町山智浩さんと山里亮太さんがTBSラジオ『たまむすび』で本多猪四郎監督の映画『マタンゴ』について話し合っていました。
(赤江珠緒)先週ね、切通理作さんとのトークイベント、どうでした?盛り上がりましたか?
(町山智浩)はい。あの、立ち見も出まして。本当、ありがとうございました。みなさん、どうもでした。
(山里亮太)町山さん、先週ね、ご紹介いただいたじゃないですか。本多猪四郎監督の話。
(町山智浩)はいはい。
(山里亮太)あの日の帰り道に、もう『マタンゴ』を買って帰りましてね。見ましたよ。
(町山智浩)(笑)。ありがとうございます。
(山里亮太)まー、たしかに水野久美さん。いやらしかったですねー!
(町山智浩)ねえ。でも、あれを小学校の時に親と一緒に見た気分っていうのはね、ちょっと説明できないですね。
(赤江珠緒)(笑)
(山里亮太)たしかに(笑)。
(赤江珠緒)なるほどー。
(山里亮太)あのキノコをカプッとね、先っぽをかじる感じ。いま見ても、すげー面白かったです。
(町山智浩)ねえ。だから、あれを見てからスーパーマリオをやると、すごい別の気分になりますね。
(赤江珠緒)(笑)。ちょっと待って。スーパーマリオに持っていかれるとは、びっくりしましたね。
(町山智浩)いや、おんなじもんですよ。メタファーですから。
(山里亮太)あれを表現してるんですね。あれをイメージして。
(赤江珠緒)でも、無人島で遭難した時の極限状態の人間心理みたいなね。表してね。
(町山智浩)あれも深い意味があるんでね。あのトークイベントで話したんですけど。今度、本にしますから読んでください。
(山里亮太)あ、読みます。
(赤江珠緒)わかりましたー。
(山里亮太)最後のメッセージの重さとかね、すごかったですけど。
<書き起こしおわり>