星野源さんが2023年4月4日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でApple TV+で配信中のドラマ『テッド・ラッソ』について話していました。
（星野源）で、そんないろいろメールを……ふつおたでもいいですし。たとえば「新生活が始まって今、こんな気持ちです」でもいいし。「旧生活が始まりました」っていう人の、いつもの生活がこれですっていうのでもいいし。どんどんメールください。あとは一応、メールテーマとしては「流行しているトレンド」みたいなのをちょっと聞いてみたいなと。
で、今、僕の目の前には作家の寺ちゃんが……最近、ChatGPTをしたけれども、よくわからないということだったんで。その……今、じゃあ寺ちゃんの中ではそれがちょっとトレンドというか？
（寺坂直毅）寺坂です。そうですね。楽しいですね。家でそれを暇な時にするのが。
（星野源）うんうん。楽しいよね。僕もちょっと暇な時、会話してますよ。どうでもいい会話、してますよ。本当に。「元気ですか？」とか、そういう本当に……本当に雑談できるからさ。
（寺坂直毅）フフフ（笑）。
Apple TV+『テッド・ラッソ』
（星野源）そうそう。「春ですね」とか。なんかそういうのができるからさ。あと、僕で言うと『テッド・ラッソ』というドラマがありまして。それはApple TV+でのみの配信のドラマなんですけど。これがめちゃくちゃ面白くて。でもこれもシーズン3まで来ていて。数年前からやってるドラマなんですけど。なんで知ったかっていうと、本当になんのきっかけもなく。「Apple TV+を最近、開いてないから開いてみよう」と思って、開いて。で、バンッと出てきて。なんとなくピンと来て「見てみよう」と思って。それで見てみたんです。
そしたら、とんでもなく面白くて。特にシーズン1が「面白い！」ってなってですね。2も3も面白いんですけど。それで今、3の途中なんですよ。それで今、最新話が続々と更新されるのを待っているっていう状況なんですけど。
アメリカのアメフトの監督だった人が、イギリスのサッカーチームの監督になるっていうコメディなんですよ。で、「スポーツ物だな」と思って見てるんですけど、驚くことにサッカーの試合がほとんど出てこないんですよ（笑）。
で、コメディなんです。コメディだから、笑うし。久々に……僕はあるシーンで笑いが止まらなくなるぐらい、声を出して笑ったんですけども。でも、なんていうか同時にもう泣けて泣けてしょうがないっていう。なんか、そういうのもありまして。
笑えて、泣けるコメディ
（星野源）そのテッド・ラッソっていうのは監督の名前なんですけど。なんか、その人のキャラクターみたいな……で、副題が『破天荒コーチがゆく』みたいな感じなんですよ。だからなんか激ヤバ監督が来て、サッカーチームをめちゃくちゃにするみたいな話なのかなと思ったんですけど。なんか、めちゃめちゃ繊細な内容でですね。コメディだし、笑えるんだけど、人間の機微というか、人間をめちゃめちゃ描いててですね。本当にあと、芝居がうますぎっていう、そういう面でも感動しますし。脚本うますぎっていう面でも感動しますし。
なんかいろいろ、すごく面白くて、おすすめで。今、ちょっと自分の中で……知ってる人はね、今更って感じだと思うんですけども。「なんでこんなに面白いのに、周りの人は誰も言ってくれなかったのかしら？」っていうぐらい、自分の周りではあんまり……それこそ仕事仲間とかではいなかったんで。
で、それをおすすめされてとかじゃなくて、なんとなく自分で……もちろん、有名なんですよ。有名なんだけど。で、好きな人はいっぱいいると思うんだけども。自分がただポチッとやって、見て、とんでもなく面白かったっていうのもあって。今、ちょっと自分の中で流行ってますね。
＜書き起こしおわり＞
