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菊地成孔と高橋源一郎 ボーカルを語る

菊地成孔と高橋源一郎 同世代の人々を語る NHKすっぴん!
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菊地成孔さんがNHKラジオ第一『すっぴん!』にゲスト出演。高橋源一郎さんとボーカル、歌をうたうことについて話していました。

(藤井彩子)お送りしているのはFINAL SPANK HAPPYで『エイリアン・セックスフレンド』です。

(高橋源一郎)いやー、NHKの午前中にふさわしい曲。素敵ですね。あの、これはデュオで小田朋美さんですよね?

(菊地成孔)そうですね。ODですね。

(高橋源一郎)そうそう。これも聞きたいことがあって。ぺぺでも菊地さん、歌ってらっしゃるんですよね。で、結構いろいろと歌っていて。もちろんジャズミュージシャンで楽器を弾く人で歌う人は昔からサッチモとか、チェット・ベイカーとかいるんですけども。まあ、ひとつは「なぜ?」っていうのと、たとえばさっき言ったサッチモとかチェット・ベイカーって声と楽器ってなんか同じ音じゃないですか。

(菊地成孔)ああ、そうですね。

(高橋源一郎)要するに簡単に言うと、どっちも持ち替えているような感じ。で、菊地さんの場合はどうなんですかね?っていう。あの人たちはつまり、楽器の延長で。そういう人はいますよね。トランペットやサックスの代わりに喉を吹いているみたいな。菊地さんはどうなんですか? ものすごく歌っているでしょう?

(菊地成孔)そうですね。いっぱい歌っていますけども。

(藤井彩子)声とか歌っていう表現方法の位置づけってどうですか?

(菊地成孔)そうですね。いや、特にそんなにね、歌も昔から好きだし、サックスも好きだし。どっちもスキルっていう意味ではそこそこなんで。どっちもやろうかなって。

(高橋源一郎)自然にやっている?

(菊地成孔)そうですね。まあ、好きでやっているっていうのがいちばん大きいですね。歌いたいし、吹きたいんだっていうような感じですかね。

(高橋源一郎)歌うのは好き?

(菊地成孔)歌うの、好きですよ。

(高橋源一郎)ですよね(笑)。すごく楽しそうに。でも、あと菊地さんは本当に何でもやるんで。たとえばジャズのクラシックっていうか、そういうのもやるじゃないですか。スタンダードみたいな。この前、デューク・エリントンの『Fancy』かな? ああいうのもライブではやるんですか?

(菊地成孔)ライブでは……最近はあまりジャズのスタンダードはやらない。まあ、やる時もありますけども。はい。

(高橋源一郎)じゃあボーカルは好きで歌ってるっていう?

(菊地成孔)そうですね。まあ、あまりにも雑駁な言い方ですけども。誰かに強要されて歌ってるんじゃないので。好きで歌ってるっていう以外にないですけどもね。ただ、なんて言ったらいいのかな? 僕くらいのスキルと僕くらいのアティテュードで歌っているっていうことを伝えたいっていうのが、もうちょっと立派な言い方ですよね。もう歌わなきゃ死んじゃうんだ!っていう人もいるし、ものすごいその人の声を聞いただけで震えて慟哭して泣いてしまうとかいう力を持ってる、なんか歌の子供みたいな人もいると思うんですよ。歌っていうのはそういう力を持ってるものだし。たけど一方で、簡単に言うと「ヘタウマ」なんだけど。さっき言った僕らの世代の人って、みんな結局ヘタウマなんですよ。

菊地成孔と高橋源一郎 同世代の人々を語る
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(高橋源一郎)そうなんですか?

(菊地成孔)うん。ウマウマじゃないですね。ヘタウマなんで。あの下手くそだったり不器用だったりすることにとても価値があるんだっていうことを伝え続けていきたいなと思っているんですよね。

(高橋源一郎)そうですよね。菊地さん、変な言い方だけど、「味わいがある」っていうか。菊地さんじゃなきゃいけないんだけども、特にすごい超絶的技巧があるわけではない。でも、サックスの方はめちゃくちゃ上手いじゃないですか。

(菊地成孔)まあ、そんな自分で「私、めちゃくちゃ上手いです」って言うのもなんですけども。そこそこですよ。(BGMを聞いて)ああ、これはNHKさんで1回だけやらせてもらった『チェイス~国税査察官~』かな? その主題歌ですね。『Regression 退行』『Regression 退行』っていう曲ですね。

(高橋源一郎)ああ、これは主題歌だったんだ。

(菊地成孔)これ、主題歌ですね。エンディングテーマっていうか。

ペペ・トルメント・アスカラール『Regression 退行』

(藤井彩子)菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールで『Regression 退行』を聞いていただいております。まさに「背徳」っていう匂いのする曲だなといつも思いながら聞いております。

(高橋源一郎)全部そうですけどね(笑)。

<書き起こしおわり>

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