清水直樹 ケンドリック・ラマーのサマーソニック2023出演決定を語る

清水直樹 ケンドリック・ラマーのサマーソニック2023出演決定を語る J-WAVE

クリエイティブマン代表取締役社長の清水直樹さんが2023年1月26日放送のJ-WAVE『STEP ONE』に出演。サマーソニック2023のヘッドライナーとしてケンドリック・ラマーの出演が決定したことを発表していました。

(サッシャ)さっきも話が出ました、8月19日、20日に開催されます。東京ではZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ。さらに大阪と同時開催のサマーソニックなんですけれども。昨日、ブラーのヘッドライナー発表がありましたけども。もう1組、発表をしていただけるということで、クリエイティブマン代表の清水さんにお越しいただきました。

(清水直樹)よろしくお願いします。

(サッシャ)よろしくお願いします。ブラーですか。驚きました。

(清水直樹)まあ、待ちに待ったって感じですね。20年ぶりなんだよね。サマーソニックでは。で、その20年前はグレアムがいなかったっていうことで。本当に4人での、オリジナルメンバーでは初のサマーソニックっていうことで。

(サッシャ)めっちゃ楽しみですね!

(清水直樹)これはもう決まった時は、本当にガッツポーズでした。

(サッシャ)そして今日はなんと、もう1組をここで発表していただくために来ていただいたということで。先に言っておきますけども正直、私は23年、ずっとサマーソニックのメインステージのMCをやらせていただいて。こういう発表って「おおーっ!」って言っていますけど、事前に知ってることが多かったんですよ。でも今回は、本当に知らないんですよ。

(清水直樹)うん、言ってない。

(サッシャ)なので、聞いてる方と同じ気持ちでこれから聞こうと思うんですけど。今日、発表していただけるんですよね?

(清水直樹)どうしようね?(笑)。「もうここまで引っ張ったら……」ぐらいな(笑)。

(サッシャ)ええっ?(笑)。

(清水直樹)いや、言いますよ。もちろん。

(サッシャ)もう、超楽しみでございます。では、行きしょうか。サマーソニック、もう1組のヘッドライナーは?

(清水直樹)ケンドリック・ラマー!

(サッシャ)おおーっ、来たーっ!

(清水直樹)来たね!

(サッシャ)絶対に見たい!

(清水直樹)絶対に出したかった。見せたかったアーティストですよ、これは。

(サッシャ)そうですか。

(清水直樹)やっぱり、結局フジロックでしか来てないから、彼は要は東京とか大阪とかでやってないんですよ。日本で唯一、苗場でしかやっていないっていう。

(サッシャ)たしかに!

(清水直樹)これだけ、もうグラミーを獲得して、ピューリッツァー賞も取っているような世界的なアーティストで、もう革新的な人なんだけど。東京や大阪ではやっていない。それでサマーソニックで本当に実現できたというのはすごいことだなと。

(サッシャ)日本の二大都市を制圧するということになるわけですよね。いや、これはでもすごいな! 改めて、なぜケンドリック・ラマー?

(清水直樹)とにかくずっと呼びたかったし、なんだろうな? もう本当、革新的なアーティストで。ヒップホップというだけじゃなくて、僕の中ではアーティストとしてレディオヘッドとか、ビョークとかと同じ存在なんだよね。もう、それぐらいのアーティストで。サマーソニックにまだ出てないっていうことで言ったら、もう去年の段階から「今年は狙おう」ということで。かなりアプローチをして、去年の12月の本当に終わりとか、そのぐらいの時にようやく実現できたんで。もう、クリスマスプレゼントだったっていう感じで。

(サッシャ)いや、すごい! ちょっと、もっとこの話を聞きたいんで。ちょっと気分を上げるために曲を聞きましょう。

Kendrick Lamar『N95』

(サッシャ)ケンドリック・ラマー『N95』を聞いていただきました。そうなんです! サマーソニック、もう1人のヘッドライナーはケンドリック・ラマー! ということで、クリエイティブマンの清水直樹社長に発表していただきました。引き続き、よろしくお願いいたします。

(清水直樹)よろしくお願いします。

(サッシャ)いやいや、ちょっと本当に今、最重要……音楽シーンで最も重要な人。これを呼べたという。もうクリスマスプレゼントだというお話でしたが。なんか、去年の段階から呼ぼうと決めてたということですが。今年のサマソニをこういう風にしたいみたいなのって、あるんですか?

(清水直樹)うーん。やっぱりいろんなフェスを見ながら、「ああ、このラインナップ、いいな」っていう憧れがあるわけですよ。そうすると、やっぱり去年のグラストンベリーなんかでビリー・アイリッシュやケンドリック・ラマーなんかを見ていると、「このどっちかは呼びたいよな」っていうことで。その二つにアプローチをしたんだよね。

(サッシャ)ああ、そうですか。

(清水直樹)で、その中でケンドリックがより興味を……サマソニには出てなかったっていうこともあって、興味を持ってくれたという。

(サッシャ)へー! ビリーも気になるけど……(笑)。

(世良マリカ)ねえ(笑)。

(清水直樹)いつか、呼びたいよね(笑)。

(サッシャ)今年じゃないんだ。なるほど(笑)。いや、いいですね。フェスはやっぱり……でも、ヘッドライナーってそこの1個の軸じゃないですか。そこから、今年のテーマみたいなのって、あるんですか?

追加アーティスト発表

(清水直樹)そうね。さらに明日、またいくつか発表があるんですよ。海外のアーティストだと10アーティスト以上。それと、日本のアーティストが2アーティスト。去年はワンオクだけ発表したんだけども、今年は2アーティスト、日本のアーティストも発表できるんで。それはかなりまた面白いアーティストが出てくると思います。

(サッシャ)えっ? 発表、2日連続かと思ったら、3日連続の発表なんですか? 明日……海外アーティストが10組以上。と、2組の日本のアーティスト。やっぱり、ヘッドライナーに近いような?

(清水直樹)もう「ヘッドライナー」と言ってもいいんじゃないかっていうアーティストも中には入ってるので。

(サッシャ)しかも、その世界観的に繋がっている感じですか?

(清水直樹)うーん。まあ、そうね。「ブラーを呼んだら、なんかイギリスのアーティストでやはり、もうひとつ大物を呼びたいよね」とかね。いろいろと、そういうことは考えた。

(サッシャ)あの人たちかな?

(清水直樹)誰だろうなー?

(サッシャ)3人かな?

(清水直樹)うーん? 何人だろう?(笑)。

(サッシャ)フフフ(笑)。ああ、なるほど。ケンドリック・ラマーと来たら、ヒップホップも?

(清水直樹)ヒップホップも、そうね。新人で結構、これから伸びそうなアーティストなんかブッキングしたりしています。

(サッシャ)メインステージに関しては、たとえば1日はロックで、1日がヒップホップみたいな、そんな色合いにするということではないんですか?

(清水直樹)完全に混ざるね。去年はもうちょっと色合いを分けてっていう感じにしたけど、今年はなんかブッキングしてるうちに、もう幅広く。で、去年いたK-POP系もかなり出てくると、アジアなんかもやはり、ブッキングが増えてきてるんで。あんまりステージのコンセプトにはこだわらずに、いろんなジャンルで。

(サッシャ)そうですか。アジアンステージみたいなイメージも過去、ありましたけど。そうじゃなくて?

(清水直樹)でもアジアを中心としたパシフィックステージは残そうと思ってる。あとビーチステージを今年、ちょっとコンセプトのあるステージにひとつ、したいっていうことで。ちょっと今、アーティストと話をしていて。そのアーティストにブッキングをしてもらうとか。

(サッシャ)ああ、オーガナイザー的にそこのステージがなると。

(清水直樹)なんか新しいチャレンジをしてみたいなっていうことで。いろいろと面白い試みは今、チャレンジしています。

(サッシャ)またちょっとパワーアップするんですね。

(清水直樹)うん。

(サッシャ)どうですか? 世良マリ? フェス未デビューの……。

(世良マリカ)もうドキドキが止まらないですね。

(サッシャ)2日間でいろんなアーティストが見れますからね。

(世良マリカ)ねえ。どんどん発表されていて、どんどん楽しみになってきますね。

(清水直樹)これを出すと、始まったっていう感じがするんだよね。

(サッシャ)本当に清水さん、ありがとうございます。この極寒の日に発表してもらって。昨日今日と一番寒い時に発表していただいたんで、夏が待ち遠しくなりました。

(世良マリカ)たしかに! 本当に待ち遠しい!

(サッシャ)で、大阪もということで。このへんの一体感も……段々少しね、去年よりもいろんなこともやりやすくなると思うので。楽しみですね。制約も去年とか、その前のスーパーソニックもあった中で、何とか乗り越えてきた部分もあると思いますが。

(清水直樹)今年も夏まで行ったら……去年からね、海外のアーティストはもう我慢できないから。もうそれこそね、弾けてはいたけども。さらに……。

(サッシャ)海外ではもうそっちが普通だったんで。スタンダード的にね、彼らはねえ。

(清水直樹)まあ、要はサマーソニックはもう本当に中間的な意味合いっていうのを持ってると思うんだよね。世界と繋ぐ。で、日本は今、こういう状況だけど世界はこういう状況だよっていうところで。だからより世界にやはり近づけていくっていうところでは、サマーソニックってそういうテーマもあるんで。盛り上げていきたいですね。

(サッシャ)アートの部分とか、見せ方とかも楽しみです。

(清水直樹)今年もアートはね、ちょっと派手にやりたいなとは思っているんで。あと、できたら大阪の方にも広げていけるようにっていうことで今、いろいろと話をしてますね。

(サッシャ)いいですね。テーマがどういう形で……揃った時にたぶんきっと、今年のサマソニはこうだったねっていう全体像が見えてくると思うんで。それがどういう感じになるのか、楽しみでしょうがないです。

(清水直樹)期待していてください。

(サッシャ)チケットは、いつ買えるようになるんですか?

(清水直樹)これから発表になるかな? 明日、アナウンスということになるんで。そこでしっかりとチェックしてもらって。

(サッシャ)じゃあ、そのへんの情報もそろそろ出るっていうことですね。わかりました。いや、楽しみです。今年の夏は千葉で弾けましょう!

(世良マリカ)はい。はじめてのフェス、サマーソニックで(笑)。

<書き起こしおわり>

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