真空ジェシカの川北さんが2022年3月11日放送のTBSラジオ『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』の中で剣道家・栄花直輝選手についてトーク。その魅力や栄花選手から受けた影響について話していました。
(ガク)メールが届いております。「はじめてメールします。53歳の主婦です。娘が聞いているラジオを小耳に挟んでいたら川北さんが栄花さんの話をされていたので娘にメールを送るようにお願いしました」。
(川北茂澄)フフフ、剣道家の栄花直輝選手ね。
(ガク)川北が動画を見ているという。「……私もかねてより栄花さんの大ファンです。雑巾がけのシーンの発言に嬉しさでのけぞって咆哮をしてしまいました。あのシーンを見て『頑張ろう』と思う人に悪い人はいないと考えてます。ラヴィットでは『なんてふざけた人たちだ!』と憤っていましたが、川北くんは実はとても真面目ないい青年なんだと考えを改めました。誤解していた主婦をどうか許してね。川北くんがジュリー以来の推しになりました」。
(川北茂澄)アハハハハハハハハッ!
(ガク)「……これからのお二人の活躍を陰ながらお祈りしております」。すごい! ファン獲得しているじゃん。
(川北茂澄)ありがとうございます。やっぱりそうなんですよ。わかってもらえると思うんですよね。この栄花直輝選手『ただ一撃にかける』。これを見ていただければ僕の人間性とかが……。
(ガク)それ、YouTubeに上がっているの?
(川北茂澄)それは、わかんない。上がっていても、いいやつなのかがわかんないし。どこが公式かもわかんないから。昔、VHSで見たやつだから。
(ガク)滑った後に絶対にじゃあ、その栄花直輝選手の話をしたら……ファンが増えていくんじゃない?
(川北茂澄)ああ、じゃあ毎回、していくわ。
(ガク)それは、頼むわ。
(川北茂澄)毎回、栄花直輝選手の話を俺がすればいいっていうことでしょう? えっ、ツッコミっていないんだっけ?
(ガク)フフフ、違うと思っているんだったら、お前が突っ込むんだよ?
(川北茂澄)俺は、ちょっとごめん。ツッコミっていうものは母さんの腹の中に置いてきたからよ……。
(ガク)なんだ、その言い回し(笑)。だとしたら、とってもやりづれえな(笑)。栄花選手はなにが魅力的なの?
栄花直輝の魅力
(川北茂澄)やっぱりその、世界選手権を前にして「自分の剣道を一から見直す」って言って、道場の雑巾がけから始めるっていう……その発想はないよね。たとえばだけど、漫才師が「よし、M-1前だ」ってなって。自分たちの漫才だったり、ネタ合わせ、ネタ作りだとかをするような、そういうことではなくて。センターマイク磨きとか、会場の雑巾がけとか、そういうところからするみたいな。
(ガク)その影響でお前はM-1前にぷよぷよをやるようになってしまったのか……。
(川北茂澄)そう。全部がつながって、意味がわかってもらえる。全部、意味があるのよ。
(ガク)M-1前日に夜ふかしをしてぷよぷよをやるようになってしまって。
(川北茂澄)みんなが思っている基礎よりももっと基礎があるぞっていう。気持ちのところから作っていく。その結果、世界大会で突きを決めて勝利をするわけよ。突きなんていうのはほとんど入らない。一本にならない。一番難しい……もう、喉だけだから。
(ガク)ほとんどないから。
(川北茂澄)で、まっすぐで。隙もデカいから。で、そこの一瞬を見逃さなかったのは栄花選手がぷよぷよを一生懸命頑張ったからっていう。
(ガク)栄花選手はぷよぷよをやってねえよ! 雑巾がけね。
(川北茂澄)全部つながってくるんだよ。
(ガク)そうですか。じゃあ、武道の一番大切なことを教えてくれる人なんですね。
(川北茂澄)そうそう。
栄花直輝『ただ一撃にかける』
<書き起こしおわり>