渡辺志保 PnB Rock『Playa No More ft. A Boogie Wit Da Hoodie&Quavo』を語る

渡辺志保 PnB Rock『Playa No More ft. A Boogie Wit Da Hoodie & Quavo』を語る INSIDE OUT

渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でおすすめ曲、PnB Rock『Playa No More ft. A Boogie Wit Da Hoodie & Quavo』を紹介していました。

(渡辺志保)で、ここでお決まりですが、私の推し曲を1曲紹介させていただきたいと思います。みなさん、PnBロック(PnB Rock)という新人シンガーを知っているだろうか? という感じなんですけども、フィラデルフィア出身のね、最近、歌うようにラップする、ラップするように歌うタイプのアーティストが増えていて。フェッティ・ワップとかもそうだし、フューチャーなんかも結構そういう感じがしますけども。このPnBロックも結構シンガー出身のラッパーみたいな感じなんですね。

で、去年から、フィリー出身なんだけどアトランタ勢との絡みがすごく多くて。去年からメキメキと頭角を現してきた新人の子なんですけども。この間、ついにデビューアルバムをリリースしまして、その中から1曲、すでにシングルとしてカットされていた曲をお届けしたいんですけども。『Playa No More』という曲で、これ、もうみなさんタイトルを聞いただけでピンと来る人もいるかもしれません。あのファット・ジョーとジョー、あとビッグ・パンの例のあの曲(『I Don’t Want To Be A Player No More』)をそのままネタを使っておりまして、すごくグッとくるんですけども。

Big Pun『I Don’t Want To Be A Player No More』

結構最近ね、2000年代……まあ90年代後半から2000年代初期のネタを使っているアーティストがすごく多くて。トリー・レーンズとかもそうだし、今日も私Twitterでつぶやいたんですけど、アトランタのスコッティー・ATLなんかもウェイン・ワンダーの『No Letting Go』のネタをそのまま使っていたりとかで、2000年代初期のそういうネタ使いというのが去年ぐらいからすごい流行っているなと思って。

Scotty ATL『Life Of The Party (Prod. By KE On The Track)』

しかも、それを自分がリアルタイムで経験してきていたことがちょっとショックみたいな感じのところもあるんですけども。で、ちなみにこの曲はア・ブギー・ウィズ・ダ・フーディー(A-Boogie Wit Da Hoodie)というめちゃめちゃ注目株のブロンクス出身のイケメン! イケメンラッパーがフィーチャーされていて、去年ファボラスもこのア・ブギー・ウィズ・ダ・フーディーの曲を自分でビートジャックしていたんですけど、彼もすごい……まあ、(『Panda』の)デザイナーもそうだよね。ブルックリン出身だけどめちゃめちゃアトランタスタイルでやっていますが、ア・ブギー・ウィズ・ダ・フーディーくんもそうで。

あと、この曲にはもう1人、ミーゴスからクアボも参加していて。ミーゴスといえば、いまはもうね、次のノーベル賞はミーゴスがとるんじゃないか?っていうぐらい(『Bad and Boujee』で)世界中から注目されていますけども(笑)。そんなこんなで、いまホットな3名が集って大ネタ使いで歌っていますという素晴らしい曲ですので聞いてください。PnBロックで『Playa No More feat. A Boogie Wit Da Hoodie & Quavo』。

PnB Rock『Playa No More feat. A Boogie Wit Da Hoodie & Quavo』

はい。お送りしておりますのは私の推し曲でございます。PnBロックで『Playa No More feat. A Boogie Wit Da Hoodie & Quavo from Migos』でした。ありがとうございます。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました