渡辺志保 D.J. Paul K.O.M. 『Who Run It Freestyle Finale』を語る

渡辺志保 D.J. Paul K.O.M. 『Who Run It Freestyle Finale』を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でWho Run It ChallengeとD.J. Paul K.O.M. 『Who Run It Freestyle Finale』について話していました。

(渡辺志保)ここでエンディング前にどうしてもかけたいこの1曲。いま「Who Run It Challenge」っていうのがアメリカのラッパーの間で流行っていまして。もともと2008年だったかな? スリー6マフィアがリリースした『Who Run It』という曲にあわせて、まずG・ハーボがラジオでフリースタイルをしたらそれをすごくドレイクが「「いいよ、いいよ!」って言って。それをG・ハーボがちゃんと曲としてアップしたらそれがエイサップ・ロッキーとかリル・ウージー・ヴァートとかその辺に電波していったと。

G Herbo『Who Run It』

(渡辺志保)で、そのオリジネーターであるジューシー・Jも出した。ラチャットも出した。で、DJポールっていうのがスリー6マフィアのオリジネーターでもあるんですけど。このDJポールが『Who Run It Freestyle Finale』っていうのをついこの間、出しまして。で、「俺がオリジネーターだから俺でこのチャレンジは終わりだ」っていう意味だと思うんですけど。でも、そのすぐ後に今日あたりだったか、ウィズ・カリファが出していて、全然フィナーレになっていないんですけど(笑)。

(DJ YANATAKE)いま作っているやつはどうするんだ?っていうね。

(渡辺志保)そうそうそう(笑)。

(DJ YANATAKE)『Who Run It Again』とかね、『Reborn』とかね(笑)。

(渡辺志保)そうそう。そういうのが今後、いろいろと増えていくんじゃないかと思うんですけども。でも、日本人の方でやっている方、いるんですかね? この『Who Run It』ね。

(DJ YANATAKE)ああ、ねえ。やったらいいのにね。いまのうちだよね。

(渡辺志保)そう。本当にいまのうち。DJポールが怒る前に、みんな早いもの勝ちで「Who Run It Challenge」をしてみてください。というわけでここで聞いていただきましょう。DJポールで『Who Run It Freestyle Finale』。

D.J. Paul K.O.M. 『Who Run It Freestyle Finale』

(渡辺志保)はい。いまお届けしましたのはDJポールで『Who Run It Freestyle Finale』。これ、いちばん最後まで聞くと「R.I.P クープスタ・ニカ!」ってシャウトしているところがあるので。マフィア好きな人はぜひぜひ聞いてみてください。

(DJ YANATAKE)でもなんかスリー6マフィアサンプリングみたいなのはさ。『Powerglide』とかさ。

(渡辺志保)そうなの。その前もG・イージーの『No Limit』。あれとかエイサップ・ファーグの『Plain Jane』とか。ああいうのでちょいちょいジューシー・Jネタとかサンプリングされているし。DJポールもラップの中で「俺ら2008年からアルバム出してねえのに、マジでこの業界仕切ってんだぜ」みたいな調子のいいラインが有りましたので。ぜひぜひ好きな人は『Who Run It』を追っかけてみてください。

<書き起こしおわり>

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