ジェーン・スー 友達のお母さん理論を語る

ジェーン・スー 友達のお母さん理論を語る ジェーン・スー 生活は踊る

ジェーン・スーさんがTBSラジオ『たまむすび』の中で山里亮太さん、海保知里さんと「友達のお母さん理論」について話していました。きっかけは1月16日放送の『ジェーン・スー生活は踊る』エンディング。『たまむすび』の山里さん、海保さんとのクロストークて飛び出したこんな発言でした。

(海保知里)あの、やっとお正月ボケから抜けました。すいません。今日は私、落ち着いてできるかなと思っています。先週はね、お尻が座らないぐらいフワフワしちゃって。すいませんでした。

(ジェーン・スー)あ、大丈夫でした? 「友達のお母さんズ」って私の中ではグループ名がついていたんですけど。

(海保知里)そうそうそう(笑)。素敵な命名をしていただいて。ありがとうございます。

(山里亮太)フハハハハッ!

(ジェーン・スー)ちょっとお時間いただければ、友達のお母さんについて私、そっちに話に行きたいぐらいですから。どういう……いろんな友達のお母さんがいるんですけど、お二人の友達のお母さんの種類が全然違うんですよ。

(山里亮太)ああ、そうですか!

(ジェーン・スー)そうなんです。

(杉山真也)いつも番組が終わった後に、2人の分析をスーさんがするっていうのが反省会の最初のテーマ。

(山里亮太)フハハハハッ!

(ジェーン・スー)「あのね、山里さんのタイプのお母さんはね……」って(笑)。

(山里亮太)いろんな人を友達のお母さんで分析するの、めちゃくちゃ面白い(笑)。いろいろありますよね??

(ジェーン・スー)あります、あります。

(山里亮太)友達の数だけいるわ。本当!

(ジェーン・スー)そう。私の中で2人はユニットですから。「友達のお母さんズ」。

(山里亮太)ありがとうございます。やっとくくりができました!

(海保知里)ありがとうございます(笑)。

(中略)

そして翌週の1月23日の『ジェーン・スー生活は踊る』後のクロストークにて……。

(海保知里)スーさん、先週お話をされいたお友達のお母さんズという……私とやまちゃんのことを言っているというお話で。もしよかったら、ちょっとスタジオにお越しいただいてそのお話を深く聞きたいなと思っているんですけど。

(ジェーン・スー)オープニング、いいんですか? そんな、(山里さんが雪で閉じ込められた)トンネルの話じゃなくて。

(山里亮太)トンネルの話は明日の夜(『山里亮太 不毛な議論』)でするから大丈夫です。

(ジェーン・スー)あ、大丈夫? わかりました。じゃあ、終わったら行きますね。

(山里亮太)すいません。お忙しいのに……。

(ジェーン・スー)お邪魔します。

(中略)

「お友達のお母さん理論」とは?

そして、本当にスーさんが『たまむすび』のオープニングに登場。山里さんと海保さんをお友達のお母さんに見立てて分析していく、友達のお母さん理論を披露していました。

(海保知里)午後1時になりました。こんにちは、海保知里です。

(山里亮太)火曜パートナー、南海キャンディーズ山里亮太でございます。

(海保知里)そして……。

(ジェーン・スー)ジェーン・スーでございます。お邪魔します。

(海保知里)いらっしゃーい!

(山里亮太)すいませんね、もう。『生活は踊る』が終わった直後に、我々のワガママを聞いて、来ていただきました。

(ジェーン・スー)こちらこそ、ありがとうございます。お邪魔します。

(海保知里)なんか近くでスーさんが見られてお話もできるって、とってもワクワクしちゃうんですよね。

(ジェーン・スー)本当にそう思ってる?(笑)。

(海保知里)本当に思ってますよ。いままですごい距離があったんで。

(ジェーン・スー)たしかに、ガラス1枚あると違いますよね。

(山里亮太)ガラスの向こうでいつもしゃべっていますから。

(海保知里)そしてなんかお二人とも、トレーナーがグレーで。同じ。

(ジェーン・スー)無難な。

(山里亮太)誰も傷つけない。

(ジェーン・スー)そう。傷つけない。それがいちばん大事。

(山里亮太)そうなんでございます。どちらとも言わずね。ちょうどいいですよ。

(ジェーン・スー)いい塩梅。

(海保知里)スーさん、いま髪の毛がちょっと茶色くなっているんですか?

(ジェーン・スー)そうなんですよ。内側だけ全部金髪にして。で、横がもともと私、ツーブロックで刈り上げていて。なんかプロレスの研修生みたいになっちゃって(笑)。

(海保知里)アハハハハッ!

(山里亮太)スーさんから言ってくれたら解禁かなって思ってましたけども……。

(ジェーン・スー)あのね、やった途端になんかジャージを来て、入場していく選手の横とかでガードをしている……。

(海保知里)フフフ(笑)。リングに上がる方じゃなくて?

(山里亮太)北斗晶さんとかの横で(笑)。

(ジェーン・スー)「この子、次に来るよ」みたいな顔をしている顔になっちゃって。ちょっとね、予想外だったんですけども、まあいいかなと思って。

(山里亮太)いいですよね。ちょっと角度によって見えるところが。

(ジェーン・スー)そうなんです。そうなんです。ちゃんとブローするとほぼ隠せるんで、法事とかそういう時はね、しっかり隠すという。

(山里亮太)なるほどね(笑)。

(海保知里)そういう大事な大人の場面ってありますからね。

(ジェーン・スー)誰も傷つけない。

(山里亮太)我々、グレー。

(ジェーン・スー)そう。グレー。

(海保知里)大事ですけども(笑)。やまちゃん、ねえ。

(山里亮太)今日は来ていただいたのは、スーさんの提唱する……。

(ジェーン・スー)いいんですか? オープニングからそんな話をしちゃって。

(山里亮太)いや、これ結構みんなね、自分を当てはめる人もいると思うんですよ。

(ジェーン・スー)私、そもそもは『anan』のいい男特集の時に山里さんにいらっしゃっていただいて。その時にも私、言ったんですけども、「友達のお母さんのようなやさしさがある」と。で、一方の海保さんにも友達のお母さんを感じるんですよ。そもそも何かと言いますと、だいたいほとんどの人が経験したことがある大人、それが友達のお母さんじゃないですか。

(山里亮太)そうかー。最初にちょっと深めに接するのは、友達のお母さんですね。

(ジェーン・スー)で、一方、男性も30代後半ぐらいになると、おばちゃん熱が出てくるんですよ。で、なんとなくみんな友達のお母さんみたいになってくるんですよ。

(山里亮太)ああ、男も?

男性もだんだん友達お母さんのようになってくる

(ジェーン・スー)そう。男性の中で、ちょっとおばさんっぽさが出てきて。で、だんだんみんな友達のお母さんに見えてくるんですよ。私。で、友達のお母さんって、いまから考えるといろいろタイプがいたと思いません? で、いまちょっと想像してください。山里さん、海保さん、それぞれに女子高生の娘がいます。で、私の同級生の「やまちゃん」っていう女子校の友達。で、海保さんの家も「かいほちゃん」っていう女の子がいて、私が友達。で、遊びに行ったりするわけですよ。

(山里亮太)うんうんうん。

(ジェーン・スー)で、友達の家に行った時、山里さんはどういうタイプか?っていうと、行くでしょう? だいたいね、いつでも行けるの。やまちゃんの家はいつでも行けて、「あんたたち、また来たの?」って言いながら、ワーッて来て。で、なにをしてくれるか?っていうと、お母さんをやってくれるんです。そういうタイプ。あの、世間が期待する友達のお母さんっていうのをしっかり演じてくれるの。

(山里亮太)ああーっ! だからスーさん、それで言うと、母ちゃんイズムっていうのはちゃんと継承されるのかな? うちの母ちゃん、そうだったもん。

「お母さん」をしっかり演じる山里家のママ

(ジェーン・スー)ああ、じゃあそうだ。優しさなんですよ。それが。で、ちゃんと自分の中の「女」とか、そういう側面を出さない。「お母ちゃん」っていうのをしっかりやって。で、だいたいやまちゃんの家に行くと出てくるのはふかし芋か焼きおにぎり

(山里亮太)フハハハハッ!

(ジェーン・スー)ふかし芋か焼きおにぎり。それか、生協のジュース。

(山里亮太)ああ、生協のジュース(笑)。

(ジェーン・スー)そういう感じ。でね、たとえば自分たちが話とかをしていて、転校生の子が来たりするじゃないですか? で、「これ、さとみちゃん。モテるのよ」とか言って、「「あら、かわいいわねー。あんたたち、ちょっと爪の垢でも飲ましてもらいなさい」みたいなことを言って、ワッと盛り上げてパタンとドアを閉めて、行ってくれるっていう。ちゃんと回してくれて、でも1人1人はそんなに興味がないんですよ。ちゃんとお母さんっていう役をやってくれる。

(海保知里)距離をちゃんと保ちつつっていうことなんだ。ちゃんと。へー!

(山里亮太)はいはいはい。

(ジェーン・スー)まあ、チサトの家は行けない。チサトの家はアポがないと行けないんですよ。「今日、行こうよ。チサトの家」っていう感じにはなれなくて。まあ、お母さんなんですけどね。女子高生なのにお母さんで申し訳ないですけども。で、「チサトの家、行こうよ!」「あ、今日はちょっとママがいないから、ごめん」とか。「じゃあ、来週行こう」ってことで行かせてもらうと……行くと、ただ海保家ではトシ・ヨロイヅカとかが出てくるんです。

(海保知里)アハハハハッ!

(山里亮太)ああーっ! いいところの菓子。

(ジェーン・スー)そうそうそう。いいところの菓子が。で、「ああ、おばちゃん。抹茶ケーキ、ありがとう!」って食べて、「あっ、これ抹茶じゃない! なに?」「ピスタチオよ」みたいな、そういう、「ああーっ!」っていう。

(山里亮太)アハハハハッ!

(海保知里)なるほどね! たしかに外国経験が長いからね。当たり前みたいな感じでね。

(ジェーン・スー)そうそうそう。

(海保知里)で、たしかに継承されているっていう意味では、うちの母親は急に人を呼んじゃいけないタイプ。すごいな……。

(山里亮太)ああーっ!

(ジェーン・スー)やっぱり親、なるんだ。

(海保知里)絶対にダメ。ちゃんと言って……人をあんまり呼ぶのが母親はダメなタイプ。

(ジェーン・スー)その感じがすごい見えるんです。ピスタチオのケーキを出して、そこにいる女子高生が全員、「海保の家でピスタチオ食べた」って40ぐらいまで覚えているから。みんな。

(山里亮太)フハハハハッ!

(海保知里)それぐらいのインパクトだったと。まさかのピスタチオ。

(ジェーン・スー)そう。で、おなじ転校生のさとみちゃんが来るとするでしょう? 「転校生のさとみちゃん。かわいいでしょ? モテるんだよ」って言ったら、「あら、ママもモテたわよ」って言って座るのが海保家のママ!

(海保知里)ああーっ! 正解!(笑)。

(ジェーン・スー)えっ、マジで?(笑)。

(山里亮太)親の感じ、あるんですかね? スーさん、どう? 自分を友達のお母さんと分析した時って、自分の母親とかぶる感じ? それとも……。

(ジェーン・スー)うちはどっちかというと、山里家の母ですね。やまちゃんママですね。

(海保知里)へー!

(山里亮太)ちょっとそんな感じ。

(ジェーン・スー)なんかその、「お母さん」っていう。

(山里亮太)だから、いろんな状況になっているところに、スーさんが来て、そのスーさんのいいテンションで、みんなを気を使ってトントントン……って。

(ジェーン・スー)そうそうそう!

(山里亮太)まあ、いまのトークで言うと、お菓子を置いて、「じゃあ、あとは勝手にやんなよ!」って帰るタイプ?

(ジェーン・スー)そうそうそう! で、山里さんもそうじゃないですか。基本。

(山里亮太)僕もそんな気がする。

(ジェーン・スー)で、海保さんは子供だろうがなんだろうがガチの人間としてぶち当たるんですよ。それが海保家のママなんですよ!

(海保知里)たしかに、たしかに。子供扱いしないし。だからもう、子供を大人扱いする。で、あと母親も、ようしゃべる。だけど、あとで「あっ、しまった! しゃべりすぎちゃった!」って言いながら逃げていくみたいな。「ごめんなさい。ごめんなさい」って言いながら。そういう感じです。

(ジェーン・スー)やまちゃんの家に遊びに行くと、いつもやまちゃんのお母さんがいて。いっぱいふかし芋とおにぎりを食べてワーッ!ってなるんだけど、海保家に行くと、「あ、今日はちょっとママ、なんか機嫌悪い?」みたいな感じで、だんだん海保家のママを盛り上げて、海保家のママを笑わせることがそこの場にいる人のテーマになっていくみたいな。

(海保知里)アハハハハッ! まあ、ただうちの親はあんまりふかし芋は作らなかったっていうのは事実ですね。

(ジェーン・スー)完全にトシ・ヨロイヅカです。でね、高いロイヤルコペンハーゲンとかの皿で出して、「割らないで」とか言うんだよ。「じゃあ、この皿で出すな!」って思うっていう(笑)。

(山里亮太)うちは大皿で日清の焼きそばだね。「焼きそば、食う?」なんて。

(ジェーン・スー)わかる! あのね、甘いものは出さない。

(山里亮太)甘みは芋までです(笑)。

(ジェーン・スー)そう(笑)。自然の甘みまで。

(海保知里)いや、だからしょっぱいものが出るか、お茶うけ的なのか、甘いもの系はたとえばケーキなのかっていうので、家庭の違いが出てきますよね。スーさんのお家ではどういう系が出ていたんですか?

(ジェーン・スー)うちは完全にしょっぱいものです。

(海保知里)しょっぱいものなんだ。

(ジェーン・スー)あのね、「もてなし」じゃなくて、「メシ」なの。私たちは、メシ。

(海保知里)ああー、ご飯。でも、大人になってそういうのが出てくると、ちょっとうれしかったりしません? なんかお友達の家とかに行って、「ちょっとなくて……ごめん。玉子焼きでもいい?」みたいな。ちょっとしたものが出てくると、「わあ、大人だけど、テンションが上がる!」みたいな。あんまり甘いもの、甘いものってたまに食べたくない時があったりするから、うれしいとかって。

(山里亮太)これ、でも海保さん、甘いものを出すか、しょっぱいものを出すかじゃなくて、タイプよ。

(海保知里)タイプ。まあまあ。

(ジェーン・スー)これが海保家のママ。こういう感じ。したい話をするの。海保家のママは。

(海保知里)そうそう(笑)。そこにね、脱線しちゃうのよ。ごめんなさいね。

したい話をする海保家のママ

(山里亮太)いちばん良いタイプの友達の母ちゃんがスーさんなのよ。こう、ハイブリッド母ちゃんだから。スーさんはいろんな分析をして、海保家の母ちゃんのテイストで行った方がいい時は海保家寄りの門戸の開き方をして。で、山里家だけだったら山里家用のやつをやってくれるけど。何個か……「今日はトシ・ヨロイヅカを食べたくないんだけどな」っていう時にも、「美味しいですね」って言っている瞬間がさっきあったもん。

(ジェーン・スー)フハハハハッ! これね、私、実は……。

(海保知里)言ってた。ちゃんとね、お気遣いの「美味しい」でしたね。そういうことですね。

(ジェーン・スー)このカーテンが開くたびに、みんなが友達のお母さんに見えるの。外山ママとか、考えてごらん? 面白いよ(笑)。

(山里亮太)外山ママは面白そうだ!

(ジェーン・スー)外山ママはもう、すごそうでしょう?

(山里亮太)「えっ、僕の親でしたっけ?」っていうぐらい怒られそう。

(ジェーン・スー)そうそうそう!

(山里亮太)「えっ、もう下の名前で呼ぶの?」とか。

(ジェーン・スー)そうそうそう(笑)。いろいろあるんですよ。ただ、やまちゃんの家のお母さんですごい注意しなくちゃいけないのは、やまちゃんの家のお母さんの口癖。これ、完全なる私の妄想ですよ。「元気な子は好きだけど、礼儀のない子は嫌い!」っていうのがね、たぶんやまちゃんママのあれなんですよ。私の中でね。

(海保知里)ありそう!

(山里亮太)それはね、はっきりそれを言ったことはないけど。でも、スーさんは今日、分析としてさ、俺たちをママにたとえたじゃん? 俺がそれだからね。

(ジェーン・スー)ああ、なるほど。なるほど。

(海保知里)しつけに厳しいとか?

(山里亮太)しつけっていうかね、礼儀。人の心か、そういうの。

(ジェーン・スー)フハハハハッ!

(山里亮太)そういうのに対してはね、「このっ!」ってなるの。もう、厳しいから。俺がママとして子供が遊びに来た時にも、そんな礼儀がないような、人のことを馬鹿にするようなことを言うのは……「あんなの呼ぶんじゃないよ!」って。

(ジェーン・スー)フフフ(笑)。それぞれ。

(海保知里)そういうのでね。

(山里亮太)面白いよね。スーさんの友達のお母さん理論。

(ジェーン・スー)全部友達のお母さんに当てはめていくと、だいたい次の行動が見えるんですよ。「このママだったら、これをやる」っていうのが。

(山里亮太)たしかにそうか。何パターンぐらい?

(ジェーン・スー)いや、あとね、人見知りママっていうのがいるんですよ。文化祭で会おうが、入学式で会おうが、卒業式で会おうが、こっちよりオドオドするお母さんっているじゃないですか? だから、「これはこういうママだな。あんまり深入りしない方がいいな」って。だって、人の家のママだったら、「ねえ、仲良くしようよ」なんて言わないじゃないですか。だから友達とかはじめての人だとちょっと踏み込みたくなるけど、人の家のお母さんだと思うと、「ああ、この人はそっとしておいた方がいいな」とかね。「あ、このママ、すっごい仕切る。この仕切りママのところでは、巻かれておいた方がいいぞ。巻かれておいた方がいいけど、懐には入らない方がいいぞ……」みたいなね。

(山里亮太)なるほどね!

(海保知里)それって小さい頃から、もうそうやって分析されていたんですか?

(ジェーン・スー)いやいや、大人になってから気づきました。大人になってから、ある時みんな友達のお母さんに見えるようになって(笑)。

(海保知里)アハハハハッ! 「あれっ?」って。

(山里亮太)特殊能力が(笑)。『デスノート』で急に死神が見えるかのように(笑)。

(ジェーン・スー)みんな友達のお母さんに見える(笑)。

(山里亮太)でもなんか、それで本当に揉め事はなくなりそう。

(ジェーン・スー)なんか……そうですね。

(山里亮太)みんな友達の母ちゃんなんだって思えば(笑)。

(ジェーン・スー)あの、友達の母ちゃんって、ある程度やっぱり敬意を持って接するじゃないですか。だから、私みたいなズケズケ人間にとってはそれぐらいの距離感をちゃんと持った方がいいなと思って。って、言う割には人の番組にズケズケ来てしゃべってますけども。

(山里亮太)いや、これはお願いして来てもらったから。本当ですよ。まあ、PTAみたいなもんですよ。ここは。

(ジェーン・スー)それ、楽しくないですか? 『たまむすび』全員のPTAとか、もう何が話されるんだろう?って思って。「あっ、ここで絶対に関係ないことを言う人がいる!」みたいな(笑)。

たまむすびメンバーのPTA

(山里亮太)そうですよね(笑)。玉さんとか大変そうだもん(笑)。

(ジェーン・スー)そう。しかも全員がお母さんなの。ああ、もうすごい楽しみ。

(山里亮太)玉さんなんか早く終わって飲みに行こう、飲みに行こうって……。

(ジェーン・スー)そう(笑)。「今日、どこ行く? 今日、どこ行く?」って。

(山里亮太)「もっと親睦を深めないとダメだな!」っていう。

(ジェーン・スー)「飲まないとね、やっぱりね!」っていう(笑)。

(山里亮太)玉さん、瀧さん、外山さんでもう……。

(ジェーン・スー)そうそうそう(笑)。ケンカになるの。最後、ケンカになって仲良くなっちゃって(笑)。

(海保知里)アハハハハッ! いいなー。飲んだくれている情景が目に浮かぶしね。また情景がね。

(ジェーン・スー)で、そこで早く帰るよ。海保ママは(笑)。

(海保知里)なんで! 帰らないですよー!

(ジェーン・スー)「すいません、子供のピアノの時間が……」って(笑)。

(海保知里)いやいや(笑)。でも、ねえ。私は基本的にずっと食べるというスタンスを取りつつ、お母さんのハートをつかむということを小さい頃にやり続けていました。

(ジェーン・スー)ああー、なるほど。

(海保知里)おかわりをするから、もうみんなが喜んでくれて。「もう、よく食べる! ああ、もううれしいわ!」って。

(ジェーン・スー)子供の処世だね!

(海保知里)そうやって私は渡ってきましたけども。では1曲目です。スーさん、ありがとうございました。

(ジェーン・スー)ありがとうございました。

(海保知里)まだ、いてくれてもいいんですけども。

(ジェーン・スー)大丈夫です!

(山里亮太)「いてもいいよ」って……(笑)。

<書き起こしおわり>

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