ウエストランドのお二人が2023年8月30日放送のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』に出演。M-1チャンピオンイヤーにもかかわらず8連休となってしまった河本さんに対し、ギャラ折半の井口さんに寄生する『パラサイト 半地下の家族』状態になってしまっていないか？ 確認をしていました。
（佐久間宣行）河本さんはどんな風に言われたって、M-1チャンピオンですもんね？
（河本太）そうです、そうです。どんだけセリフがセリフが少なくたって。
（井口浩之）いや、みんなむかついてるだけだから。「なんであんなやつが優勝したんだ？」ってなっているだけだから。
（佐久間宣行）それが結果、8連休に出ちゃっているわけだから（笑）。
（井口浩之）そうなんですよ。何が目立ってるんだよ？ お前、そんなに休んでるやつが！
（佐久間宣行）8連休、なにやってんの？
（河本太）いや、でも家族旅行をして……（笑）。
（井口浩之）「でも、あの……」で言う話じゃないから。「でも、あの、一発ギャグを作ってました」とかだから。
（佐久間宣行）「でも、あの……」で始まったら、普通は「来たるべきの時のために準備してます」じゃん？ で、休みで「でも、あの……」で始まって「家族旅行」っていうのはもう、ただの休みのエンジョイだから（笑）。
8連休の過ごし方：家族旅行
（河本太）休みだからって、ダラダラしてたわけじゃないんですよ。キャンプに行って、家族サービスして、ラジコンをして……。
（井口浩之）「ダラダラ」だよ！
（河本太）ダラダラじゃないよ。月・火はダラダラしたよ。Netflixを全部見た。
（佐久間宣行）そうか（笑）。8連休あるから、最初の2日はダラダラしても、いいんだ。まだ6日あるから。
（河本太）そうです。結構忙しかったんですよ。家族サービスの方が意外と大変だったりするじゃないですか。仕事より。
（佐久間宣行）どこに行ったの？
（河本太）あの、那須です。
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！
（井口浩之）ふざけんなよ、マジで。本当に……今、ここに何か硬いものがあれば、ぶん殴ってますから！
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！ 家族旅行は衝撃だな、やっぱり（笑）。
（井口浩之）よく行けるな？
（中略）
（佐久間宣行）本当はだって井口が他で活躍して……今、活躍しているわけじゃん？ で、だから河本がバイきんぐの西村くんみたいに、お笑いでバリバリじゃなくても、なにかの一線級になってくれればいいってことでしょう？
（井口浩之）そうですね。そしたら同じ日に別の稼働をしていて。で、揃った時に面白いなってなるのが一番いいわけじゃないですか。だからそうなってほしいんですけどね。
（佐久間宣行）それはどうなの？
（河本太）1人だともう、不安でしょうがないんですよ。1人でどこか、現場に行くのが。
（井口浩之）だから僕が1人でお仕事をさせてもらうじゃないですか。「じゃあ河本さん、ちょっとキャンプ関連の……」ってなっても、僕も行かなきゃいけないんですよ。「井口さんも来てください」っていう風に結局、なるんで。だから、僕がとんでもなく忙しくなるだけというか。
（佐久間宣行）そうか。で、結果的には大事な説明を全部井口がしなきゃいけないんだよな？
（井口浩之）そうなんですよ。たぶんもう僕のがキャンプ、しゃべれますよ？ おそらく（笑）。もう今となっては。
（河本太）「おそらく」っていうか、今そうだからね。
（井口浩之）実際、もうそうですから。
（佐久間宣行）ああ、キャンプ仕事の時は井口が全部しゃべって？
（河本太）井口が全部、説明してくれます。
（井口浩之）だからヒロシさん。もうソロキャンプの第一人者のヒロシさんに昔からかわいがってもらっていて。一緒に焚き火会のメンバーで。そのキャンプの仕事も振ってくれていたんすけど、なんか僕も一緒に行くようになって。最終的にヒロシさんと僕だけになってたんですよ（笑）。
（佐久間宣行）外されたの？
（河本太）はい（笑）。
（井口浩之）なんかヒロシさんと僕でキャンプのラジオ、やってますしたもん（笑）。
（佐久間宣行）さすがにその時は、何か思うことあったでしょう？
（河本太）いやいや、しょうがないだろうって。井口を出した方がおもろいじゃないですか。向こうだって。求められてるのはやっぱり井口ですから。新しい風というか。キャンプ芸人の中の、キャンプ嫌いスタンスですけど、スキルはやっぱりありますから。
（佐久間宣行）なんで自分の仕事がない時の話だけ、流暢になるの？（笑）。誰よりもその、自分が仕事がないことの分析だけ流暢にしゃべれるのよ？（笑）。
（河本太）言い訳ばっかり上手くなって（笑）。
（井口浩之）言い訳ばっかりしてるだけですから。
（佐久間宣行）あれだよね？ 前に言ってたじゃん？ M-1を取る前は「家族が悲しそうな顔をするから」みたいなこと、言ってなかった？ 「娘に嘘ついてた」って言ってなかったっけ？
（河本太）ああ、嘘ついてました。嫁にも。
（井口浩之）だから本当に2022年、M-1を優勝させてもらう前の半年はマジで僕だけの稼働だったんで。で、僕は本当にもうその時から、お休みなくぐらいの感じだったんで。
（河本太）ただ、やっぱり人間って堕落していくもんで。やっぱり嫁も、だんだん井口に養ってもらってるっていうありがたみが薄れていくんでしょうね。だんだんだんだん、何も思わなくなってきていて。で、今年に入ってもやっぱり、入ってくるも入ってくるから。
（井口浩之）（ギャラは）折半なんで。
（佐久間宣行）井口がいくら働いても、河本の分のギャラも払ってるわけだからね。
（河本太）で、優勝した後はもっと入ってくるわけじゃないですか。すると、やっぱり文句を言わないんですよ。なんにも。
（佐久間宣行）お金があるから？
（井口浩之）こんなの、言うのもあれだけど……クソ家族だろう？
（河本太）「クソ家族」って言うなよ！
（佐久間宣行）フハハハハハハハハッ！
（河本太）クソ家族じゃねえわ。
（佐久間宣行）あれなんじゃない？ 本当の『パラサイト』なんじゃない？（笑）。
（一同）フハハハハハハハハッ！
（井口浩之）本当にそうですよ。
（佐久間宣行）寄生家族……半地下の家族じゃねえか？ お前！（笑）。
（河本太）ただ偉いのは嫁は僕が消えると思ってるのか、ちゃんと今も働いてるんですよ。元の職場で。
（佐久間宣行）ああ、M-1チャンピオンになっても奥さんは共働きなんだ。
M-1チャンピオンになっても妻は働き続ける
（河本太）そうです。ちゃんとお仕事に行って。僕より忙しいですよ。娘も僕より、学校に行ったりして忙しくて。僕が一番暇なんですよ。
（佐久間宣行）そうか。公園に行ったりして。ラジコンを持って。
（河本太）ラジコンを持って、缶ビール飲みながら。
（井口浩之）なんかやれよ！ 本当に……今、どんどん嫌われていっているんだから！ 小さい声でボソボソボソボソしゃべりやがって！ なんか最初はやっぱり「河本さんのこういうの、憎めない」みたいに言っていましたけども。もうみんな、めっちゃ憎んでいるんですよ。ファンとかも。
（佐久間宣行）ああ、さすがに？
（井口浩之）本当にたぶん、ファンとかもみんなも、むかついてるんで。
（河本太）むかつくでしょうね、それは。
（井口・佐久間）フハハハハハハハハッ！
（河本太）僕もむかつきますもん。こんなやつがいたら。
（佐久間宣行）むかつくけど、どうすることもできない？
（河本太）どうすることもできない。
（井口浩之）いや、やれよ！ 努力とか！
（佐久間宣行）なんで、なんで？
むかつかれても、努力はしない
（河本太）なんで……だから、甘やかされたからじゃない？ 親だったりに……。
（井口浩之）僕のせいにするなって！ 親のせいとかにするなって！
（河本太）親に始まり、妻、お前。この三つの要素が僕を作り上げた。
（井口浩之）これが一番よくないから。よくない発言だから！
（河本太）なにもしなくてもここまで来れたっていう。
＜書き起こしおわり＞