DJ松永『RADIO EXPO TBSラジオ万博2020』を振り返る

DJ松永『RADIO EXPO TBSラジオ万博2020』を振り返る ACTION

DJ松永さんが2020年2月12日放送のTBSラジオ『ACTION』の中で前日まで行われていたラジオエキスポを振り返っていました。

(DJ松永)早速、メールが届いております。「ラジオエキスポのため、有給を使って静岡から高速バスで行きました」。

(幸坂理加)ええーっ! わざわざ静岡から?

(DJ松永)「初日、会場には午前11時前に到着。お陰でライブは一列目の真ん中で見ることができました。松永さんのかっこよさ、この目に焼き付けました。2日目もCreepy Nutsのタオルを片手に宇多丸さんとの師弟ゲーム対決、一列目で見ることができました。会場は大爆笑でしたが、一夜明けた今日、噂には聞いていた松永さんの人間性にちょいと引いています。今日は横須賀観光をしながらラジオを楽しみにしています」とのことです。

(幸坂理加)人間性?

(DJ松永)ちょいと引いてらっしゃるっていうことですね。そうですね。ラジオエキスポが一昨日、昨日と2日間、開催されまして。私ね、TBSラジオ1年生ですよ。まだ、『ACTION』が始まって。なのに2日間、両日ともにね、出演させていただいてありがとうございます。

(幸坂理加)人気者ですね。

(DJ松永)やったね! で、1日目はアトロクのライブステージ。ライムスターとクレイジーケンバンドと一緒に出させていただき、非常に光栄で。2日目はアトロクのeスポーツミックスという、そういうコーナーがありまして。それで宇多丸さんと一緒にゲーム対決をさせていただくというね。両方ともアトロク。

(幸坂理加)はい。『ACTION』ではない……(笑)。

(DJ松永)『ACTION』ではない。『ACTION』の香りのする仕事は一切せず、もう本当に、やっぱりライムスターのしもべだなということはもう……(笑)。そっちの方が優先ですから。そっちの方が早かったですから。ライムスターのしもべになる方が俺、早かったもん。『ACTION』のパーソナリティーをやるよりも。

(幸坂理加)体半分はもうアトロクですね。

ライムスターのしもべ

(DJ松永)いや、本当ですよ。1日目はね、本当にでも夢のようなステージで。私は何度も言ってますけど、ライムスターを聞いてヒップホップを好きになって。ライムスターを見てDJになったので。本当にその人たちとご一緒させていただく。あとクレイジーケンバンド。クレイジーケンバンドとライムスターで『肉体関係part2』っていう曲があるんですけども。

それは中学生の頃にむちゃくちゃ聞いてて。それは相方のR-指定も一緒で。本当にPVも何度も見たし、カラオケでも何度も歌うぐらい、めちゃめちゃ好きな曲なんですよ。当日、それもね、やっていただいて見ることができて。もうステージ袖にいたんですけども、見ていて「ああ、これは違うな」って思ってバーッと客席の方から俺、見ましたもん。『肉体関係part2』は。

(幸坂理加)へー! そうですか。

(DJ松永)本当ですよ。だから我々のステージもめちゃくちゃ気合が入りまして。どうなんですかね? 楽しんでいただけたのかな? 幸坂さんは、どうですか? 見てくれましたか?

(幸坂理加)いや、『ACTION』終わりで駆けつけたですけれども、小走りで行ったんですが間に合わなかったんですー。

(DJ松永)フフフ、小走りが原因じゃないですか?(笑)。走れや!って思いましたけどね(笑)。

(幸坂理加)次のステージの準備もあったんでね(笑)。

(DJ松永)いや、とんでもないです。見る義務はないですから。そんな。

(幸坂理加)いや、見たかったですよ。かっこいい松永さんを。残念です。でも、大盛況だったみたいですね?

(DJ松永)そうなんですよ。たくさん集まっていただいてうれしい限りなんですが。でも、その日に何が一番うれしかったかと言うと、ライムスターとね、コラボをさせていただいたんですよ。憧れのライムスターと一緒に同じステージに立って、ライムスターのライブ中にCreepy Nutsで出て、一緒にコラボをさせていただく。で、2曲コラボをさせていただいたんですが。一曲目が『K.U.F.U.』という曲で。それはなぜかと言うと、去年……俺はもう『K.U.F.U.』はライムスターの大好きな曲なんですよ。それを『ACTION』の本番中にかけまして。かけてる間に俺が号泣するという。そしてその号泣する俺を見て幸坂さんまで泣くという、もう地獄みたいな回があって(笑)。

DJ松永号泣曲

(幸坂理加)連鎖しましたね(笑)。

(DJ松永)あの回、『ACTION』史上一番数字がよかったらしいんですよ。

(幸坂理加)ええっ、そうなんですか?

(DJ松永)らしいですよ。逆に、あれを超えられてないんですよ(笑)。でも本当にヒップホップ史上、俺が一番泣ける曲だと思ってるのがライムスターの『K.U.F.U.』で。本当に、やっぱり自分を鼓舞したい時とかに聞くんですけど。それでね、一緒の舞台に立って、R-指定がバースを蹴ってラップして、俺がスクラッチして……みたいなコラボに入らせてもらって。本当にありがたいなと思って、夢のような時間で。

(幸坂理加)うんうん。

(DJ松永)あともう1曲、ライムスターの名曲で『B-BOYイズム』っていう名曲があるんですけど。それはもうジャパニーズヒップホップのアンセムみたいな。ジャパニーズヒップホップの国家みたいな曲なんですよ。本当にもう、たぶん日本のヒップホップのナンバーワンクラシックって言っても間違いじゃないほどの名曲。

だから俺も本当に全歌詞を覚えてるみたいな。なんかもうね、教科書なんですよね。全員が通ってきている、全員が歌えるみたいな曲なんですけども。それにも入らせてもらって。R-指定がその韻のところをかぶせたり、パンチラインを言わせてもらったりとか。俺もスクラッチをサビに入れさせてもらったりみたいな感じで。何か本当に死ぬ前の走馬灯に出てくるような、本当に歴史的な瞬間に立ち会えてしまったみたいな感じで。

(幸坂理加)へー!

死ぬ間際の走馬灯で見るような光景

(DJ松永)あと、宇多さんすげえなと思ったのは、ライブステージ……あの人ね、本当に1秒単位でずっと仕事をし続けていて。本番前の前説でもずっとしゃべってお客さんを温めて、お客さんを盛り上げて。それで始まったらお客さんを煽って、MCをして。それでいろんな人に話を振って。で、あの人もライムスターのライブがあるわけですよ。そしたらライブも……そのライブのMCも宇多さん主導でやるんですけれども。

全部ブワーッてしゃべって。エンディングトークも全部あの人がしゃべってお客さんを盛り上げる。それであの人、お客さんを盛り上げるのがむちゃくちゃ上手くて。あの人、ラジオパーソナリティーの密室的な笑いを取るのももちろんすっごい上手じゃないですか。それもしっかりこなしつつ、目の前の一見さんのお客さんを盛り上げる術にもめちゃくちゃ長けているんですよ。

(幸坂理加)へー!

(DJ松永)なんかお客さんが本当に宇多さんの手のひらの上で踊らされているかのようなぐらい、全部宇多さんが華麗に盛り上げていくんですよね。すげえなと思って。本当にマジで宇多さんがいるからこそ成り立っているものってこの世にむちゃくちゃ存在するなと思って。マジで宇多さんがいなかったことを考えるとゾッとするぐらいの仕事っぷりで。マジで、なんか本当に国で捕獲した方がいいんじゃないかなというぐらい、本当にすごかったんですよ。

(幸坂理加)保護(笑)。

(DJ松永)マジで。だからあの人がいないと成り立たないものって本当にめちゃくちゃありますよ。そのくらいすごいなと思って。で、その後、終わった後にアトロクチームで打ち上げがあったんですけど、なぜかDJ松永が1人だけ参加させてもらって。

(幸坂理加)ああ、そうですか。

(DJ松永)ありがたいことで。

(幸坂理加)どうでしたか?

アトロクスタッフとの打ち上げに参加

(DJ松永)すっごい楽しかったですね。宇多さんはね、朝5時まで飲んでたらしいんですけれどもね。もう異常ですよね(笑)。

(幸坂理加)すごい。体力、ありますね(笑)。

(DJ松永)翌日、朝からまた仕事があるのに。朝の5時ぐらいまで飲んで。俺は深夜2時ぐらいまでいたんですけども。いや、楽しいですよ。本当に。アトロクスタッフの皆さんと恋バナなどに花を咲かせるなどして。すっごい楽しくて。

(幸坂理加)あらら。すごい1日ですね。盛りだくさんの。

(DJ松永)これ、本当に……アトロクスタッフとこのまま仲良くなっちゃ怖いと思いましたもん。だって『ACTION』スタッフと1回もご飯とか行っていないのに、アトロクチームに2日間、両日とも出演させてもらって。で、アトロクチームの打ち上げに行ってすごい仲良くなって。「どうしよう? 俺、なんかチームアトロクな気がしてきた……」って思って(笑)。

(幸坂理加)なんか、やましいことでもあるな?

(DJ松永)いやいや、でもなんか『ACTION』でも行く機会とかがあればいいんですけど……1回もないんですか? 『ACTION』チームでご飯会みたいなのは?

(幸坂理加)ありますよ。

(DJ松永)えっ、あったんですか?

(幸坂理加)火曜日と木曜日で新年会もやったし。

(DJ松永)ああ、それは聞きました。でも水曜日もあった方がいいなと思いましたね。

(幸坂理加)あと、水曜スタッフは私と……松永さん抜きの会も。

(DJ松永)あ、行ってない? 作家の宮原さんも?

(幸坂理加)あ、違う、違う。松永さんのライブを見に行った後にみんなで。「今日のライブ、こうだったね」みたいな打ち上げをしました。

(DJ松永)フフフ、ああ、そうなんですか? でも本当に我々も行ける機会があったらいいなと思いましたね。

(幸坂理加)ああ、そうですか? 本当? だって断りそうですからね、松永さんって。

(DJ松永)いや、マジで俺、アトロクチームとどんどん仲良くなっていくのが逆に怖かったですもん。本当に「どうしよう? 俺、『ACTION』パーソナリティーなのに……」って思って。でも翌日、朝からそのeスポーツの対決が宇多さんとあって。結構何週かね、番組間で舌戦が繰り広げられてて。お互いに「やってやるぞ!」「ボコボコにするぜ!」っていうやり取りがあって。罰ゲームも決めたりとかして。それで当日を迎えてね、めでたく私が宇多丸さんをボコボコにしまして。

(幸坂理加)有言実行ですか。

(DJ松永)ゲームの中で、ですよ。ゲームの中で宇多丸さんを蹴る殴る。50を迎えた宇多丸師匠をもう殴って蹴って。それで勝って……もう本当に、前日と打って変わって俺って何なんだう?って思いましたよね。宇多さんに中指を立てるなどして……フハハハハハハハハッ!

(幸坂理加)失礼にも程があります(笑)。

ゲームの中で宇多丸さんをボコボコに

(DJ松永)蹴って殴ってボコボコにして勝って。俺がステージ上で椅子に座って宇多さんに肩を揉んでもらうというシチュエーションがあって。俺、肩を揉んでもらいながら本当に……(笑)。「本当の俺って、どっち?」って思いましたもんね(笑)。「怖っ!」って思って。

(幸坂理加)どっちも本物、本当の松永さんの姿(笑)。

(DJ松永)いやー、でも本当にね、楽しい2日間でした。

(幸坂理加)ねえ。ピーナッツの皆さんもえん、来たんでしょうね?

(DJ松永)はあ?(笑)。

(幸坂理加)Creepy Nutsファンのことを「ピーナッツ」って言うんですもんね。

(DJ松永)いや、宇多さんがね、そのCreepy Nutsファンのことをピーナッツって言うのを普及させようとしているんですけど、俺はそれを止めようと必死に頑張っているんですよ。幸坂さん、加担しなくていいですよ?

(幸坂理加)ああ、そうですか(笑)。

(DJ松永)幸坂さんもね、出演されて。お疲れさまでした、本当に。

(幸坂理加)ありがとうございました。皆さん、見に来てくださってありがとうございます。

<書き起こしおわり>

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