プチ鹿島 加計学園・安倍首相面会否定 新聞各紙読み比べ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
スポンサーリンク

プチ鹿島さんがYBS『キックス』の中で加計学園が2015年2月25日に加計孝太郎理事長と安倍首相が面会したことをFAXで否定した件についてトーク。新聞各紙を読み比べながらその問題点について話していました。


(プチ鹿島)この火曜キックスも担当させていただいて5年目かな? 2014年の4月からでしょう? 5年目です。本当にこれはYBSの方、よく聞いていただきたいんですけども。いよいよこの番組も安倍総理が「キックス、いいね」って言ってくださったらしいんですよ。

(塩澤未華子)はっ?(笑)。

(プチ鹿島)「キックス、いいね。火曜日、特にいいね」って言ってくださったらしいんですよ。

(塩澤未華子)「言ってくださったらしい」? どこから?(笑)。

(プチ鹿島)だから僕、このお言葉を盾にしてもうYBSさんにギャラアップという名の補助金ですね。これを狙いたい、事態を動かしていきたいと思うんです。

(塩澤未華子)本当ね(笑)。そうやって人を利用してね。

(プチ鹿島)安倍総理が「いいね」って言ってくださったんですよ。「キックス、いいね」って。

(塩澤未華子)まあ、そうなるとこっちもちょっとアップをしないと……。

(プチ鹿島)まあ、言ってないんですけどね。でも、加計学園が言っていることってそういうことでしょう? あれ、びっくりしたね。

(塩澤未華子)「言った」って……。

(プチ鹿島)僕が先週、いろいろと読み比べたじゃないですか。「首相動静、これは載らないところでも実は会っている可能性がある。これが首相動静の面白いところですよ」って。ねえ。まさにこう、詰将棋で詰められていく。愛媛の真面目なポンジュースならぬ真面目な文書がどんどん出てきて安倍さんが追い詰められていく。どうするのかな、この詰将棋?って思ったら……「その詰将棋はない」って言い始めて。あのFAXが加計学園から届いてね。事態を動かすために嘘のことを言っていたと。

(塩澤未華子)そんな手があったんだ!

(プチ鹿島)あらーっ、そういう手か! でも、そういうことなんですよ。で、安倍さんがそれに対して怒るかと思ったら、「特に抗議する理由もない」って言っているんで。だからこのキックスもいいねって言ってくださっているということを盾に、労使交渉が始まれば……「えっ、安倍さんはそんなこと言ってないじゃないか!」ってYBSの偉い人に怒られたとしても、「大丈夫です。安倍さんからは抗議が来ないから」っていうことになるんですよ、これ。身近で考えると。

(塩澤未華子)これ、どうですか? おかしな話……。

(プチ鹿島)これ、昨日の朝日新聞の天声人語。「NTTとは関係ないにもかかわらずNTTと称したり、あたかもNTTと関係があるようなそういう業者に気をつけてくださいという注意がNTT西日本のホームページにある。言ってみれば誰もが知る大企業との関係を匂わせるのは悪質業者の常套手段。それで言うなら今回、首相に『いいね』と言われたのを触れ回るのはどうなのか? 面会したと嘘の報告をした。学部設置への打開策を探る中での作り話だったという」。これは虚偽報告ですよね? で、天声人語はこんなことを書いている。「首相も怒りに震えているに違いない」。そりゃそうだよ。

スポンサーリンク

「首相も怒りに震えているに違いない」


(塩澤未華子)お上手、お上手よ。だって使われたんだもん。

(プチ鹿島)「お上手」とか言わないで。僕はいま、加計学園の言っていることを信頼して話を進めているわけですから。

(塩澤未華子)フハハハハッ! ごめんなさいね(笑)。

(プチ鹿島)「お上手」とか言っちゃダメですよ。で、みなさんそれ、気になるんでしょうね。今日の毎日新聞の社説は「首相が怒らない不可解さ」。ねえ。だから、たとえば加計学園がね、「総理とお会いしたことはございませんでした」と面会を否定するFAXが届いた。じゃあなんで最初から言わなかったの? 不自然じゃん。で、まあ仮にですよ、これが事実だとすれば、架空の面会を報告することによって首相の後押しがあると見せかけて県と市を動かそうとしたことになる。これ、動かした結果、結局93億円の補助金を愛媛県と今治市が出しているので、愛媛県の税金を払っている人からしたら「えっ、そんな嘘の報告きっかけでどんどんどんどん話が動いたの!?」って深刻な話になるわけですよ。


(塩澤未華子)そうですよ。

(プチ鹿島)僕のギャラどころじゃないんですよ。本当に。で、「さらに不可解なのは首相が抗議しないことだ」って毎日新聞も書いているんです。これまで首相は「加計理事長は友人だが、私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もないと言ってきた」という。だけど今回、もし加計学園のこのFAXが本当だとしたら、まさに首相との関係を利用して獣医学部新設を実現しようとしたという行為じゃないか!って言っているわけですよ。で、今日の東京新聞というのも「首相、なぜ怒らない?」っていう。要は、本当に虚偽なら自治体を騙して開設をしていることになる。県と今治市に嘘の報告をして騙して開設をして、補助金までもらっているわけだから。

(塩澤未華子)こんなことをされたら、ねえ。

(プチ鹿島)だからこれ、おかしな話でね。森友学園の時……まあ、またこういう一方の雄がいるんですけども。森友学園の時に籠池さんがですね、「安倍さんから100万円をもらった」って言った瞬間に、自民党は「総理を侮辱した」って言って証人喚問をしたんですよ。これ、だって同じじゃないですか。「加計学園は総理と加計理事長が面会しました」という、さもその意向を利用したというような嘘の報告をして学校を開いて補助金までもらっているわけですよ。100万円どころの話じゃないじゃないですか。

(塩澤未華子)そうですね。

(プチ鹿島)だからいますぐに怒って国会に呼ばなくちゃいけないんですよ。籠池さんを国会に呼んだ理屈で言えば。だけど、怒らない。

(塩澤未華子)なにも。

(プチ鹿島)籠池さんにはあれだけ怒ったのに、怒らない。……性格が丸くなったのかな?(笑)。

(塩澤未華子)アハハハハハッ! それで許されるの?

安倍首相・性格が丸くなった説

(プチ鹿島)丸くなったのかな? もう悟りを開いたのかな?っていう。だから、籠池さんと比べてもそういうことになるわけですよ。毎日新聞がこれは三面の方で言っているのかな? だから仮に、これが嘘だとしたらとんでもないことになりますよね。つまり、「首相動静を見たけどもなかった」とか言っていたけど、本当は会っていた。会っていたけど詰められて「ヤバい!」ってなって、じゃあもう加計学園の方で「なかった」って言わせて……だって、1枚のFAXしか来ていないですからね。加計学園は。

(塩澤未華子)そうですね。

(プチ鹿島)で、あの愛媛県知事の中村さんは怒っているじゃないですか。だって、「嘘を報告した」っていうその報告すら、週明けにないって言っているんですよ。FAX1枚で終わっているんですよ。これ、すごくないですか? しかも、NTTをかたる悪質業者ではないんですよ。教育機関ですからね。

(塩澤未華子)ええ。

(プチ鹿島)それがFAXを流して「あれは嘘だったから」ってことで終わっているんですよ。で、安倍さんも怒らないし。これ、なんかちょっと「あれっ?」っていうのはないですか? だから中村知事も怒っていますよね。だって愛媛県はお金も出しているんだから。なのに、「あれが嘘だった」という報告もまだ直に来ていない。そりゃあ怒るわね。ポンジュース、どんどん出ちゃうよ。これはまた。

(塩澤未華子)アハハハハッ!

(プチ鹿島)真面目な文書、どんどん出ちゃうよ。そういう対応をしていれば。いや、これは本当にもっとみんな「えっ!?」ってギョッとしていいと思うんですよね。嘘だった場合も、嘘じゃなくて本当だった場合も。ややこしいけどね。

(塩澤未華子)どっちにしろ。

(プチ鹿島)どっちに転んでも、マズいんですよ。ポンジュースは美味いですけどね。これ、本当にびっくりした。これ、どうするよ、これ?

(塩澤未華子)どうしましょう? どっちにしたってよろしくないわけですから。

(プチ鹿島)よろしくないですね。しかもですよ、昨日の国会答弁ではまた新しい解釈を出してきて。去年の2月、「一切関与はしていない。関与していたら議員も総理も辞める」って安倍首相は言っていましたよね? ところが昨日、新しいルール、解釈を投じて。これまでは「私や妻、事務所がかかわっていれば首相も国会議員も辞める」と主張をしていたんですが、これを「金品を授受して政策を変えろというのは贈収賄として問題になってきたが、そうしたことは全くない」という。つまり「贈収賄ではない。贈収賄だったら辞める」っていう解釈を今度、放り込んで来たんですよ。

(塩澤未華子)はー。

(プチ鹿島)だからこれ、東京新聞いわく「狭義に解釈」っていう。狭い意味で解釈をし始めた。これも皮肉ですよね。自衛隊に関しては拡大解釈をどんどんしているのに。

(塩澤未華子)一方では(笑)。

(プチ鹿島)今度、自分のコメントに関しては狭い範囲、狭い範囲に絞って絞って解釈をし始めているっていう。だからもうね、なにもかもがひとつの嘘がどんどん……これは僕、安倍さんのことじゃなくて喜劇の解釈として言っているんですけども。喜劇ってね、小さな嘘をどんどん覆い隠すことでどんどん嘘が大きくなるから喜劇になるわけじゃないですか。だから、いまの安倍一座っていうのもそうだというのをこの間、東京新聞で上手いことコメントしている人がいるなと思ったら、俺だったんですけどね。


(塩澤未華子)やっぱりそうか(笑)。

(プチ鹿島)この間、1週間前にキックスをしゃべった後に「コメントをくれないか?」って電話がかかってきて。もしかしたらこれ、聞いてくれていたのかね? Radikoでね。オープニングで話したじゃないですか。「首相動静がいかに抜け道があるか?」っていう話を。だから「それについてお話願えますか?」って。水曜日にコメントさせてもらったんですけども。

(塩澤未華子)すごいですねー。

(プチ鹿島)いやー、でもこれは驚いた。

(塩澤未華子)こうなってくると、今度はどうしてきますかね?

(プチ鹿島)だからこれが面白いのは、僕はこういう公文書を……まあ、愛媛の出す文書だけでも僕は揺るぎない証拠だと思うんですよ。だけど「それは違う。あたらない」っていうことになるわけでしょう? そしたら、なにを信じたらいいの?って話になるじゃないですか。

(塩澤未華子)はい。

(プチ鹿島)だから日大のアメフト部も言ってみれば、あれだけ野球やサッカーに比べて注目を浴びてこなかったものがあれだけわかりやすい問題になったのは、動画が拡散したからですよね。だって、あれで言い訳ができないじゃないですか。あんな動画をパンと出されたら。僕はそれに匹敵するものが公文書だったり、愛媛県なら愛媛県の文書だったり。言ってみれば公務員の方が自分の仕事に徹して残した文書であると思うんですよ。それは僕は日大のアメフト部の動画と変わらないものだと思うんですよ。だけどそれを森友問題では改ざんしちゃったりとかさ。

(塩澤未華子)そう。

(プチ鹿島)だから言ってみればタックルの画像を加工して変えちゃうようなもんですよ。で、「あのタックルは問題ない」って。

(塩澤未華子)もうさ……(笑)。

(プチ鹿島)そもそも、その首相動静云々が論点になったら「その面会はなかった」という、そういうタックルが後ろから飛んでくるという(笑)。すごい時代を僕らは生きているんですよ。これ、なんなんだろうな?って思うんですよね。だからこれ、今日の毎日新聞の余録っていう、朝日新聞でいう天声人語。山日でいう風林火山ですね。そこでは最初、ドッジボールの話をしているんですよ。「ドッジ」っていうのは「身をかわす・避ける」という意味だと。で、ここから「首相を(ドッジボールの)玉から守るために犠牲になったのは役人の規律や挟持、公文書への信用、行政への国民の信頼だった」って言ってるわけ。だから首相がひとつそういうことを言い切っちゃったから、記憶をなくす人も出てきちゃったでしょう? 守るために。

(塩澤未華子)そうそう(笑)。

(プチ鹿島)だから、どうするのかな?っていうね。で、これに行きましょう。昨日の国会答弁について産経新聞は「首相、新文書は伝聞の伝聞」という。そんなものは伝聞の伝聞だから信用はできないですよっていう。で、「追求材料を持たない野党」と。まあ、産経新聞はそう書きますよね。ちょっと保守的だからね。新聞っていろんな立場があるから。で、ただ僕がちょっと「あれっ?」と思ったのが「国会での(加計学園や森友学園問題の)追求は当然だが、これまでの国会論戦は堂々巡りになっている」と。つまり、野党は追求材料を持たないじゃないかと。これ、たぶん産経新聞側からすればこういう書き方になると思うし、これに納得する人もいると思うんですよ。

(塩澤未華子)はい。

(プチ鹿島)だけど一方で日刊スポーツのコラムを読むと、野党が詰めきれないのは野党だけの責任なのか?っていうことを書いていて。役所が資料を隠したり、なくしたと言い張ったり、黒塗りにしていた。関係者と言われる人物をことごとく自民党は国会に呼ぶことを拒んできた。それは詰めきれないよねっていう。だからやっぱり、与党の対応の方がマズいんじゃないの?っていう。まあ、たしかにそうですよね。だから新聞によっていろいろと詰めどころ、突っ込みどころが異なる。じゃあ、どっちが自分は正しいと思うのかな?っていうのは読者の役割だと思うんですよね。

(塩澤未華子)はい。

(プチ鹿島)だから僕は加計学園のあのFAXで「安倍首相と加計理事長の面会はなかった。嘘を報告していました」ってコメントするのは、これはかなり……もし嘘だとしてもね、いろいろと協議はした上での作戦だと思うんですけども。まあ、どっちに転んでもマズいことになっているなという風に僕は思いました。

(塩澤未華子)ええ。マズいでしょう。

(プチ鹿島)これ、ちょっとすごい時代に入ってきちゃっているかなっていう。

(塩澤未華子)どういう着地になるんでしょうね。

(プチ鹿島)だから、もちろん北朝鮮情勢とか国際情勢が動いているから、「いつまでモリカケやってんだ?」って言うじゃないですか。特に産経新聞とか読売新聞とか。

(塩澤未華子)まあ、そういう意見もありますね。

「いつまでモリカケやってんだ?」

(プチ鹿島)だけどそれは、僕は野党に言うことじゃなくて安倍首相に言うことだと思うんですよ。「いつまでモリカケやってんだ?」って。だってちゃんと答えないからでしょう? そろそろ終わりなのかな?って思ったら新しいポンジュースがどんどん出てくるわけじゃないですか。それまでの答弁を覆すようなデカいものが。それで「えっ、ええっ? やっぱりダメじゃん。もう1回、説明を聞かせて?」ってなって、「ホニャ……」ってなって。で、また鎮火したかと思ったらまた大きな文書が出てくるわけでしょう?

(塩澤未華子)はい。

(プチ鹿島)これは結局、「いつまでモリカケやってんだ?」っていうのは野党じゃなくて与党・政府に突っ込んだ方がいいですよね。

(塩澤未華子)これをこのままやっていったら静かになると思っているんでしょうかね?

(プチ鹿島)僕は今年が平成30年。来年で平成が終わりますけども、昭和末期から平成元年あたりにあったリクルート事件に本当に似てきたなと思うんですよね。あれも結局有力な大臣とか政治家にリクルートから未公開株がいっていたから、1人を辞めさせてもまたこの人がもらっていた、この人がもらっていたって……どうなったかって、1年以上続いたでしょう? あれにだいぶ似てきたかなっていうのは僕は思います。だって新しい事実がどんどんどんどん出てくるんだもん。

(塩澤未華子)そうですよねー。

(プチ鹿島)で、「問題ない。問題ない」でしのいだと思ったら、またどんどんポンジュースが出てくるからね。どうなるのかな?って思いますけどね。はい。ということで火曜キックス、スタートです。

<書き起こしおわり>

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする