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町山智浩 アメリカの新型コロナウイルスワクチン接種開始を語る

町山智浩 アメリカの新型コロナウイルスワクチン接種開始を語る たまむすび
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町山智浩さんが2020年12月15日放送のTBSラジオ『たまむすび』の中でアメリカでスタートした新型コロナウイルス用ワクチンの接種について話していました。

(赤江珠緒)町山さん、アメリカではもうワクチンを打ち始めましたね。

(町山智浩)はい。もう今日はすごい歴史的な日ですね。ワクチンがですね、昨日の日曜日に出荷されて。今日、月曜日に各地の病院ですね。病院で働いてるお医者さんとか看護師の人たちに注射が始まりましたね。

(赤江珠緒)うん。そうですか。

(町山智浩)あの、吉本の芸人で野沢直子さんっていう方……。

(山里亮太)もちろん、存じ上げてますよ。我々の大先輩ですよ!

(町山智浩)うちの近所に住んでいるんですよ。

(赤江珠緒)えーっ? ああ、ご近所さんなんですか?

(町山智浩)まあ、ちょっと遠いですけど。同じ日サンフランシスコのベイエリアに住んでるんですね。彼女の方はもっと海の方に近いところなんですけども。野沢さんの旦那さんって病院の正看護師なんですよ。だから大変だったんですよ。この1年間。特に彼はそのエマージェンシーのところにいて。集中治療室の1段階前のところを担当なんですねね。だからこの3月から10ヶ月、ずっとはっきり言って地獄が続いていたんですよ。彼は。

(赤江珠緒)そうですね。日本も大変だけど、アメリカとかはまた数が多いからね。

(町山智浩)今日、実はワクチンの注射が始まったんですけど。犠牲者数が30万に超えましたね。

(赤江珠緒)30万人……。

(町山智浩)ものすごい数ですよ、これ。先週、一番のピークになったんですけど。死者が1日に3000人を超えてるんで。

(赤江珠緒)そうですか……。

(町山智浩)これはね、9.11テロ……全体のテロ。飛行機が3機、落ちましたけれども。それでビルが倒壊しましたが、あの全死亡者数を足したよりも多いんですよ。それが毎日、死んでるっていう、すごいことになってしまっていて。で、病床がもう全然ないっていう感じで。その野沢さんの旦那さん、ボブさんっていうんですけど。実はこの間、Skypeで話したんですけど。いや、もう本当に疲れ果ててて。「大変だ」って言ってましたね。

(赤江珠緒)ああ、そうですか。

(町山智浩)ただ、注射は打つそうで。今日とか明日には彼は打つと思いますよ。

(赤江珠緒)やっぱり医療関係者から先にっていうことですもんね。

ワクチン接種の優先順位

(町山智浩)はい。そうなんですよ。あと、やっぱりリスクがある人ね。既往症があって非常に危険な人とかお年寄りに打って。あと交通関係で働いている人たち……バスの運転手さんとか、危険な人たち。ウイルスに接触する機会が多くて休めない人たち。食料品店の人であったり、あとは薬剤師の人。あと食料加工をしている人。食品加工場がね、非常に感染が広がりやすいんですよ。非常に密閉された狭いところでやっているから。そういう人たちにワクチンを打っていくみたいなんですけどね。で、ボブさんがとにかく言ってたのが「ワクチンを打たなきゃいけないって言われたら、もう迷わず打ってくれ」っていう。

とにかく、ワクチンはこれからいろいろ変わっていくんですよ。今、ファイザーのワクチンが通ったんですけれども、それ以外のワクチンも次々と各社が認可を受けて出てきますが。で、打つように指示があったらどんどん打っていかないと、まずどのくらい効き目があるかも分からないし。打ち始めないと本格的な……最終的に6割から7割ぐらいの人がワクチンを打っている状態にならないと、通常の状態には戻りませんので。

そこまで、そのワクチンが広がっていかないとならない。また2回打つっていう問題もあるし。その後も検査を受けて注意し続けないと、そのワクチンの効き目がいつ切れるのかもまだわからないんですよ。だから「もう本当に注意しながら集団免疫が全員でつくまで全員で頑張ろう。変なデマに絶対に惑わされないでほしい」という風にその最前線で戦ってるボブさんがね、「これだけは言ってほしい」って言ってたんで。日本の人にもお伝えします。

(赤江珠緒)そうですか。

(町山智浩)それで日本でワクチン、どうなんですか?

(山里亮太)いや、まだそんな話にはなっていないですね。

(赤江珠緒)日本はね、年明けには始めたいみたいなニュースをちょっと見ましたけど。でも全然、具体的な話は出てないですね。

(町山智浩)本当に? トランプ大統領は先週、大統領令を発しまして。「ワクチンはアメリカ優先。外国には送らない」って言ってるんですよ?

(赤江珠緒)そうですか……。

(町山智浩)「無茶なことを言うな」と思いましたけどね。

(赤江珠緒)でもね、逆に町山さん。日本の死者数とかがアメリカに比べずいぶん少ないっていうこととかを、アメリカの人とかはニュースで知ったりとか……それについてどう思っているとか、わからないんですか?

(町山智浩)はい。これはね、遺伝子的なことだっていうに言われてるんですけど。そういう説もあるんですが。でも、アメリカではね、アジア人もかなり亡くなってるんですよ。だからもっと生活だったり、その日常だったり。そういう習慣的なことが非常に大きく関係してるかもしれないなって言ってる人もいますね。

(赤江珠緒)そうですか。

(町山智浩)やっぱり握手したりハグしたりする文化とも関係してるんじゃないかとも言っていますけどね。ただね、こっちはかなりアジア系の人も亡くなってるんで。遺伝子なのかどうか、わからないところなんですよね。だからそれでもまあ、これから研究が進んでいくだろうと思いますけど。ただ日本のデータだけが全世界的なデータと合わないんですよね。

(山里亮太)えっ?

(町山智浩)まあ、死者数だけじゃなくて。重傷化数が日本だけ極端に少ないですからね。

(赤江珠緒)そうなんですよね。だからなにか、日本の生活習慣とかから使える対策とかあればね、世界的にもやってほしい気がしますけどね。そんなに被害が出ているんだったら。

(町山智浩)はい。それは今、全世界にひろがっています。「おじぎ」です。

(山里亮太)おじぎ?

(赤江珠緒)ああ、ハグや握手じゃなくて?

(町山智浩)おじぎ。もうすでにイギリスでは……元々、インドの人がおじぎをしますよね? で、イギリスはインド系の人が多いんで。インド式のおじぎがかなり広がってるんですよ。イギリスではね。アメリカではまだ広がってないですけど、おじぎがいいなって思いますけどね。僕もね、やっぱりアメリカでね、ハグはどうも慣れなくて。すごく慣れないのは、夫婦の家とかに遊びに行ったり、夫婦が遊びに来た時に、向こうの奥さんとハグするのがあるじゃないですか。あれ、すごく居心地が悪いんですよ(笑)。

(赤江珠緒)まあ、たしかにそうですよね。我々の感覚からするとね。

(山里亮太)そういうことをすることがないですからね。なじみがないから……。

(町山智浩)そう。すごくやりにくくて。本当に困るんですけどね。

(赤江珠緒)頬を寄せるっていうことがないですもんね。

(町山智浩)そう。で、まだアメリカだからいいけど、フランスとかだとキスをするんですよね。他人の奥さんとかとね。男同士でもしますけどね。

(山里亮太)そういうスキンシップなんですね。

(町山智浩)ただ、ああいう文化は完全に滅びるんじゃない? これで。みんなおじぎになるんじゃないかと思いますけどね(笑)。

ハグや握手ではなく、おじぎが習慣化する?

(赤江珠緒)でも、使えるものは使うとか、やれるものはやるしか今、ないですからね。うん。

(町山智浩)はい。そこだけは日本とかアジアの伝統が外国に広がっていくことになるかもしれないですけどね。

<書き起こしおわり>

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