(宇多丸)まあ、そんぐらいこっちのアナウンスチーム、一言でいうとガラが悪いっていう(笑)。とにかくガラが……っていうね。いや、面白かったんですよ。それもすごいやっぱり「かわいがっている後輩なんだな」っていうのが伝わってきてよかったし。あともうひとつ、「気をつけねばいけなかったのは身内だった」という件で言うと、途中でランダムにマイクが回ってくるというくだりがあって。
(熊崎風斗)そうでしたね。
(宇多丸)安住紳一郎アナとかもね。で、安住さんもね、「俺は寝てないんだ!」って言って、寝てないのをいいことになんか相当なブラックジョークを……(笑)。
(熊崎風斗)いつもの何倍もの声量で叫んでましたね(笑)。
(宇多丸)いつもの何倍もの声量でブラックジョークを撒き散らした挙げ句、無責任に宇垣美里さんにタッチというね(笑)。でも、宇垣さんの挨拶の……100点!っていう感じの。で、みんなやっぱり宇垣さんが話題の人なのか、TBSアナウンサーとして来ることの貴重さもみなさん、わかっていたみたいで。みんな写真を撮っていて。あれも面白かったですけども。
(熊崎風斗)いや、本当に安住さんに勝手に振られて。で、勝手にしゃべることになって。
(宇多丸)でもバッチリでしたよね。
(熊崎風斗)で、ちゃんと僕のことをいいように言ってくれて。
(宇多丸)そうそう。「最初に出会った時から……」みたいな。あれこそがお手本っていうようなスピーチを宇垣さん、されたじゃないですか。それに対して、我々アトロクチームのテーブルで。まあ縁も深いからなんですかね。当然のことながら、マイクが回ってくることはお前もちょっとは想定しておけよって感じなんですけども。音楽ジャーナリストの高橋芳朗くんにマイクが回ってきて。彼の体たらくがですね……(笑)。これ、僕はここで改めてその何年か前の小荒井Dの結婚披露パーティーで起きた文明の衝突事件。橋Pは「ヒューマンエラーではない」って言い張っていたんだけど。たしかに昨日もワイヤレスマイクは若干途切れがちではあったけど……。
(熊崎風斗)ちょっと途切れ途切れの声になって、あれは申し訳なかったですけども。
(宇多丸)若干、その機材面の不備ももちろんありますけど、これはやっぱりヒューマンエラーなんじゃねえの?って。俺はちょっとね。
(熊崎風斗)芳朗さん。なんていうか、あんな芳朗さん、見たことがなかったんですよ。流暢にしゃべるイメージしかないから。
(宇多丸)そうね。だしさ、別に流暢じゃなくてもいいじゃないですか。詰まり詰まりでもいいから。ああいう場合、要はさ、自分の関係性と「おめでとう」が伝われば……最悪「おめでとう」が伝わればいいんだけど。僕はやっぱりね、すげえなと思ったのはニヤニヤしながら黙りこくるっていう(笑)。で、助けを求めるように俺たちの方を見回して。で、後ろで初田啓介アナがね、もうやいのやいのガヤを入れているんですよ。
初田啓介アナのエグいガヤ
ガヤも結構ひどくて(笑)。ヨシくんに「ポケットになにが入っているんですか?」とか(笑)。コメントをしているのに、そういういたずらとかをして。で、ヨシくんがそれで困ってニヤニヤしながら……「やめなさいよ!」って後ろを向いてマイクで言うならまだしも、黙ってニヤニヤしながら後ろを向くっていう(笑)。だからこっち側の席の人はなにがなんだかさっぱりわかんないっていう。
(熊崎風斗)そう。だからあれ、僕は正直マイクのトラブルで。本当は芳朗さんが声を発しているのに音が全く出ていないんじゃないのかと思っていたんですが。まさか発していなかったとは……。
(宇多丸)フフフ、だんまり(笑)。だんまり戦術っていうのがあってね。
(熊崎風斗)いや、芳朗さんには音楽の選曲などもしていただいて。
(宇多丸)選曲も。そういう仕事はしてもらっているんですよ。なんだけど、なんだろうね。なんか、あれだよね。『トップ5』の時の話はしようとしていて。
(熊崎風斗)しようとしたんだけど、途中でやめたんですよね(笑)。
(宇多丸)フハハハハハハッ!
(熊崎風斗)最後、関係性を言い切る前にやめちゃったんですよね。諦めたんですよね。
(宇多丸)そう。「川に落ちろ!」の話とかいろいろとあるじゃん。ああいうのをするのかなって思ったわけ。あそこまでいけば面白い話じゃないですか。なんかさ、「最初は彼女がいることを隠していて……」っていう話のところで止まったからさ(笑)。
この時期になると毎年思うんですけど…いまから3年前の2015年、『日曜サンデー』の珍プレー好プレー放送直後に『ザ・トップ5』で熊崎風斗akaクマスが引き起こしたスーパーミラクル「川に落ちろ」はいつかどこかで改めて取り上げてほしいです! #ns954 pic.twitter.com/h2kGwUgE6q
— 高橋芳朗 (@ysak0406) 2018年12月16日
(熊崎風斗)そのまま、ねえ。終わりましたよね?
(宇多丸)なんかそれも感じが悪くない?っていうさ。だからなんか、俺的には結構俺もササダンゴさんも一仕事を終えたっていうのがあるんだけど。そのね、こっちサイドの感じにずーっと頭を抱えていて(笑)。
(熊崎風斗)芳朗さん、大丈夫でしたかね?
(宇多丸)なんか席に座った後は、もうあまりのことに誰もその件には触れなかった。突っ込むとかもなかったっていうね、あれがありましたよね。だからね、熊崎くんが気をつけるべきは俺とかササダンゴ・マシンさんとかじゃなくて、やっぱり他に注意事項があったっていうね。
(熊崎風斗)芳朗さんに振るっていうのはその時点で決めていましたけど。
(宇多丸)ただね、そんなに人数がバカみたいに多い会ではなかったじゃないですか。
(熊崎風斗)80人いないぐらいです。
(宇多丸)だから、この関係性から考えても回ってきうることは……で、回ってきた時にそこはかとなく、つつがなく話をするぐらいが。だからここなんですよ。その例の文明の衝突が起こった真の原因。常識がないっていう(笑)。社会常識が……(笑)。
(熊崎風斗)しかもまさかいちばんの常識人だと思っていた芳朗さんが。
(宇多丸)そう! だってヨシくんって結婚してるんだぜ? 自分でも結婚していて……。
(熊崎風斗)フフフ、あんまり芳朗さんのことを言うとかわいそうだから……。
(宇多丸)じゃあ、次に来た時に「あれはなんだったんだ?」ってちょっと……。
(熊崎風斗)それをいじっていいのかどうかもわからないから。
(宇多丸)ヨシくんね、あんまりこういうのをいじると怒っちゃう時もあるからね(笑)。
(熊崎風斗)それ、放送で言っていいんですか?
(宇多丸)ええっ? でも今日、放送で話しているうちにこれは触れないわけにはいかないなって。ヨシくんね、よかったよ。
(熊崎風斗)ありがとうございます。芳朗さん。本当にね。
(宇多丸)ヨシくんよりもどっちかって言うと後ろの席が問題だったからね(笑)。
(熊崎風斗)まあ……そうですね。
(宇多丸)フハハハハハハッ!
(中略)
(宇多丸)ササダンゴ・マシンさん、昨日はお疲れ様でした。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)お疲れ様でした!
(熊崎風斗)すいません、ササダンゴ・マシンさん。ありがとうございました!
(スーパー・ササダンゴ・マシン)いい式でしたね。本当に。
(宇多丸)とにかく我々の……私の乾杯の発声とササダンゴ・マシンさんのパワポプレゼン。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)本当に素晴らしい、自分で言うのもなんですけど、いい流れが作れたんじゃないかなと。
(熊崎風斗)いやー、正直、いちばんトップにうまくいった2つじゃないかなって。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)「いちばんトップに」(笑)。で、オープニングでも今日、しゃべられていたじゃないですか。それでやはりTwitterの声なんかを見ていると「証拠は?」って。
(熊崎風斗)「ちゃんとやってんのか? お前ら、嘘ついてるんじゃないのか?」って。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)そんな風に言われたんで、ちゃんとエビデンスを用意しております。その時の音声が。
(宇多丸)あるの? 嫌だな。
(スーパー・ササダンゴ・マシン)嫌ですけどもね。ちょっと聞いてみましょう。
(宇多丸)編集したバージョンっていうことで。もうちょっと長いんだけど。僕の乾杯の挨拶。本当は4分30秒しゃべっているんですけど、そのうちの1分40秒ぐらい。お聞きください。どうぞ。