松尾潔 Vivian Green『The Christmas Song』を語る

松尾潔 Vivian Green『The Christmas Song』を語る 松尾潔のメロウな夜

松尾潔さんがNHK FM『松尾潔のメロウな夜』の中でパティ・ラベルのクリスマスアルバム『Patti LaBelle Presents: Home for the Holidays with Friends』の中からヴィヴィアン・グリーンの『The Christmas Song』を紹介していました。

(松尾潔)さて、12月最後の放送というか、今年最後の放送。しかも、クリスマス前のオンエアーとしては「いまがその時でしょう」って思いながらも、「全然今日はホリデーソングがかからないじゃん」と思っている方。お嘆きの諸兄、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか? 僕もね、かけたいのはやまやまなんですが、新曲の方もたくさん溜まっておりましてね。なにしろ、年明けにはメロウトップ20というのが待っていますから、今年のうちにまずはご紹介しておかないと……というのもあって。まあ、自然とクリスマスソング、ホリデーソングっていうのを今日、ご紹介する時間がなかったというか、削っちゃったんですが。

それでも、ご紹介しましょう。やっぱりいいクリスマスソングってたくさんあるんですよ。いま、バックで流れておりますウィル・ダウニング『All I Want For Christmas Is You』。これなんていうのは10年以上前の曲なんですけどもね。ですから、この番組が始まった8年前の時から世に出ていた曲で、いつかかけようと思って全然紹介していないような気がするんですけどね。1回ぐらいかけたかな? まあ、そういう曲ってたくさんあるんですが。

Will Downing『All I Want For Christmas Is You』

最近は、ほら。ストリーミングですとか配信ですとか、そういう世の中になって。これの利点というのは、音楽を作って、その作り手の思いが冷めない内にすぐに聞いてもらえるっていうのは本当に素晴らしいことだと思うんですけど、困ったことにね、クリスマスソングとかクリスマスアルバムっていうのは以前、パッケージ時代。CDやその前のレコード、ヴァイナル時代なんていうのはもう秋口ぐらいからクリスマスアルバムっていうものが世に出ていたものなんですよ。流通でかかる時間を考えて。それがね、いま配信の時代とかになっちゃいますとね、本当に12月に入ってリリースしたりする人がすごく多いんですよ。

12月に入って、ネットで公開。もちろんね、その時に聞いてほしいというのもわかるんですけども。この『メロ夜』でご紹介するのは1年後、みたいなことがしょっちゅうあるんですよね。そんな中で、ちょっと新しいクリスマスソングっていうのはなかなかこの番組でもかけるチャンスを見つけにくいという状態なんですが、今年世に出たばかりの曲をここでご紹介したいと思います。難関を突破した1曲と……何様だ? という上から目線で話しておりますが(笑)。先月の暮れに、これはアルバムという形で出ました。大御所、パティ・ラベル。「アメリカの浅香光代さん」と言った人がいますけども、パティ・ラベルがプレゼンツという形で世に出ました、『Patti LaBelle Presents: Home for the Holidays with Friends』という、やや長めのタイトル。

要は、大御所パティ・ラベルが自分の親しいシンガーたちと一緒に作り上げたホリデーアルバムなんですけども。その中に、ルーベン・スタッダードなんかと一緒に抜擢されていたというか、「ああ、こういうつながりがあるんだな」と感心させられましたヴィヴィアン・グリーン。ヴィヴィアン・グリーンはね、このアルバムでも素晴らしい、目の覚めるようなボーカルを聞かせてくれました。お届けしたいと思います。曲の方はスタンダードですね。この番組でも何度もご紹介しております。メル・トーメオリジナルの『The Christmas Song』。ヴィヴィアン・グリーン。

Vivian Green『The Christmas Song』

ヴィヴィアン・グリーンの声の質っていうのはアリシア・キーズに似ているとこの番組の中で何度かお話したことがあるかと思うんですが。いま、スタッフと話をして見解が一致したんですけども、『メロ夜』に関して言うとアリシア・キーズよりヴィヴィアン・グリーンの方が何回もかかっているという(笑)。

https://miyearnzzlabo.com/archives/36561
https://miyearnzzlabo.com/archives/45173

あえて申しましょう。アリシア・キーズってこのヴィヴィアン・グリーンによく似ていますね。……すっきりしました(笑)。

<書き起こしおわり>

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