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佐久間宣行 民間放送全国大会ラジオシンポジウムを語る

佐久間宣行 民間放送全国大会ラジオシンポジウムを語る 佐久間宣行のオールナイトニッポン0
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佐久間宣行さんがニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』の中でパネラーとして参加した民間放送全国大会ラジオシンポジウムの模様を話していました。

(佐久間宣行)あと、今日の朝9時半からあるイベントに参加してたんですよ。それが民放連……民間放送連盟全国大会っていうのがあって。民間放送連盟っていういろんな放送局が集まっているのがあるんだけども、それのシンポジウムがあって、それに呼ばれたんですよ。明日朝9時半に。朝9時半集合で、パネラーとして出てくれと。何かって言ったら、ラジオの方なのよ(笑)。おかしくね? テレビの方じゃなくて、ラジオシンポジウムのパネラーをやれってうい。テレビも同じタイミングでやっているのよ。で、テレビは1階でやっていて、2階はラジオなの。で、テレビの人たちはみんな1階に行っているのに、俺はエスカレーター上がって2階に来て(笑)。

2階の部屋でパネラーをやってくれって言われて、その新高輪プリンスホテルの控室に行ったのよ。そしたらそこに、我らが上柳昌彦さん。『あさぼらけ』の。それとFM802っていうところで『ROCK KIDS 802』っていうラジオをずっとやっている若者にすごい人気の落合健太郎さんっていうパーソナリティと、やきそばかおるさんっていうなんでもラジオのことを知っているフリーライターの方。結構取材とかさせていただける方がいて。その3人と俺を合わせて4人で今回のラジオのシンポジウムをやってくれって言われて。

「ああ、そうですか」「今回のテーマは『ラジオはパーソナリティだ』というテーマです」って言われて。「ハズッ!」って思ったんだけど(笑)。まあまあ、面白がってくれるのはありがたいことだなと思って。で、どっちかと言うとそういう講演会的なものとか、もうおじさんになってきたから苦手じゃないから。そういうところでも大体鉄板でやってこれたはずだから、まあ今回も大丈夫だろうと。自分の人生経験上、仕事の話をすれば大丈夫だろうと思って。ここがまあ、あれなんだけども。打ち合わせも……上柳さんも「そんなに打ち合わせしなくて大丈夫ですよ。自由にしゃべってくれれば」みたいな感じだったから。ちょっと余裕をぶっこいて。「ああ、わかりました」って。

で、台本も見ないぐらいの感じだったのよ。「『私とラジオ』で話してくれるかな?」「ああ、それは何回も話してます」「大丈夫でしょう、佐久間さん?」「ああ、大丈夫です」っつって。で、始まって、裏動線で会場に行って。それで上柳さんがしゃべっていて、しゃべってるのを俺、裏で聞いて「おやっ? 上柳さん、結構ボケてるけど、笑いがねえな? 俺、面白いけど……あれ? おかしいな?」って思ったの。それで「ということで、パネラーのみなさんを紹介します。1人目は……テレビ東京の佐久間宣行さん。オールナイトニッポン0のパーソナリティです!」って言った瞬間にAviciiが流れて(笑)。

「Aviciiが流れて登場するの、恥ずかしいな」と思って出ていったら、衝撃だったのよ。ほぼ60歳ぐらいの人たち。だから各ラジオ局の役員とか社長。60……下手をするともっと上の人もいるぐらい。で、うちのディレクターの石井くんが最年少でポツリと袖にいるぐらいの感じで。全員もう、だから一面茶色(笑)。茶色とグレーの……(笑)。そこにAviciiが鳴り響いているから。別に誰も(手を叩いて)こういうことしてくれないからね。

で、俺がそこに1人で立って。「あれ? これ、全然予想と違ったな」って思って。でも、軽くボケようと思って。「いや、僕もここにいるんじゃなくてね、下のテレビのところでしゃべれみたいなところ、ありますけどね」って言ったら、「スーン……」って。フハハハハハハハッ! 全く、誰も笑わない(笑)。「うわうわ、ヤバいヤバい!」って。もうちょっと長くしゃべる予定だったんだけど「あ、ありがとうございましたー」っつって(笑)。「ありがとうございましたー」ってそのまま席に座って。めちゃくちゃ重いのよ。「ヤバい、ヤバい、これどうするんだ?」って思って。

で、その後に俺の緊張が伝わって、FM802の落合さんもしゃべっているんだけど、噛み噛みなの。もう20年パーソナリティやっている人だから噛まないはずなのに。「私もいま、ラジオが終わって来て……ええとですね……」って。俺のが影響しちゃって(笑)。で、俺も「ヤベえ、この後どうしよう?」って思ってパーッと観客を見たら、さらに俺の緊張を高めたものが1個あって。なんでだかよくわからないんだけど、テレビ東京会長が明らかに座ってるのよ(笑)。客席に。「テレビのシンポジウムに行けよ!」っていう話なんだけど(笑)。二度見したもんね。「あれ? うちの会社の会長じゃね?」っつって。

で、うちの会社の会長が真ん中に座ってんのに、しかも俺、初っ端の挨拶を滑ったからすげえ不安そうな顔で「佐久間、行けるのか?」みたいな顔をして会長、見ているのよ(笑)。で、唯一の身内が会長っていう。「この人の前では滑りたくない」っていう気持ちもありながらも「ヤベえ、ヤベえ……」って。で、みんな結構緊張が伝播して。

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全員に緊張感が伝播する

でも、上柳さんは「笑いを取りたい」って感じのテンションで話してくるから。「佐久間さん、はじめてのラジオとの出会い、どうですか?」みたいなことを言われたから。まあ、実際に本当のことで。「僕はいわき市に住んでいて。僕は小学校の頃はタモリさんのオールナイトとかをちょっとだけ聞いて。中学になってはじめて自分の部屋をもらってラジオを聞いたんで伊集院さんのラジオだったんですよ」みたいな話をして。あと、これ絶対どこに行ってもそこそこウケるはずだったんだけども。「いわき市って海沿いだと電波がきれいに入るけど、山沿いだと電波が入らないから。その時の天候によってはラジカセを持って自転車で海の方に行って電波を入るようにして聞いたんですよ」って言って。これ、だいたいウケるのよ。でも、「スーン……」っつって。

「そのぐらい一生懸命聞いてくれたんですか」みたいな顔をして、おじさんたち。「う、うん……そんな思い出もありますね」って(笑)。でも、その後もどんどんと続けようと思ったんだけども、どんどん自信がなくなっていっちゃって。本当は、「うちの地域、特に30年ぐらい前のいわき市って結構ヤンキーとかばっかりだったから。『深夜ラジオを聞いてる』って言ったらナメられるからヤンキーの前では『BOOWYのファンでした』みたいな。深夜ラジオ、伊集院さんの名前なんか1個も出せませんでしたよ。もう俺はずっと『BOOWYと工藤静香のファン』って言っていました」なんて。それでちょっとウケると思ったら、「うんうん。大変だったな」みたいな空気が流れて(笑)。イロモネアだったらもうアウトよ。1枚も開かない(笑)。

で、やっぱり歳の差が20歳ぐらいあるから掴みかねていて。で、「これは上柳さんに頼るしかない!」って上柳さんの方を見たけども、上柳さんも必死で台本をめくっていたからね(笑)。このイベント、本当は1時間40分だけども、このままじゃ40分ぐらいで終わるぞ?っていうぐらいのペースで(笑)。でも、そこで一旦諦めて。というか、FM802の落合さんもそこでたぶん気持ちを切り替えたんだと思うんだよね。笑いを取るトークを止めて、「僕とラジオの出会い。アメリカでのラジオ事情」みたいな情報に行ってくれたのよ。

情報に行ってくれたらもう安心じゃん。そこはさすがだよ。切り替えて。さすがFM! AMみたいに必死に笑いを取ろうとしないから(笑)。落ち着いた感じで「私はコネチカット州にずっといたんですけど……」みたいな。それでそのアメリカのラジオ事情を話してくれてい間に一呼吸ついて。「ああ、次に俺に回ってきたら笑い取ろうとかするの、やめよう。自分のラジオとのことをちゃんと話そう」と思って。それで次に回ってきた時に「ニッポン放送のオールナイトニッポンのここが好きで、ここに救われて。ここからカルチャーを学んだんですよ」とかっていう話の中で、やっと「伊集院さんのラジオの中の芳賀ゆいっていうのが好きで……」っていう話をしたらみんな、「そうそう。懐かしいね」みたいな。

「そうなんだよ。よく考えたら俺の青春時代の話をしたら、それを作っている人たちだから。この話をすればよかったんだ!」って思って。で、そこではじめて「でも俺、伊集院さんはギャグオペラ歌手っていう風に自分を言っていたから。俺も田舎にいたから、本当にオペラ歌手だと思っていましたよ」って笑わせるつもりもないぐらいのトーク。ドカン!ってウケて(笑)。もう客のポイントが全くわからないっていう。フハハハハハハハッ! でも、そこで場も和やかになって。で、そこではじめて全体で一体感が出て。

その後、ウケとかとは全く違うんだけども、やきそばかおるさんっていうフリーライターの人が全国のおもしろラジオパーソナリティみたいなのを紹介してくれたんだよ。で、それがめちゃくちゃおもしろかったんだよね。その中で記憶に残っているのを1個か2個、紹介すると……FM岩手に『おもかげ横丁 スナックいがわ』っていうラジオがあって。それがね、実際にやっているスナックのママ2人がスナックで収録して。それで30分やっているスナックトークのラジオで(笑)。で、客がスポンサーっていう。フハハハハハハハッ! で、7社ぐらい自分でスポンサーを取っているっていうラジオの話とかがまずめちゃくちゃおもしろくて。そんなのあるんだって。音源を聞いて。

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全国おもしろラジオパーソナリティ紹介

で、もう1個が愛媛の南海放送でやっているラジオ。『友近ママの魔法の引き出し』っていうラジオなんだけど、友近の母ちゃんがやっているんだって(笑)。友近のお母さんってめちゃめちゃ愛媛で人気があって。しかも同じことでスポンサーは自分で取ってくるんだって。で、スポンサーを取ってきてトークするから、90分番組なのにスポンサーが11社ついているんだって(笑)。いや、もう星野源よ! フハハハハハハハッ! 友近ママのラジオ。それも音源がめちゃくちゃおもしろくて。

あと、これは俺もよく知らないんだけども。山陰放送にとんでもない女性アナウンサーがいるんでしょう? ラジオを全く聞いてなかったけど、アナウンサーになってラジオを任されて。いま3年か4年なのにめっちゃくちゃ人気あるっていう26歳の女性アナウンサーがいて。森谷佳奈さんっていうのかな? その人は爆笑の太田さんも『日曜サンデー』でなんかの賞で優勝させるくらいの人で。その人を見たさに山陰放送のイベントに北海道とかから人が来るっていう、そういうニュースターがいるんだって。そんな人がすごいって言っていて。

で、ちょっと笑っちゃったんだけども……その人が俺の本多劇場に来てたんだって(笑)。どういう理由なのか、わからない。僕のラジオのリスナーだったのかもわからないんだけども、島根から来て。それで始発で帰っていったみたいな、そういう人らしいから。だから相当クレイジーな人だなっていう。その人の話とかでやっと情報として結構落ち着いてさ、いい場になってきたなと思ったあたりから徐々にちょっとなんかね、もうひとつ厄介な人が出てきたんだよ。それかね……上柳昌彦。フハハハハハハハッ!

なんかちょっと場が落ち着いてきたじゃん。そしてみんな「ああ、これで結構ちゃんと話せるな」と思ったら上柳さんがガンガン話し始めて。上柳さんが「佐久間さんはね、本当にしゃべりが上手いのよ。フリートークに命をかけているから」みたいなことを急に言い始めて。「ねえ! フリートークに命をかけてるんですよね?」みたいな。「お、俺? ここで、俺?」みたいな感じで。で、しゃべり始めて。「そうですね。僕はフリートークも好きだからがんばろうと思って。ゴッドタンの会議とかでもかけちゃって、『お前、やってんな!』とか言われたりするんですよ」とかっていうのでコンパクトにまとめてお返ししたら、「いや、佐久間さんはね、サラリーマン人生が長いからね。しゃべり方に支配感があるんですよ。支配感のあるトークなんですよね?」って渡されたのよ。

「支配感のあるトーク……えっ、どういう説明を? はあ?」って思って(笑)。で、「会社員としての経験値がね、芸人さんとも戦友としてバリバリやっているから。芸人さんとも裏話もすごいいっぱいあるんですよね?」って渡されて。「えっ、いま俺、ここから芸人との裏話を話さなきゃいけないの?」って思って。上柳さんが俺を好きすぎるのよ(笑)。で、会場はややウケ(笑)。なんだけど、そこから上柳さんが乗ってきちゃって。俺、衝撃だったよ。ラジオ全体のシンポジウムよ? 「みなさん、あのですね、これは弊社だから。僕も言っちゃいけないかもしれないけど、言いたい! いまのオールナイトニッポン二部はね、メンバーが最強!」って言い始めて(笑)。

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「オールナイト二部のメンバー、最強!」(上柳昌彦)

「えっ、ここで?」っていう。「みなさん、私も言いたくないですけどね、いまのメンバーは最強なんですよ!」って。俺は心の中で「ハズい、ハズい……早く終われ!」って思っていたんだけども。上柳さんが急に……恐ろしいよ。「月曜日、伊藤健太郎!」って言い始めて。フハハハハハハハッ! 「えっ、嘘? 月曜日から紹介していくの?」って思って(笑)。「月曜日、伊藤健太郎! 伊藤健太郎くんはね、みなさん。イケメン俳優だと思うでしょう? 彼はね、おじいちゃんがすごいレコード収集家でね。80年代のラジオとかも知ってるから。これね、私たちも知っているような曲をかけてくれるんですよ。みなさんも聞いたら好きになっちゃうな。そしてなにより、気持ちのいい男!」みたいなことを言い始めて。

「おお、それで終われ、それで終われ……」って思っていたら、「火曜日、Creepy Nuts!」って言い始めて。フハハハハハハハッ! 「Creepy Nuts。これね、ヒップホップ。みなさん、怖いと思うでしょう? Creepy Nutsは違う。世界一に輝いたDJと3年連続日本一のMCがいて。それで怖いかと思ったら、めちゃめちゃ親しみやすいトーク! それで私たち、ヒップホップが聞きたくなっちゃう。木曜日、King Gnu井口理! 東京芸大のテノール科! エキセントリックなところもありながら、でも面白いんですよね」みたいなことを言って。「金曜日、みなさん知っている霜降り明星。そして水曜日! 水曜日、誰ですか、佐久間さん?」「俺です……」って。フハハハハハハハッ!

「ちょっと、待ってくれよ?」って思って(笑)。「支配感のあるトーク!」って。2回目。で、そういうことを全部1人ずつ力説していって。それで「いまのニッポン放送、私が言うことじゃないですけども、オールナイトの二部ね、聞いたら一発で好きになっちゃうから。このメンバー私、好きなんですよ」って。それで終わるかと思ったら、「佐久間さんはでも、番組も面白いからな。今週のゴッドタンの話、しましょうか?」って(笑)。今週のゴッドタンのさっき言った尻ベーターの話を……あれだよ? 全ラジオ局の社長の前で俺、尻ベーターの話、させられたの。ウケるわけない!

それでもういたたまれない空気になって。それでうちの会長、たぶんゴッドタンを見てないから。「そんな企画、やっていたんだ」って顔をしていて。親バレ。AV嬢の親バレに近いようなことが起きて。で、「うわー」って思いながら……フハハハハハハハッ! あ、来た。来た来た!(笑)。

(上柳昌彦)佐久間さんはね、人の心を掴むトークをするんですよ!

(佐久間宣行)もううるせえ、うるせえな……(笑)。

(上柳昌彦)佐久間さんはね、会議が上手いと思うんだな!

(佐久間宣行)これ! これをずっとやってんのよ(笑)。

(上柳昌彦)あ、上柳です。

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上柳昌彦、乱入

(佐久間宣行)俺、思うんですけど、なんで月曜日から紹介し始めたんですか?(笑)。

(上柳昌彦)これもね、だからわかっていたんですよ。ああいうネズミ色と茶色の人しかいなくて笑いが薄いだろうなって思って。でも佐久間さん、たのむよっていう気持ちでやっていたんですよね。

(佐久間宣行)最初ね、振ってくれたのはわかります。で、僕もがんばったのはわかるけど、なんで後半、「いまのオールナイトニッポン二部はメンバーが最強なんです!」って?

(上柳昌彦)それは本音なんですよ。

(佐久間宣行)それにしても、「月曜日、伊藤健太郎!」って言い始めた時、俺は震えましたよ(笑)。

(上柳昌彦)フハハハハハハハッ! まあね、変なテンションになっちゃいましたね。あの場はね。

(佐久間宣行)あと、FM802の落合さんが「はい、そうですね。そうですね」って全部聞いてくれて。めちゃくちゃいい人だから(笑)。

(上柳昌彦)もう落合さんがものすごいいい人。でも落合さんに憧れて中高生がDJになりたいって言ってくれてるって、ラジオ屋としては嬉しいんですよ。若い連中が……っていうね。

(佐久間宣行)そうですね。だから俺、1個だけ思ったのは、はしゃぎすぎ(笑)。

(上柳昌彦)そう。それは言えると思うんだよね。あまりにも反応が薄いから、がんばらないとなって……(笑)。

(佐久間宣行)まあまあ、みんなで乗り切りましたよね。だからみんなで乗り切った後、最後に弁当を食べる時にみんなぐったりしていたから(笑)。

(上柳昌彦)ぐったりした。でもやきそばかおるさんには助けていただきましたね。すごいですよね。だから、もう本当に全国の民放ラジオの幹部の人がみんなやきそばさんに挨拶に来ていましたもんね。いやいや、だから「支配感」とは言ってないんですよ。「会議で人の心をちゃんとつかんで。それで集団を引っ張っていく力を持っている人がオールナイトをやると面白いんだっていうことがわかった」という。

(佐久間宣行)ありがたいですけど……帰ってもらっていいですか?(笑)。

(上柳昌彦)そうね(笑)。俺、2回目の「帰ってもらっていいですか?」をここで頂きました。ありがとうございました(笑)。

(佐久間宣行)ありがとうございました(笑)。

<書き起こしおわり>

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