笹木香利と宇多丸 アーセナル・アルテタ監督の初勝利を語る

笹木香利と宇多丸 アーセナル・アルテタ監督の初勝利を語る アフター6ジャンクション

笹木香利さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』にロンドンから電話出演。現地で見たアーセナル、ミケル・アルテタ監督体制下での初勝利について宇多丸さんと話していました。

(宇多丸)今夜はタレントの笹木香利さんとお電話がつながっています。もしもーし?

(笹木香利)Happy New Year! あけましておめでとうございます!

(宇多丸)あけましておめでとうございます! ということで……。

(笹木香利)2020年、始まりました。

(宇多丸)それで、笹木さんはいま、どちらにいらっしゃるんですか?

(笹木香利)私は実はロンドンからお送りしております!

(宇多丸)あらま! なんですか、これは? ということで、新年早々あるんですよね?

(笹木香利)はい。イングランドのサッカーチーム、アーセナルのお話を以前、させていただいたと思うんですけども。もちろん宇多丸さんも宇内さんも応援してくれいますよね?

(宇多丸)あの……心ではちゃんと応援しております。心では、グーナーなつもりでございます。

「心ではグーナーなつもりです」(宇多丸)

(笹木香利)「心ではグーナー」(笑)。新年早々、見事初勝利を飾りました!

(宇多丸)ああ、おめでとうございます。そうですか!

(笹木香利)おめでたい!

(宇多丸)これ、番組構成作家の古川耕もアーセナル好き、グーナーで。事前に「最近のアーセナルの調子から言ってたぶん、新年はダメじゃないか? だから笹木香利さんと電話をつないでも、きっとテンションが低いと思いますよ」とか抜かしやがっていたんですよ!

(笹木香利)フフフ(笑)。

(宇多丸)ところが見事に、ということで。

(笹木香利)そうなんですよ。イングランドのプレミアリーグというリーグは元日、1月1日から普通に試合があるんですよ。で、マンチェスター・ユナイテッドというアーセナルの昔からのライバルチームと対戦し、見事勝利しました!

(宇多丸)おめでとうございます。ということで……ちなみに今、ロンドンって時間は何時ごろですか?

(笹木香利)今、朝の9時25分です。

(宇多丸)すいませんね、朝早くから。ということはもう勝利の夜から明けて、喜びの朝を迎えたということですか?

(笹木香利)そうですね。一夜明けて喜びの朝なんですけども私、応援で声を出しすぎてガッサガサのブサイクな声をしております(笑)。お聞き苦しくてすいません。

(宇多丸)いえいえ、そんなこともないですけども。いや、そうですか。熱狂してしまうような試合だったということで。

(笹木香利)そうだったんですよ!

(宇多丸)さぞかし……年越しもロンドンで迎えられたんですか?

(笹木香利)そうですね。カウントダウンもカウントダウンクルーズというのに乗って、2万発の花火が10分間で上がるっていう。

(宇多丸)ええっ! それはいいですね。街にいるだけで盛り上がり気分が体感できるっていう。

(笹木香利)そうなんですよ。ロンドンアイっていう観覧車のところから花火がマシンガンのように飛び交っていたという素晴らしいカウントダウンでした。

(宇多丸)いいですね。しかもそこからのアーセナルの勝利ということで。それでは、ちょっと私から笹木さんにアーセナルの試合についていくつか質問をさせていただきたいんですけども……。

(笹木香利)あれ? ちょっと(回線が)ブチブチしているな……?

(宇多丸)いくつか質問をさせていただきたいんですけども?

(笹木香利)……

(宇多丸)あ、大丈夫かな? おっ、これは……回線が。なるほど。海を隔てて、もはや地球の裏側みたいなもんですからね。ああ、これはすっかり回線が切れたと言わざるを得ない(笑)。

(宇内梨沙)あ、今かけなおしていますね。

(宇多丸)稗田会長が慌てて番号を打ち込んでいる様がね(笑)。あ、ちなみに笹木香利さんはアーセナルというサッカーチームのファンで、そのファンのことを「グーナー」と呼ばれているわけです。で、2年前の2018年8月30日の特集でアーセナルの魅力をロマンとリアリズムの観点から紹介していただいて。

笹木香利・アーセナルの魅力特集

(宇多丸)やっぱりそのアーセナルファンというのは調子が悪い時も……いや、むしろそういう時にこそ応援してしまうんだと。で、なんかその実利を取るのではなくて、やっぱりロマンの方を取ってしまうというそのアーセナルのイズムに惚れているんだという。その時点で新生アーセナルが誕生するということで……ああ、回線が復活しましたか? 笹木さーん?

(笹木香利)もしもーし! あ、すいません、切れましたね。

(宇多丸)とんでもないです。残りの時間、私から笹木さんにちょっと質問をさせていただきたいんですけども。

(笹木香利)お願いします。

(宇多丸)アルテタが監督になったことでエジルのスプリントはかなり改善されましたか?

(笹木香利)フフフ、もう宇多さんの質問じゃないじゃないですか(笑)。

(宇多丸)フハハハハハハハハッ! いやいや、私のですよ(笑)。

(宇内梨沙)いやー、宇多丸さん。さすが芯を食った質問だ!

(宇多丸)心からの質問ですよ。どうですか、エジルのスプリントは?

(笹木香利)もう素晴らしいですよ。テレビで見ているだけではわからない、オフ・ザ・ボールのエジルの動きが素晴らしいです。めちゃめちゃ運動量があります!

アルテタ監督就任後のエジルのスプリント

(宇多丸)これ、やっぱりアルテタが監督となったことで変わりましたか?

(笹木香利)変わりましたね。もう規律があるサッカー+選手たちの個人技がちゃんとあるので、本当に皆さんの変態プレー、エロいプレーが炸裂していました!

(宇多丸)「エロいプレーが炸裂」。わかりました。私の異様に芯を食った質問、他にもいくつかあるんですが……先に笹木さん、クラウドファンディングで?

(笹木香利)はい、そうなんです。実は私が今、ロンドンにいるのは「笹木香利と行くアーセナル観戦ツアー」というエイチ・アイ・エスさんとの共同の企画でツアーをやっておりまして。今もバスに乗っているんですけども30人ぐらいの方がこのツアーに来てくださいまして。これ、通称「笹旅」と呼んでいるツアーなんですが、その笹旅の様子を1冊の本にしようというクラウドファンディングをやっております。今、皆さんからの応援をお待ちしておりますので、応援していただけると嬉しいです。

(宇多丸)ねえ。笹木香利さんが行くとアーセナルが必ず勝つという伝説まで生まれつつあるようで。

(笹木香利)フフフ、今のところ2回とも全て勝たせていただいて。運のいいツアーとなっております(笑)。

(宇多丸)「カオリン勝利の女神説」ということで。

(笹木香利)いやいや(笑)。

(宇多丸)じゃあ、ロンドンもファンの皆さんと楽しんでください。ありがとうございました!

(笹木香利)ありがとうございました!

(宇多丸)お気をつけて!

<書き起こしおわり>

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