町山智浩『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』を語る

町山智浩『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』を語る たまむすび

町山智浩さんが2021年4月20日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中で新刊『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』を紹介していました。

(町山智浩)で、僕の新刊が出まして。『恋する映画』という本を出しました。それをお聞きの皆さんの中から5名にプレゼントをしたいと思います。

(赤江珠緒)これは町山智浩さんがトラウマ級の恋愛映画8本を徹底解剖しているということで。「恋愛についての映画は人生についての映画である」ということですね。

(町山智浩)はい。「町山みたいなモテないおっさんが、なにが恋愛映画だ? バカヤロー!」っていう人はいると思うんですが、そういう人のための本ですから(笑)。

(赤江・山里)アハハハハハハハハッ!

(町山智浩)そういう人のための本です。まえがきとあとがきにも書いてあるんですけど。「全く自分に縁がないと思っていたって恋愛というものが実はすごく、人にとっては大事なんだ」という話が描かれてるような映画について紹介しています。『(500)日のサマー』とか『愛がなんだ』とかね。『ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから』とか『マリッジ・ストーリー』とか。まあ、すごくモテる人のための本ではないですから(笑)。

(赤江珠緒)そうですか(笑)。こちら、スモール出版から税込み1540円で販売中でございます。

(中略)

(町山智浩)これはね、モテない人っていうのは非常に自意識が強くて。人のことをちゃんと考えられないという問題を抱えているんですが。誰かのことを好きになったら自分自身の問題と直面せざるをえないというようなことをテーマにした映画が中心になっていますので。誰にでも読んでいただきたいと思います。はい。

「誰かのことを好きになったら、自分自身の問題と直面せざるをえない」

(赤江珠緒)わかりました。ちょっとじっくり読ませていただきましょう(笑)。

(町山智浩)よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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