ファーストサマーウイカさんが2021年1月11日放送のニッポン放送『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0』の中で2020年末に出演した『ももいろ歌合戦』についてトーク。そこで感じたももいろクローバーZのすごさについて話していました。
(ファーストサマーウイカ)世間の皆さまは3連休があったんですよね。正月明け、行ってすぐ3連休やから最高!って思ったけど、その明けの今日からめちゃくちゃキツいで。なあ、わかるよ。月曜のキツさは私もわかりますよ。私はちょっとね、お正月、お休みをいただいたりとかしてたんですけど。もう年末がとんでもなく忙しかったんですよ。たぶん30、31ぐらいはほとんど寝てなかったね。
まあ、いろいろね生放送をはしごしたりしてたんですけど。31日。もう年越しですよ。最高の年越しでした。去年は。ラジオでも何度もお話ししてた、何度も「出たい、出たい」という風に圧力をかけていた……(笑)。「全力のコネを使ってどうにか出られへんか?」って。もうこの正面にいる作家の宮森氏に懇願してたんですけども。
ももいろクローバーZさんのABEMAの番組『ももいろ歌合戦』に出演させていただきまして。ピアニストのハラミちゃんさんと一緒に『紅蓮華』をね、歌わしていただいて。裏かぶりしてたみたいです。「裏かぶり」じゃないんだけど(笑)。紅白の本家LiSAさんの、なんかね、ドンかぶりじゃなくて。ちょうど本家のLiSAさんが紅白で終わって、けん玉と同時ぐらいにかぶっていたとかいう話で。ちゃんとね、リアタイで見れてないので結局のところ、どうかはわからなかったんですけど。いやー、年末まで持ってるな(笑)。本当にLiSAさんに申し訳ないというか。私はね、大好きだからありがたいですけど。本当に向こうからしたら「いい加減にせえよ」っていう感じかもしれないですけど。
それで、いい感じで収めて。出番が10時半とか、それぐらいだったんですかね。歌わせてもらって。『ポケットからきゅんです!』のところで「きゅん」だけしに出て(笑)。で、それ以外はニッポン放送でずっと夜、放送してましたよね。年越しまで。2回ぐらい、その生放送に乱入させていただいて。ちゃんと事前にね、「今から乱入しますよ」って言って丁寧に乱入させていただいて。Creepy Nutsの2人がしゃべってるところに乱入させていただいたらその後、松崎しげるさんが来られて。謎の組み合わせになって。私は「きゅんです」をしに離脱しまして。
その後、またたこ虹のあの堀くるみちゃんとかと一緒にまた乱入させていただいて。それが終わって、ももクロさんのライブで『怪盗少女』のエビぞりの瞬間で「3、2、1!」で年を越すというあの毎年恒例のあの瞬間を生で拝見させていただいて。立ち会わせていただいたんですよ。もう本っ当に嬉しかった! 今までの年越しでも本当に、たぶん忘れることないやろうなっていう。もう29年分は忘れてしまったんですけども(笑)。嬉しかったな。一緒に飛びましたね。いや、あんな、30になって「ウエーイ!」って(笑)。あんなすごい空間、ないですよ。嬉しかったな!
でね、何が一番嬉しかったって、そういうライブを拝見させていただいたのはもう贅沢の極みですよ。で、年越しライブでももクロさん。それまでのもう何時間……なんやったらリハーサルとか前日とかも含めたら、もうたぶんほとんど寝てなくて。準備とか、いろんな出し物というか。間にコラボをやったいりして。司会もやったり。もうパツパツですよ。本当にヘロヘロやと思います。その状態なのに、ライブ終わって……もう最後まで居座っているアーティストも私ぐらいでした。他に演者さん、ほとんどいなかったね。もう、みんな撤収してる中、私はのうのうと。
なんかみんなね、他のアーティストさんはそれぞれのところに仕事に行ったりとか。もうスタッフさんは撤収してますよ。そんな中、私はもう「暇か!」いうぐらい、嬉しがって。こんな年末にイベントに参加できるなんて、もう何年ぶりやろうって思って嬉しがって待っていたら、終わったももクロさんが出てきてはって。で、「さすがにちょっとあいさつもせんと出るのはあれかな」と思って、ちょろっと「お疲れさまでした」だけ言いに行こうかなと思ったら「ああーっ、ウイカさーん! 残っていてくれたんですかー!」みたいにブワーッともう4人が駆け寄ってくれて。
「えっ、ヤバい! 無銭特典会が始まってしまう!」と思って。で、もちろんね、距離を取りながらごあいさつさせていただいたら「えっ、よかったら、お写真を撮りましょう!」って向こうから言ってくださったんですよ! 私が厚かましく「撮ってください!」とか、あんなヘロヘロのお疲れのところで言うたわけじゃないですよ? 向こうからなんと、声をかけてくださって。もう無銭のチェキ会というか、特典会をさせていただいて。真ん中入れていただいて。「Z!」ってやらせていただいて。そんな年明け、ある?(笑)。
ももクロ無銭特典会
(ファーストサマーウイカ)それでまた本当にお疲れなのに「ウイカさんとお話してみたかったんです」とか「もっとお話したい。ラジオ、ラジオ!」みたいに言ってくださって。えっ、この土手にももクロ来る流れ、ある?って思って。でも、そんなことを恐れ多くて言えなかったから。「ぜひ、何かあったら呼んでください。もう飛んでいきます」みたいな感じで一応言ったんですけど……いや、これは来る流れ、あるんちゃうか?っていうね。まあ、ここに宮森氏もいるわけですし。あるいは、川上さんをお呼びしてサシでしゃべるというのもありですよね(笑)。なにをしゃべるのかは今後、考えていきますけども。
でも、もうすごかった。疲れてる顔を1ミリも見せないのね。びっくりした! で、私もグループにいたことあるから、あるあるでよく分かるんだけど。ああいうライブ終わった後とか、一応ね、社交担当みたいな。外交担当みたいなのがメンバー内にやっぱりだいたいいて。「お疲れさまです! また本当によろしくお願いします!」ってあいさつできる子が1人ぐらいはいるんだけども。その他はもう、心ここにあらずみたいな。無視みたいなのだったりとか。あるいはもう憔悴しきっていて、あいさつはするけどヘロヘロみたいな。1人が相手してれば十分なのよ。偉いさんとかは。
でも、ももクロさんは全員がマックス。今、起きたての子供ぐらいに元気に「わあ! ○○さん!」みたいな感じで皆さんにちゃんとごあいさつして。そこにいらっしゃる方に。で、たぶん私に相手をしてくださった後、取材も何件かあったっぽくて。そこでももう……覗いてはいないですけども、チラッと見えた時にすごい元気に対応されてて。「この人たちのスタミナはどこにあるだろうか?」って。そして、まあ歴も長いじゃないですか。天狗になって全然問題がないというか。
あんだけのスターを年末に集めていて。それで全然いいんですよ。それなりのスター感みたいなのがあっていいのにそういうのを超越して。本当になんかかわいい後輩みたいな感じでワーッて来てくれるので。ちょっと泣きそうになって。あんまりそういうの、経験したことがないから(笑)。いや、もう母性なのか、ファンになってしまったというか。もちろん、好きやったけど。そんなね、ももクロぐらいの……もう大先輩っていう感じでしたけども。「うわっ、こんなんもうみんな好きになるやん!」って。
だから笑福亭鶴瓶さんとか業界の重鎮たちが「ももクロちゃん、ももクロちゃん」って言う気持ちがもうその瞬間にわかって。これ、ヨイショしてるわけじゃないですよ。本当にびっくりしたから。まあ、テレビとかやらせてもらって、いろんな人に会いますけども。あそこまで全員が全員できる人って、いない。で、それが表と裏で変わらない。うん。MCの時もすごいなと思ったけど、裏でその倍ぐらいすごかったから。いやー、「ももクロになりたい!」って思うぐらい。なれないのよ。簡単になれないの。あれはできるものじゃないの。疲れとか、いろんなことがあって。だから、「すごいな!」と思って。
ももクロに出会えてよかった
で、そういうのも含めて、ももクロさんに出会えてよかった。出させていただいてよかったなって思ったし。本当に……逆に大人になったんだろうなっていう風に思いましたね。すごくね、本当になんかドサ回りみたいなのをしてる頃の映像とかもね、よく見たじゃないですか。ももクロさんが。あの時から考えるとすごい……今、衣装でジャケットとか着ていらっしゃってね。大人の女性で! それもまた、グッと来たんですよね。
だからやっぱり年を越す、年が開けるたびに「うわっ……また歳を取るわ」みたいなことを思うけども。「素敵なことやん!」ってめっちゃ思った。「大人になるっていうことはいいことやな」って思ったよ。今日という日もね、相まって。素晴らしいなって。素晴らしい経験をさせていただいて本当にありがとうございます。来年も、出れたらええな! 出たいな、来年も。出たいなー!
あ、いや、独り言です。ちょっとぜひ、まず川上さんをお呼びしましょうね(笑)。で、来ていただきましょうよ。土手に。まとめては無理かな? お一人ずつ……一番いけそうなメンバーから。土手に……無理かな? できるかな? 一番お姉さんのれにさんぐらいからちょっと攻めていきたいな。来てくれるかな? 来てくれますように!
(中略)
(ファーストサマーウイカ)それでは、先ほどお話しした『ももいろ歌合戦』でももクロさんの生で見させていただいた時にめちゃめちゃかっこよくて感動したこの1曲をお送りしたいと思います。ももいろクローバーZさんで『PLAY!』。
ももいろクローバーZ『PLAY!』
<書き起こしおわり>