宇多丸 佐々木喫茶『恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな』を語る

宇多丸 佐々木喫茶『恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな』を語る アフター6ジャンクション

宇多丸さんが2021年5月27日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で佐々木喫茶『恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな』を紹介していました。

(宇多丸)さあ、続いてはもうほとんど毎月、「月刊佐々木喫茶」みたいになっていますけども。プロデューサーの佐々木喫茶さん、とにかくもう創作意欲があふれすぎていて。曲をもうほとんど1週間に1曲ぐらいのペースで出しているんじゃないのか?っていうぐらいですよね。

(森田秀一)しかもYouTubeで動画とかもバンバンやっていますからね。

(宇多丸)もうなんかできた順にバンバン出しちゃうみたいなことをBUBKAの前のインタビューでもおっしゃっていましたけども。今月もさ、佐々木さんがいっぱい出しすぎていて全部扱いきれないっていう事態になっているんだけども。詳しくは、どういうのが出ているのかはBUBKAの実際の誌面にいろいろ書いてあるので読んでいただきたいのですが。1曲、選ぶならやっぱりこれでした。戦慄かなのさんの妹さんの頓知気さきなさん。2人でfemme fataleっていうのもやっていますけどね。宇内さんもご存知でしょうけども。

(宇内梨沙)はい。ファンです。

(宇多丸)で、頓知気さきなさんご自身がこの間、グラビアをやって。ご自身が80年代の河合奈保子とか、そういうのが好きで、みたいなことを言っていて。で、佐々木喫茶さんがその感じに衝撃を受けて。頓知気さきなさんの80’sの……しかもその80’s憧れのてらいのないアナクロ感っていうか。そこにたぶん衝撃を受けて、頓知気さきなさんに捧げる形で作ったと言われております。こちら、お聞きください。佐々木喫茶『恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな』。

佐々木喫茶『恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな』

(宇内梨沙)佐々木喫茶『恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな』をお聞きいただいております。

(宇多丸)佐々木喫茶さん、元々80年代テクノポップ歌謡調みたいなのをすごく得意にしていますけども。これは特に、たぶんAメロの歌いだしとかがちょっと『センチメンタル・ジャーニー』感とかさ。いろんな要素がでも、やっぱり現代版として……なんていうの? ちょっとジャンク的に集積されている感じというか。かわいいし、かっこいいし。でも、ちょっとなんか毒っ気も感じるし、みたいな。

(森田秀一)ありますね(笑)。

(宇多丸)やっぱり独壇場っていう感じですね。

(森田秀一)このペースでこのクオリティーですもんね。

(宇多丸)宇内さん、かわいいでしょう? これ、めちゃめちゃ。

(宇内梨沙)かわいい! 『恋のロケットランチャー』っていうタイトルの付け方もすごいですよね。

(宇多丸)「ばっきゅんばっきゅん」みたいなね(笑)。よく聞くといろんなところで「にゃんにゃん」とか、そういう80年代的な語彙が出てきますんで。そのへんも楽しかったりします(笑)。

<書き起こしおわり>

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