R-指定とDJ松永 Creepy Nutsの『情熱大陸』出演決定を語る

R-指定とDJ松永 Creepy Nutsの『情熱大陸』出演決定を語る Creepy Nutsのオールナイトニッポン0

R-指定さんとDJ松永さんが2020年11月10日放送のニッポン放送『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』の中で『情熱大陸』にCreepy Nutsが出演することが決定した話をしていました。

(DJ松永)まあ、本格的な寒さはまだ先となっておりますね。

(R-指定)まだ先。

(DJ松永)あれかな? あれですかね? まだ激アツイベントが残ってるからかな?

(R-指定)ああ、まだ本格的に寒くないのは激アツイベントが残ってるからっていうこと?

(DJ松永)これはもう、来週日曜日のね……「来週」っていうか次の日曜日?

(R-指定)激アツイベント?

(DJ松永)まあCreepy Nuts、『情熱大陸』ですよ(笑)。

(R-指定)フフフ、これは激アツやな! ああ、これがあるからまだ日本は寒くなってないんや。

(DJ松永)もう本当にこのジパング、大陸。もう情熱で満ち満ちてるから。

(R-指定)満ち満ちてるからまだ寒くなりきれてないんや。俺らのせいか!

(DJ松永)俺らのせいだよね。これは、まあ……来るところまで来た感じ、あるよね。もう、ローン組めます。ついに。

(R-指定)フフフ、えっ、『情熱大陸』に出たらローン組めるの?

(DJ松永)ついに! もうどんな相手も説得できる。ヒップホップなんて絶対ローン組めないんだから。一生。

(R-指定)そんなことないやろ?(笑)。

(DJ松永)いや、本当に。あらゆる全職業の中で一番信用ないんだから。「犯罪者です。僕たち、私たちは、犯罪者です!」っていうのともう全く一緒なのよ!

(R-指定)いや、違うって! この番組のルーツ、コンセプトは「そういう偏見をなくしていこうぜ」って始まった番組やから。ヒップホップ、いますよ。ローンを組んでいる先輩も。

(DJ松永)いや、皆無だね。

(R-指定)お前……。

(DJ松永)皆無、皆無。組めるわけねえんだから。

(R-指定)おる、おるって!

(DJ松永)「えっ、なにで稼いだ金ですか?」っていう。もう「ダーティーモニー」よ。血に汚れたダーティーモニーよ(笑)。

(R-指定)「マネー」のことを「モニー」って言うなよ!

(DJ松永)ダーティーモニーしか持ってねえんだよ、みんなよ!

(R-指定)そんなことないって!

(DJ松永)俺らだけよ? クリーンモニーで食ってんのは。全員ヤベえんだから!

(R-指定)そんなことない! いや、ローン……ZORNさんとか歌詞にしているよ。ローンを組んだって、十影さんとかも『ラッパー、家を買う。』っていう曲を歌っていたり。

ローンを組んだラッパーたち


(DJ松永)そうだ。

(R-指定)おる、おる。頑張っている人は。

(DJ松永)でも『情熱大陸』なら絶対に組める。

(R-指定)せやな。まあ、たしかに「ローンを組みにくい」とは言われているんですよ。特にこういう芸能の仕事とかもそうやし。そん中でもたしかに松永さんが言った通り、とりわけこのヒップホップって「俳優をやっています」とか「お笑い芸人です」って言うよりかはたしかにお金を借りるところに行ってもわからん人もおるかもしれへんから。「職業、なんですか?」「DJ(ラッパー)です。ローン、組みたいんです」「うーん……安定した収入、あるんですか?」って来かれるよね。

(DJ松永)本当だよな。なんか「DJやってます」とか「ラップやっています」で何かを説得できると思ったら大間違いだよね。

(R-指定)普通のミュージシャンの人でもムズいんですから。

(DJ松永)難しい。あと、たとえばさ、自分に娘が生まれて。その彼氏を連れてきて。「ラッパーです」とか「DJです」っていうのもやっぱり、ちょっと構えるじゃん? さすがに俺らでも。

(R-指定)構える……かな?

(DJ松永)だって、それは構えるじゃん。実際にとんでもねえやつら、見てきたじゃん?(笑)。

(R-指定)まあまあ……人のことは言われへんけども。

(DJ松永)そうだって。銀行なんてよっぽど難しいよ。ただ、『情熱大陸』は絶対に組める。知らない人、いないんだから。

(R-指定)たしかに。だから「ヒップホップ、やってます」「正直、ごめんなさいね。僕、そういうの詳しくなくて。収入、安定してどのぐらいあったりするんですかね?」って。で、収入を言ったとしても「いや、でもこの収入が続くかどうかわからないんでね……」って言っている時に……。

(DJ松永)えーっ? じゃあ、これ言っちゃおうかな? (『情熱大陸』のテーマを口ずさむ)「テテテーテッテー、テッテッテーレテッテテーッ♪ テテテテレテテレテテー♪」。

(R-指定)「いくら、借りられますか?」。

(DJ松永)フハハハハハハハハッ!

(R-指定)話が早いから(笑)。あっちがゴネようもんなら口笛で……(『情熱大陸』のテーマを口笛で吹く)。

(DJ松永)おお、いいねえ!

(R-指定)もうこれだけで。あとは「テーテーテテー、テテレテーテテー♪」って。もうバッて契約書、出てくるよ?

(DJ松永)でも、それほどのものです。

(R-指定)よっぽどの信用っていうことですね。もうみんなが知っている『情熱大陸』だから。すごいよ。

(DJ松永)だってなかなかミュージシャンが出るようなところじゃないんだから。普段は職人さんとかだからね。芸能系の人もそんな頻繁に出れないんだから。基本的に。すごいですよ。今週の日曜になっています。夜11時。23時からスタートになっていますので。皆さん、ぜひ見てほしいです。

(R-指定)見てよ!

(DJ松永)これ、絶対にかっこよくなっているに決まっているんです。これはどうあがいたって。『情熱』ブランドがあるじゃないですか。

(R-指定)絶対にかっこよくなる!

(DJ松永)今、ドン・キホーテみたいなことを言っちゃったけども。「情熱価格」みたいな(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! いやいや、でもホンマにあれよ? 俺らなんか、あれでしょう? かっこいいところばかりっていうわけじゃないでしょう? 要は、ねえ。俺らを知ってくれているんやったら皆さん、わかると思うけども。まあファニーな部分とか抜けている部分もありつつ、そんなやつらが……。

(DJ松永)ひとつの回でね。

(R-指定)ギャップ? 振り幅? かっこよく映るんちゃうの、これ?

(DJ松永)これが一番いいから。

(R-指定)いっちゃんいいやん、振り幅。

(DJ松永)俺ら、それでやっているから!

(R-指定)なあ? 正直、手の内を明かすみたいで恥ずかしいけど。フハハハハハハハハッ!

(DJ松永)それでやってんのよ。両輪で(笑)。一番いいから。

(R-指定)でもね、かっこよく……一番かっこいいですよ、それね。

(DJ松永)そう! いやー、ローンを組みたくなってきたね。急に(笑)。

(R-指定)フフフ、急に(笑)。

(DJ松永)あの、取り立てて今、買いたいものはないよ。そんなに。

(R-指定)ああ、ローンが組みたい?

(DJ松永)ローンを組みたい。その利子が払いたい(笑)。

(R-指定)フハハハハハハハハッ! 利子だけ払いたい(笑)。

ローンを組んで利子を払いたい

(DJ松永)その利子を払っていることをすごい大きい声でいろんな人に言いたい(笑)。

(R-指定)ああ、「ローンを組めたよ」っていうことを大きい声で言いたい?

(DJ松永)そう。「信用されてるわー!」って(笑)。「みんな! 俺、なんか信用されているみたいだわ? なんかわかんねーけど! めんどくせーな、もう毎月払って!」。

(R-指定)ダサいやん!(笑)。

(DJ松永)「払ってるわ!」って。これ、ヒップホップの人はあんまり言えないから。

(R-指定)まあまあ、ねえ。でも逆にね、俺らきっかけでみんなそういう風になっていくようにしましょうよ。

(DJ松永)そうだね! 信用ってそういうところで培っていくから。その俺らがしっかり功績を残していくことによって「こういうラッパーも信用していいんだ」って。

(R-指定)だから俺ら、入口にホンマにマジの悪いラッパーたちもちゃんと借りれるようにね……。

(DJ松永)それはよくないと思うよ?

(R-指定)よくないか(笑)。

(DJ松永)それは、うん。よくない。ワルに金を貸しちゃダメ(笑)。

(R-指定)悪い人じゃないよ。アートフォームがちょっとバッドな。ちょっとヤンチャなヒップホップをしていても、ちゃんと音楽で仕事になっていさえすれば借りれるようになっていければいいなって。

(DJ松永)なっていけたらね。うん。借りていこう。頑張ろう。

(R-指定)頑張りましょう。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました