菅田将暉さんが『菅田将暉のオールナイトニッポン』の中でCreepy Nutsとコラボ楽曲制作のミーティングも兼ねた食事会をミシュランの寿司店でした件について話していました。
Creepy Nuts R-指定さんDJ松永さんありがとうございました!なんだかずーっとソワソワモゾモゾした夜でした。近々三人で職質受けましょう!宜しくお願いします!!#ANN pic.twitter.com/bfZtIytnMa
— 菅田将暉 (@sudaofficial) August 5, 2019
(菅田将暉)そういえば、みなさん。Creepy Nutsとご飯に行きましたよ(笑)。火曜日、オールナイトニッポン0のCreepy Nutsと。以前、番組同士でちょっとしたケンカになりまして。菅田の地元、大阪・箕面とR-指定の地元、大阪・堺で。箕面vs堺でやり合ったわけです。で、なんやかんやでいろいろとあって、一緒に曲を作ることになった。まあ、ビーフからのコラボ。もうヒップホップの王道パターンでございます。
ほんで、じゃあ一緒に作ろうやっていうことでスケジュールを調整したりってあったんですけど、結果松永さんがDJの日本一になり、リスケして。で、もう1回リスケをしたらしたで今度は世界一になり、またリスケしてとかいろいろあり。まあ、なかなかお互いにタイミングが合わなかったのがやっと行けまして。ほんで、松永さんが取ってくださったお寿司。「本当にミシュランのすごいお寿司屋さんを取りましたんで!」っていう連絡をくださり。
まあ、僕はその店、前に先輩に連れて行ってもらったことがあったお店だったんで。だからいま思うと本当に申し訳ない。なんというか、R-指定さんとかは「うわっ、松永、やったな! すごいいい店やな!」っていうリアクションだったんだけども、僕はそれを取れない。フハハハハハハハハッ! なぜなら、行ったことがあるから。それは本当、申し訳なかったっすね。「うわっ! さすがミシュラン一つ星の……こんな店があるんですね! 赤酢のお寿司!? 酢飯がちょっと赤いでっせ!」みたいなリアクションが取れず、ちょっと申し訳なかったです。まあ詳しい模様はね、先週のCreepy Nutsさんのラジオで聞けますんで。まあ、ブーたれてましたよ。
ただ、僕としては全然普通の店でよかったんですよ。その、今回は本当にプライベートでお互いに、なんなら曲を作る・作らん関係なく、ただただお話がしたいっていう会ですから。場所はどこでもよかったんですけど、まあ松永さんが気を使ってくださって。いい店を用意してくださって。ほんでまあ、話としてはちゃんといろいろと「こんな曲にしましょうか」とか。「やっぱり僕ら、ラジオで出会っているからラジオの絡んでいることがいいのかな?」とか。いろいろとしゃべったりして、内容はよかったんですけども。
その後もクリーピーさんのラジオで、まあさっきも言ったようにブーたれて。で、なんや、最後の方聞いていたら「菅田はケチや」っていう話になっていましたから。これね、どういうことか?っていうと最後にお会計でね、まあ金額が3人で5万5000円やったわけですよ。フハハハハハハハハッ! あーあ……まあ、そらそうですよ。僕はそうなるってわかっていましたよ。なんなら。なんならその時からちょっと嫌な予感はしていたんですけど。ほんで、最終的に割り勘やったんですよ。3人でね、2万円ずつ払って。それでまあ、お釣りを分けて。
で、その割り勘にしたことに対して、なんや松永さん、最終的に「菅田はケチや」っていう。いや、そう言うならば俺にもちょっと言わせてもらいたいっていうか。その……そもそも割り勘をするような店ではないんですよ。フハハハハハハハハッ! あの手のお寿司屋さんはみんなでそんな札を出し合ってお釣りを分けるようなお店ではないんですよ、そんなもん。本当に。本当にひとケタ違うわけですから(笑)。だいたいはカードでパッと、誰かが……なんならみんなの前で、お寿司を食べたテーブルにお札が並ぶような店ではないんですよ(笑)。
割り勘で払うような店ではない
で、まあまあ、僕もいろいろとそのお会計の時に考えたんですよ。「これは誰がどう払うんや?」と。で、もちろん全然払う気もあるし。とはいえ、やっぱり年齢的にはお二人とも先輩になるわけなので。ここで僕がねえ、全部払うのもちょっと違うじゃないですか。なんか嫌らしいというか。だってせっかくね、クリーピーさんと「曲を作ろう」言うてるのに。一応年齢的には後輩の僕がね、5万5000円をドーンと払うのもなんかちょっとメンツとして……そう。そうなんですよ。メンツとしてヒップホップとか。まあ、ヒップホップだけじゃなくて芸事ってなんでもメンツっていうのが大事なわけじゃないですか。そういう文化もあるし、お二人のこともあるから。
とりあえず俺はお二人の出方をうかがおうと。で、僕は要は黙っていたわけですよ。で、「おう、菅田。お前、どうせあんねやろ? 払え!」って言われたら払いますよ、そりゃあ。うん。そう思っていたけど、なんかこう、別に何をしゃべるわけでもなく、1枚、2枚と出してポン……って。じゃあ、僕もポン……みたいな。フハハハハハハハハッ! なんかこう、締まりの悪い会計が始まり(笑)。で、「じゃあ、もう僕はだったら割り勘で全然いいですよ。みんなで払いましょう。ここで優劣をつけるのも違いますね」っていう。そういう意味で僕は払ったんですよ。
それで「僕らはこれから一緒に曲を作る上で、お互いに上下はない」っていう。僕はあれはある種の誓いのような気持ちでいたわけですよ。そしたら「ケチだ」って言われて(笑)。そんなこと、あります? これ、俺はなんも悪うないよね? ひどい話ですよ。いや、だったら払える店を予約しろや!っていう話なんですよ(笑)。だったら最初から払うっていう……ねえ。食べログとかだってだいたい金額書いてあるから。だいたい1人◯◯円って。それでケチって言われるのもなんか……違うというか。まあ、そのヒップホップ的に正直、僕はヒップホップ的な意味で、そういう意味では格好悪かったなっていう。
正直ね、その向こうのフィールドで言うと「ボースティング」っていうんですか? それとしてはちょっと、うん。なんかちょっとイマイチ……とはいえ、僕は別にケンカがしたいわけじゃないんですよ。だっていま……あ、危ないわ、これ。この流れで行くとまた向こうでケンカになるな。危ない、危ない。いや、違う。そういう意味じゃない。だってこんなね、ラッパーたちとDJと1回、ビーフを起こして仲良くなって「曲、作ろう」ってなって。もう1回、プライベートでケンカをしたらこれはただのケンカやから(笑)。
別にケンカをしたいわけじゃないんですけども。「そう言うんやったら俺は俺で言わせて言わせてもらいますよ」っていうだけで。もうだから、そういうのはやめましょう。最後にただ、もう1個だけ言わせてもらいたい。なにが言いたいのかっていうと、僕は一応お二人が僕のラジオに来てくれた時に僕がアカデミー賞っていう、日本で言ったらいちばん大きな映画の授賞式で最優秀賞をいただいた俳優です。で、方やR-指定さんは日本一を3回取っているラッパー。それで松永さんは今回、世界一! 世界一になったDJですよ。この3人が集まった食事会で割り勘っていうのが恥ずかしい! フハハハハハハハハッ!
「このままだと、こじんまりした曲になるぜ?」
本当に、それですかね。なんか、このままだとこじんまりした曲になるぜ?っていう。まあでも、とはいえ楽しいことになりそうです。いい、最初の会にはなったんで。またいつか、曲ができると思うので、気長に待っていてください。それでは今週も始めて行きましょう。菅田将暉のオールナイトニッポン!
<書き起こしおわり>