)自転車も乗れないからね。
(武井壮)自転車も乗れないですか?
(小林悠)どうしたらいいでしょうね?
(武井壮)なんかね、日常生活をスポーツに変えちゃえばいいと思います。
(玉袋筋太郎)おっ、来た!
(小林悠)たとえば?
(武井壮)たとえば、ペットボトルがここにありますよね。まず、これを普通に持って飲んだら、これは日常生活です。これは、なんにもないですよ。でもペットボトルって角とかあるじゃないですか。この角のところを指の真ん中あたりの気持ちいいところの親指と中指だけで、角のところをピタッと持とうと決めると、失敗したり成功したりするんですよ。これはもう、スポーツなんですよ。
(小林悠)はい。
(武井壮)スポーツっていうのはそういう作業なんですよ。頭の中でああしよう、こうしようと思ったことを、ああしよう、こうしようとするのがスポーツなんですよ。たとえばね、ボールをこういう風に蹴ってあそこに飛ばそうとか。それとこれって同じ作業なんです。ただそれを普通になんも考えないで持つと、日常生活になっちゃうんですよ。
(小林悠)難しい、これ。
(玉袋筋太郎)常にスポーツだね。
(武井壮)そうです。そういうことを常に自分の体と頭を使ってやってると、24時間ずっとスポーツの練習をしてるようなもんなんで。自分の体を頭で思った通りに動かそうとする能力が伸びるんですよ。だけど、スポーツをやりたいって思った人って、スポーツやる時だけスポーツするでしょ?だから1日2時間トレーニングしたって、2時間しかやってないんですよ。武井壮、24時間やってますから。要は12倍練習してますから。だから普通の人の、まあ5倍、10倍ぐらいのスピードで伸びていく。だから陸上とか2年ぐらいで日本チャンピオンになっちゃう。
(玉袋筋太郎)これだよ。
(小林悠)まあ、実際そうですけどね。
(武井壮)簡単な事です。
(小林悠)疲れません?
(武井壮)ぜんぜん疲れないですよ。慣れちゃってるんで。
(小林悠)えっ?じゃあいまスタジオに入ってきた時も、椅子に座るまで、なんかいろいろ?
(武井壮)たとえば床とかにね、フローリングの線とか入っていたら、この角をつま先の先っちょで踏むようにしておこうとか。あと、ドアノブ持つ時もいまみたいな感覚であそこを持とうと思って持ったりとか。かならずそういうことをしてるんで。それが癖になっていて。しかもそれが成功したり失敗したりするのがやっぱり楽しいんで。しかも、成功率がどんどん増えていくんで。俺、ほぼ最強の状態なんですよ。
(小林悠)(笑)
(玉袋筋太郎)いま、最強の状態?
(武井壮)打率8割ぐらいのバッターぐらいの感覚になってるんで。
(玉袋筋太郎)8割!すごいね。
(小林悠)いま、なにと対戦したいですか?
(武井壮)いま、なにと対戦したい?難しいあれですけど、あれですね。社会の荒波と対戦してるところで。なんとか自分の身体能力とおしゃべりとかで・・・
(玉袋筋太郎)増税!
(武井壮)増税とかね。
(玉袋筋太郎)増税と戦う武井壮(笑)。
(武井壮)そういうものから逃げ切りたいなと。
(玉袋筋太郎)逃げ切る。それ、脱税だから!ダメだよ(笑)。
(武井壮)脱税はマズいっすよ。
(玉袋筋太郎)納税はしっかりする。
(武井壮)確実にしてますよ。あの、銀行振込一括でしてますから。分割にしてませんから。クリーンに納めてますから。
(玉袋筋太郎)(笑)。社会の荒波とね、戦いたいっていうことで。
(武井壮)そうなんですよ。やっぱりね、就職とかね、やっぱり意図しない会社に就職しちゃったりする人も多いじゃないですか。
(小林悠)もうほとんどですよね。
(武井壮)そういうんじゃなくて、ね。自分のいちばんやりたいと思うことだけで人生の時間を埋めてやろうと。それ、やっぱり社会からの逃げ切りだと思ってるんで。
(玉袋筋太郎)逃げ切るか。死ぬまで。
<書き起こしおわり>
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