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宇多丸 嵐・活動休止を語る

宇多丸 嵐・活動休止を語る アフター6ジャンクション
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宇多丸さんがTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で嵐の2020年での活動休止発表について話していました。

(宇多丸)とはいえ、とりあえずいま、日本を大激震させているニュースといえばやはり、人気アイドルグループ嵐が2020年いっぱいで活動を休止すると発表ということで。これ、度肝を抜かれた。まあ、ねえ。前触れがあってということでもないので。熊崎くんも帰ってきていきなりドーン!っていう感じじゃないですか?

(熊崎風斗)びっくりですよね。携帯電話を見た時にその文字がブワーッと出てきて。なにかの間違いなんじゃないかってたぶんみなさんも思ったと思いますし。

(宇多丸)ねえ。しかしあの会見、みなさんも思われたことだと思いますけども。本当に全方位的に100点!っていう。本当になんていうか嵐っていうグループ、メンバーそれぞれの……それぞれ、キャラクターも違うし言うことの方向も違うんだけど、たとえばメンバー同士のその雰囲気であるとか、もちろんファンに対するケアであるとか対世間的な説明であるとか、全方位的になんて言うの? 100点でしたね。

(熊崎風斗)そうですね。

(宇多丸)なんかこうニノが言ったことに対して櫻井くんがフォローしたりとか、そういうチームワーク感とか全部、ねえ。大野くん、リーダーが言い出してっていうことに対しての話し合いをしてっていう。まあ全部オープンにした上でのあの感じとか。あと、若干記者の「失礼だろ?」っていうような質問に対してのグッと抑えての返しとか。100点ですよね。やっぱり。

(熊崎風斗)すごいですよね。みなさんがみなさん、自分の言葉で話されていて。

(宇多丸)なんかみんなすごいしっかりしてて頭いいなっていうか。すげーグループだなって思いましたけどね。だから、僕はやっぱり嵐のファンは会見を見て「嵐のファンでよかったな」っていう風に……。

(熊崎風斗)まあ、悲しさっていうのがあるのは当然でしょうけども。

(宇多丸)そういう会見だったんじゃないかなって思いますね。で、やっぱり同じくポジティブ活動休止組のRHYMESTERとしては、そういうことはありますよっていう。そういう活動休止をすることをグループとして選んで、それがポジティブな結果を生む。(RHYMESTERは2007年~2009年に活動を休止)。もちろんファンとしては寂しいけども、いずれパワーアップして帰ってくるのかなっていう期待とかも込めて。

(熊崎風斗)はい。

(宇多丸)あとはやっぱりメンバーがそうしたいと言っていて。要は不満をため込んだまま、爆弾を抱えたまま、無理して活動を続けて途中で空中で……とかね。前例がないわけじゃないわけで。っていう風に考えると、これはある意味歴史から学んだ結果とも言えるかもしれないですし。

(熊崎風斗)話し合ってこの結論に至ったという。

(宇多丸)というところも含めて、まあ100点だなって。まあ、今後2020年いっぱいまでは活動をされるということなんであれですけども。というわけで、嵐は実はこの前の番組の『ウィークエンド・シャッフル』時代から大変ある意味お世話になっているグループ。勝手にですよ、勝手にお世話になっている。要は、『ウィークエンド・シャッフル』が聴取率が伸び悩んで困っている。このままじゃ番組の存続も危ういぞっていう時、なんと嵐特集というのをやって。それで一気に数字がドーンと持ち直して……という。まあ、恩人的なところもありますし。

(熊崎風斗)うん。

(宇多丸)メンバーのうち、櫻井翔くんはラップをやってらっしゃって、日本語ラップなんかもよくご存知で。なんか話をしたりとか……ああ、まあ連絡先も知っているっちゃ知っているっていう感じですね。まあ、別に連絡はしていませんけども。まあ、櫻井翔くんは一応知り合いであるとか。あとはニノの番組に出たこともありますね。二宮くん。あと、松潤は昔、僕らがやっていたクラブイベント・FGナイトに普通に見に来たことがある。これですよ! もう、これですよ!

(熊崎風斗)じゃあ、もうほぼつながっていると言っても……。

(宇多丸)まあほぼ、もう俺、嵐みたいなところは……。嵐みたいなところは……フフフ(笑)。ぶっ飛ばされるだろ! このタイミングでそういうことは……言葉を選んでくれ、熊崎くん(笑)。

(熊崎風斗)失礼しました。みなさん、大変失礼いたしました。これは本当に反省します。

(宇多丸)まあ、非常にお世話になっているということも込みで、ちょっと曲をかけたいんですけども。他の番組でも当然嵐の曲はいっぱいかけていると思いますけども、私はこれをチョイスしたいと思います。嵐の2002年の7作目のシングルなんですけども。『a Day in Our Life』という曲があって。これは『木更津キャッツアイ』というクドカン脚本の作品。櫻井翔くんも出ていましたけど。それのエンディングテーマであり、作詞・作曲・編曲はスケボーキングの2人がやっていたりするんですけども。

(熊崎風斗)はい。

(宇多丸)で、これは以前、『ウィークエンド・シャッフル』の時にもこれをかけて解説したりしましたけども。あらためて言っておくと、ラップ曲なんですよ。メインのところは櫻井くんのラップで。で、バックトラックで使われているのがサンプリングなんですね。で、なにをサンプリングしているのかっていうと、少年隊のシングル『ABC』っていう、超名曲があるんですけど、その『ABC』をサンプリングしているんですよ。

(宇多丸)それをスピードをグッと落として使っているんですね。で、まずこのジャニーズの歴史っていうのを踏まえたその選曲というのも見事。『ABC』は最高の曲ですから。それと同時に、これはカニエ・ウェストに先駆けること5、6年ぐらい? とにかくサンプリングしたバックトラックの歌が乗っている上でラップを乗せるっていう手法。これは後にアメリカでカニエ・ウェストがすごく流行らせた手法なんですけども。

(熊崎風斗)はい。

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カニエ・ウェストに先駆けるラップ・アプローチ

(宇多丸)これね、全然この『a Day in Our Life』の方が早いんですよね。だから最初にこの曲を聞いた時に「うわっ、すげえ! 歌の上に乗っけちゃっていいんだ!」みたいなのをすごく、目からウロコだったし。で、超かっこいいと思ったし。当時はね、最初に出た時は「ワンコインシングル」って言ってね、ちょっとちっちゃいビニールに入った500円で売られていたちっちゃいシングルで。これ、いまでも持っていますけども。

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(熊崎風斗)へー! そうなんだ。

(宇多丸)名曲でございます。ということで、お聞きください。嵐で『a Day in Our Life』。

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嵐『a Day in Our Life』

(宇多丸)いやー、いま聞いてもかっこいい! 少年隊の『ABC』の歌の部分っていうのを大胆に使ったまま、その上にそのままラップを載せてっていう手法。本当にいま聞きてもすごい斬新だし。

(熊崎風斗)2002年に。

(宇多丸)本当にカニエ・ウェストに先立つこと……カニエが2008年とかだと思うんだよね。2008年とか9年とかだから6、7年ぐらいは早いと思うし。本当に相当すごい。

(宇多丸)で、いま聞いても本当にかっこいいですからね。ということでございます。嵐のみなさん、あと2年ぐらい? 活躍されるということなんで。今後とも……あと、そうだ。嵐特集の時にですね、櫻井翔くんにコメントをもらったんですよ。櫻井くんのラップの話とかもしたんで。その時に「じゃあ、今度スタジオに遊びに行かせてください」っていうね。これはね、たしかにおっしゃっていた。これ、言質は取っているということで。これ、いずれ『アフター6ジャンクション』にもね、お越しいただきたいなと思う次第です。久しぶりにメールしちゃおうかな、これね。まだあのメアドが生きていれば、送ってみようかなっていう感じでございます(笑)。

<書き起こしおわり>

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