DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』、いま注目のヒップホップ楽曲特集でDababy『Suge (Yea Yea)』を紹介していました。
(DJ YANATAKE)というわけで、さっそくもうバックにかかっている曲でお気づきでしょうか。こちら、ダベイビー(DaBaby)というアーティストがいます。名前がすごいよね。1ワードで「DaBaby」。この人、オハイオ生まれ、ノースカロライナ育ちということですけども。現在、27歳ですね。まあそんなに若くないのかな。なんだけど、2015年から活動開始。だから意外と4年前ぐらいからなんですね。活動を始めたのはね。だから23ぐらいから。普通のラッパーからしてみたら、そんなに早くないのかな。
で、ダベイビーってこれ、バーンと出てきた時にめっちゃくちゃいいジャケなんですよ。アップのね、すごいいい笑顔のね、なんかね面白い感じの顔した。
で、この人でもなんかいきなりすごいアメリカのいろんな配信サイトで押されてて、何なんだろうな?って思ってたら、名前を見て思い出してました。ベイビー・ジーザスっていう名前で活躍してたんですね。これまでね。2015年からミックステープなんかでかなり名を挙げてきたという感じ。でも、それがやっぱり話題を呼びまして、メジャーとサインして。今年3月に『Baby on Baby』というアルバムをリリースして、いきなりそれがアメリカのビルボード25位にランクするぐらいまでヒットしました。
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で、ですね、今日かけたいのはその中でもいま、クラブでかなり注目されている曲でございます。ダベイビーの『Suge』という曲です。「シュグ」といえばみんな思い出すのは何でしょうね? やっぱりあの「シュグ・ナイト」ですよね。シュグ・ナイトさん、ご存知ない方いらっしゃらないと思いますけども。あのドクター・ドレとかスヌープ・ドッグと契約したり。そして2パックもですね、まあの映画なんかで苦しめられたところが映し出されていましたけども。ヒップホップ界一のヒールと言いますか、ヴィランと言いますか。
Suge Knight 以上にフッド精神の俺 https://t.co/xU3W9L2WtP pic.twitter.com/d9L80jgtyX
— The Game (@TheGame_Japan) 2019年5月9日
まあシュグ・ナイトさん、いまはちょっとお勤め中ですけども。彼のことを上手く自分にたとえて歌っているような曲になっております。じゃあ、なんで「シュグ」か?っていうと、ダベイビーさんはこのメジャーデビューに合わせまして、自分でレーベルを作りました。ビリオンダラーベイビーっていうレーベルを作ったんですけども。じゃあ、これなんで『Suge』っていう曲なのかというと、レーベルを自分が作ったのもそうなんですが、シュグ・ナイトがデス・ロウレーベルを作ったのがいま、ダベイビーがこの曲を書いた時。いまは27歳なんですけど、曲を書いた時は26歳だったんでしょうね。
それでシュグ・ナイトは26歳でデス・ロウを作ってたみたいですね。あの風貌で。うーん……。で、これはまあ本当に怖い人をね、若干揶揄して歌ってるようなところもあるんで。そのへんはアメリカの人、そういうことできちゃうの面白いなと思うんですけども。まあ、自分もレーベルを作りました。そしてシュグ・ナイトも同じ歳にでデス・ロウレーベル作ったから、それぐらいに成功して……みたいな意味が入っているような曲になっております。
しかしまあ、シュグ・ナイトは26歳であれを作ったのかって思うと……まあ良くも悪くもやっぱりすごいなということも思いますね。そんなことも思い出させてくれました。ダベイビーですけども、こちらの曲がいま、めちゃくちゃバズってるんで、知らなかった人は是非チェックして下さい! ダベイビーで『Suge』。
Dababy『Suge (Yea Yea)』
(DJ YANATAKE)はい。ただいまお送りしていますのはDJ YANATAKEが選びましたいま、ヒップホップDJならクラブでこれをかけとかなきゃいけない。そしてヒップホップファンならこの曲で盛り上がっていただきたいという曲です。ダベイビーで『Suge』でした。これね、副題で『(Yea Yea)』ってついてたりもするんですけども。これ、地味なんでどこがフックかわからねえよっていう人もいるかもしれないですけど、この「Yea Yea♪」って言っているところがサビでした。ありがとうございます。
<書き起こしおわり>