K DUB SHINEと宇多丸 アルバム『新日本人』を語る

K DUB SHINEと宇多丸 アルバム『新日本人』を語る 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

K DUB SHINEさんがTBSラジオ『タマフル』にゲスト出演。宇多丸さんとニューアルバム『新日本人』について話していました。

(K DUB SHINE)はい。キングギドラのモラハラをしてない方のウィークエンド・シャッフル!

(番組スタート)

(宇多丸)モラハラしたくたって奥さんがいないんだからしょうがないですよね。これね。

(K DUB SHINE)まあ、DVで女に逃げられてますからね。

(宇多丸)やめなさい! 引くから!(笑)。

(K DUB SHINE)(笑)

(宇多丸)なにを出だしから言ってるの! はい、12月10日(土)、TBSラジオ第六スタジオから生放送でお送りしている『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』、通称タマフル、私の方はパーソナリティーの宇多丸でございます。モラハラはしておりません。DVもしておりません。ということで、さっそくスタジオに呼び込んでしまいましたね。本日は11時台にもゲストで出ていただくことになっております。私の盟友でございます。キングギドラというグループに所属しつつ、ソロラッパーとして大活躍。そしていまやね、テレビでも見ない日はないというね。

(K DUB SHINE)よく言うよ(笑)。

(宇多丸)K DUB SHINEさんでーす! そうも、いらっしゃいませ~。

(K DUB SHINE)はーい。外面は良くないですが。

(宇多丸)「外面」。ああ、そのツイート……あのね、説明が必要すぎて。ジブさんのね。

(K DUB SHINE)ああ、本当? みんな知っているよ。

(宇多丸)ZEEBRAさんのご夫婦のところのツイート。って、結構前じゃないですか?

(K DUB SHINE)仲良し夫婦がね。

(宇多丸)仲良し夫婦ですよ。全然前じゃないですか。あなた、よくそんな人の……そのね、自分でもチラッと言っていたけどさ。

(K DUB SHINE)いや、あなたには隠しだてできないからさ。

(宇多丸)私には隠しだてできなくても、これ、放送上で隠しだてした方がいいですよ。どう考えても。

(K DUB SHINE)全国のみなさん、いまのは嘘です!

(宇多丸)(笑)。みんなね、K DUB SHINEさんのキャラクターがわからないと大混乱している可能性がありますのでね。

(K DUB SHINE)もういま、日本中大混乱していますよ。日本中のBボーイたちは。

(宇多丸)まあでもさ、こっちゃん、番組に来るのは結構久しぶりですか?

(K DUB SHINE)久しぶりですね。

(宇多丸)いつぶりだろうね?

(K DUB SHINE)1年ぶりぐらい? 『WILD STYLE』の時じゃないかな?

(宇多丸)ああ、そうか。『WILD STYLE』特集なんかの時。あと、曲も一緒に作ったりなんかっていうのもありましたし。

(K DUB SHINE)あれ、もう2年ぐらいたつんですよね。

(宇多丸)ああ、もうそんなたっちゃうか。ということで、今日は11時台にもちろんね、遅刻特集でね、ちこっくまこと……最近はでもだいぶ、いいんじゃないですか? あなた。

(K DUB SHINE)いや、あのね、お偉方に結構怒られたりするんですよ。

所属事務所のお偉方に激しく遅刻を怒られる

(宇多丸)お偉方っていうのは要するにあなた、要するに大手芸能事務所に。どこでしたっけ?

(K DUB SHINE)ワタナベエンターテインメント所属。

(宇多丸)ワタナベエンターテインメントですよ。

(K DUB SHINE)OK、バブリー!

(宇多丸)(笑)。ねえ、そんな人のやつをやるの、よくないんじゃないの? それ。

(K DUB SHINE)まあでも、流行っている感が出るからいいじゃない?

(宇多丸)まあ、いいんだけどさ。そういうのも含めてお偉方にいろいろいま、説教されてね。遅刻はどうやって怒られたの? 「遅刻はダメだよ!」って?

(K DUB SHINE)いや、あのね、あるところで大御所何人かと待ち合わせして。で、「これは間に合いそうもないな」っていうのが10分ぐらい前にわかったのね。

(宇多丸)これ、プライベートね。

(K DUB SHINE)プライベート。で、電話をして。「ちょっと遅れそうなんですけど……」っていうのを10分ぐらい前と、ちょうどの時間に「もう来てますか?」みたいな電話を入れたの。で、着いたらもうカンカンで。

(宇多丸)ああ、そう?

(K DUB SHINE)それはうちの会長さんが木村祐一さんと待ち合わせをするっていうところに俺も呼ばれて……

(宇多丸)キム兄。怖いなー。うんうん。

(K DUB SHINE)お呼ばれして行ったら、ちょっと遅れて。それこそキム兄の贔屓の店で。で、うちの会長とはじめて呼ばれた店なんで。そこに俺が後から来たの。いちばん末席のやつが遅れて来たっていうことで、「合わす顔がねえじゃねえか!」っつって、4時間ぐらい説教を受けましたね。

(宇多丸)遅刻の一件で。これは骨身にしみるでしょうね。

(K DUB SHINE)「今夜は泣かす」って言われたから。

(宇多丸)(笑)

(K DUB SHINE)もう、泣いたフリして。「すいませんでした!」って。

(宇多丸)「泣いたフリ」とか放送上で言っちゃって。ちょっとなに? 遅刻特集にしてはずいぶんヘビーなところから入ったけど。そんな目にあったらちょっと……

(K DUB SHINE)まあ、ちょっと改心をね、するきっかけにはなりますよね。

吉田豪・宇多丸・コンバットREC K DUB SHINEの礼儀正しさを語る
吉田豪さんとコンバットRECさんがニコニコ生放送『タマフル24時間ラジオ』に出演。宇多丸さんと、ナベプロ入りして超礼儀正しくなったK DUB SHINEさんについて話していました。 AbemaTV「ライムスター宇多丸の水曜The NIGHT

(宇多丸)そりゃそうですよ。あなた、ワタナベエンターテインメントの会長からさ、怒られて。まず会長から怒られるっていう立場が恵まれているじゃん。そんなこと、ないよ。「怒られて反省」っていうけどね、あなた、僕が何年言い続けたと思っているんですか?

(K DUB SHINE)だからね、その人はやっぱり説得が上手いのか……

(宇多丸)うるせーな!(笑)。

(K DUB SHINE)「早めに着いてそこで何かいろいろやっていればいいじゃないか」って言われて、「ああ、そうか!」って思ったんだよね。

(宇多丸)ちょっと……それはそうかもしれませんけど……

(K DUB SHINE)「ちょうどに着こうとするからいけないんだ」って言われて、「ああ、そうだったのか!」って。

(宇多丸)僕は前から言っているじゃないですか。「早めに着いて」って。「いや、早めに着いたらナントカで……」「いや、それは早めに着いてちょっと近所でお茶とかをしたりするのがいいんだよ」って言ってましたよ?

(K DUB SHINE)今日も遅刻特集だから、ちゃんと来たらいけないのかな?って。これはもうフリなのかな?って迷ったんだけど……

(宇多丸)いや、別にうちは怒りはしませんけど。ただ、あなたのこれからあるアルバムのプロモーションの時間がなくなるだけですからね。

(K DUB SHINE)そうですよねー(笑)。

(宇多丸)(笑)。なんでそこで急にさ……露骨に自分の利害が絡んでくるとしおらしくなるのはどうかと思うんだよな(笑)。

(K DUB SHINE)(笑)。TBSさん、ありがとうございます。

(宇多丸)TBSっていうか、僕ですよ、僕。時間を割いてさ。僕だっていま、本とか出しているんですから。

(K DUB SHINE)まあね、あなたの曲もアルバムに入っているもんね。

(宇多丸)まあまあ、僕も当事者ですからね。じゃあ、なんで遅刻もせずに来たかと言えば、これは大事なプロモーションがあるからでございます。ケーダブさん、なにを出すんですか?

新作アルバム『新日本人』

(K DUB SHINE)K DUB SHINE、ニューアルバム『新日本人』。問題作ができました。

(宇多丸)12月21日に7年ぶり。前は『理由』?

(K DUB SHINE)『理由』とかね、まあ『自主規制』とか。Radio Aktive Projectでフルアルバムをちゃんと。

(宇多丸)DJ Oasisと。それも僕、参加していますもんね。

(K DUB SHINE)そうそう。あれが2009年ぐらいかな?

(宇多丸)結構前だもんね。ずいぶんたちましたね。で、こっちゃんと僕が『物騒な発想』っていう曲を作ったのも2年ぐらいになりますけど。それも入ってるんですか? 今回のに。

K DUB SHINEと宇多丸 新曲『物騒な発想(まだ斬る)』を語る
K DUB SHINEさんが都知事選前夜、TBSラジオ『タマフル』に緊急ゲスト出演。宇多丸さんとの最新共演曲『物騒な発想(まだ斬る)』について紹介していました。 (宇多丸)さあ、それではここから番組を始めたいと思います。 (K DUB SH

(K DUB SHINE)入ってます、入ってます。4曲目です。

(宇多丸)ようやく。でもさ、スキットも入れてなのかな? 17曲。すっげー入っているじゃん。

(K DUB SHINE)まあ、7年分ね。いろいろ思っていたことはたまっているからね。

(宇多丸)今回はいかがですか? どんな内容というか、感じなんでしょうか?

(K DUB SHINE)まあ最近、ア・トライブ・コールド・クエストとかコモンとかもそうだけど。割とやっぱり民族性とかアイデンティティーに根ざしたスタンスで曲を作るみたいなのがトレンドというか、オールドスクーラーの義務というか役目なのかな? みたいな。

(宇多丸)まあ要は、アメリカのヒップホップシーンでコンシャスなというか……

(K DUB SHINE)まあ、人種問題もあったり。大統領問題もあったり。で、日本もいろいろヘイトスピーチだったり、3.11以降のめまぐるしい時代がいろいろあったじゃないですか。

(宇多丸)まさにね、そのへんに関して思うところがあって。僕もこっちゃんも細かい話をすればいろいろね、思想信条が違うところがあるけども、ちょっと思うところがあって……

(K DUB SHINE)そんなことないよ。

(宇多丸)えっ? そんなことないか? 最近はお互い大人になってね、そんなことなくなってきたけど……(笑)。うるさいな! だから、それがこうやって一緒に曲を作ったっていう話をしてるんじゃない。『物騒な発想』とかも作りましたけど。

(K DUB SHINE)(LAの激しく敵対するギャング集団の)ブラッズとクリップスが一緒に曲を作るみたいな感じだよね。

(宇多丸)あの、余計わかりづらい。余計説明が必要なたとえを入れられてもアレなんですけど。まあ、そういうことですよね。いろいろと思うところがあってやっていると。まあ、もともとね、こっちゃんはメッセージ性が低いアルバムを作ったことはないわけだから。そりゃあ、その都度ね。

(K DUB SHINE)まあね。

(宇多丸)でもさ、今回はバカ曲はないの?

(K DUB SHINE)あ、バカ曲?

(宇多丸)『新日本人』っていうタイトルでバカ曲っていうタイミングじゃねえか? こっちゃんのバカ曲も好きなんですよ。

(K DUB SHINE)結構そのへんはフリースタイルとか、ネットに落とす音源に出していたり、あと最近は花王のWEB CMみたいなのをいっぱいやっているんで。あっちで結構ふざけられるから。ふざけ願望はあんまりこのアルバムには入ってないかも。

(宇多丸)ふざけ願望はね(笑)。しかも今回、その『新日本人』。アートワークというか、ジャケットも含めてなんとこの番組にもゆかりが深いあの方が……

(K DUB SHINE)みんなの大好きな赤毛のアンちゃんですね。

(宇多丸)ちょっと(笑)。だからちゃんと説明してよ(笑)。

(K DUB SHINE)高橋ヨシキ(笑)。

(宇多丸)「赤毛のアン」って言ってから「アンちゃん」って……「えっ、あ、アン!?」っていう感じがするだけだから、ちゃんと言ってくださいよ。高橋ヨシキさんね。

(K DUB SHINE)そうだよね。高橋ヨシキさんです。映画評論家兼デザイナー兼……

(宇多丸)脚本家でもあり、映画監督でもあり。ということで。ヨシキさん、どうでした? 一緒に仕事をして。どっちもさ、割と国際派っていうかさ。

(K DUB SHINE)はいはい。英語を使うのが好きなタイプだったりするから。まあ、結構そういう……

(宇多丸)話が合う部分はあるんじゃないですか?

(K DUB SHINE)そうね。だから割と宇多丸の悪口で終始したというか……

(宇多丸)うるせーな!(笑)。

(K DUB SHINE)「あいつはこうだよね」みたいなので結構盛り上がるっていう。

(宇多丸)だいたいお前ら、そうじゃないか(笑)。だいたいお前らときたら、そうじゃないか。話が尽きると僕の話じゃないかっていうね。

(K DUB SHINE)みんな、嫌いだからね。

(宇多丸)うるせーな!(笑)。あのね、僕の冠の番組で……あ、そうだ。『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』ってちゃんと言ったかね?っていう感じだからね。

(K DUB SHINE)俺も言おうか? 『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』。

(宇多丸)そんな言い方じゃダメですよ。

(K DUB SHINE)『ライムスター宇多丸の、ウィークエンド・シャッホーッ』……タマタマフルフル。

(宇多丸)ありがとうございます。

(K DUB SHINE)いいですか?

(宇多丸)どう受けていいのか……

(K DUB SHINE)もうね、これどうせみやーんが文字起こしとかするからね、あんまり喋りたくないんだよ。

(宇多丸)いやいや、別にいいじゃん。文字起こししてもらったら、繰り返しプロモーションとして広まっていくからいいじゃないですか。

(K DUB SHINE)でも、変なフレーズを字、太くしたりするからさ。

(宇多丸)ああ、そう?(笑)。 そんなこと言うと、逆にしてもらえないと逆に困るんじゃないですか?

(K DUB SHINE)いや、どうせするから。

(宇多丸)本当?(笑)。そんな……ちなみにみやーんさんはこの番組のこの後にやる映画評を毎週公式で。毎週1万字以上、公式の書き起こしを毎回やってもらって。で、この間、イベントでお会いしたんですよ。すごいおとなしい方なんですけど。

(K DUB SHINE)俺も会った。

(宇多丸)はいはい。で、ヒップホップもお好きでっていうことで。なので、「K.I.Nちゃん特集をなんで文字起こししないんだ?」って脅迫してですね(笑)。

https://miyearnzzlabo.com/archives/41032
https://miyearnzzlabo.com/archives/41040

(K DUB SHINE)(笑)

(宇多丸)「あれは歴史的価値が高いんだから、興味のありなし関係なく起こしてくれ。ご飯おごるから」って(笑)。

(K DUB SHINE)ご飯おごるから(笑)。

(宇多丸)起こしてもらって。しかも、起こしてもらったの見て、「ここはちょっと表記が違うから直して」って言ったりして(笑)。ごめんなさいね、みやーんさんね。ということでございます。じゃあ、この語りが起きるのかどうかも含めて、曲をちょっとね。

(K DUB SHINE)ああ、そうだね。

(宇多丸)後ほどこっちゃんにはいっぱい出てもらうから。遅刻川柳を。

(K DUB SHINE)書きますよ。

(宇多丸)まだ書いてないの?

(K DUB SHINE)書いたら誰かに見られそうでね。まだ書かないよ。

(宇多丸)見ないよ、別に(笑)。

(K DUB SHINE)心の中にしまっているんで。

(宇多丸)僕も3つ、書いてきましたよ。

(K DUB SHINE)3つも? 遅刻しないのに?

(宇多丸)される側の気持ち2つ、する時もある側の気持ち1つで3つ、書いてきました。

(K DUB SHINE)「される」ってだって、おたくはグループで割としないでしょ? みんな。

(宇多丸)いや、でもね……ちなみに僕、絶対に遅刻しないとかそこまでじゃない。僕だってしますからね。別に。

(K DUB SHINE)うちは3人ともするからね。

(宇多丸)(笑)。3人ともすると、逆にでもトラブルが起きないんじゃない?

(K DUB SHINE)そうすると、俺がちょっと早めになるんで。その中で。で、ちょっとリーダーシップが身についてきたっていうのもあるよね。

(宇多丸)「リーダーシップ」っていう言葉の使い方が間違ってますよ、完全に(笑)。

(K DUB SHINE)さすが国語、得意だもんね。

(宇多丸)国語……まあまあ、あなただって。

(K DUB SHINE)駿台(模試)でいい点をとったって。有名な話じゃないですか。

(宇多丸)うるさいな! あなただってアメリカに行って……まあ、いいじゃないですか。じゃあ、曲に行こう。

(K DUB SHINE)僕は四谷大塚です。

(宇多丸)最高学歴が四谷大塚?

(K DUB SHINE)いちばんよかったの。四谷大塚が。正会員でね。

(宇多丸)アメリカの大学に行ってるじゃん。普通に。

(K DUB SHINE)ああ、そうか。まあね。

(宇多丸)あれ? 出てないんだっけ?

(K DUB SHINE)出てない。

(宇多丸)ああ、そうですか。じゃあやっぱり四谷大塚ですね。

(K DUB SHINE)(笑)

(宇多丸)このさ、実のない会話、やめて。曲、今日はなにをかけてくれるんですか?

(K DUB SHINE)アルバムの先行シングルになっている2曲目の『オレの名は。』という曲です。

先行シングル『オレの名は。』

(宇多丸)出ましたね! 俺はこのタイトルをこっちゃんから聞いた時に「見事! いや、よくぞ!」と。これは最高だと思います。

(K DUB SHINE)ただ、USのラッパーはそういう曲が多いんだよね。

(宇多丸)いや、だって『What’s My Name』っていうスヌープ・ドッグの曲とか。

(K DUB SHINE)「My Name Is」とかね。

(宇多丸)要は名乗りっていうは……特にしばらくぶりだし。再名乗りみたいなのはさ、ある意味定番なんだけど、それと、いまこのタイミングしかありえない(笑)。しかもちゃんと『オレの名は。』って。「こっちゃん! 絶対に”名は”の後に”。”をつけるんだよ、”。”を!」って。

(K DUB SHINE)ちゃんとつけてます。

(宇多丸)しっかりつけているしね。で、「おれ」を漢字にするかカタカナにするかで若干の迷いがありつつね。

(K DUB SHINE)迷ったんだけど、俺はいつもカタカナだからカタカナにしました。

(宇多丸)読みやすいし、いいんじゃないですかね。ということで、こっちゃんの再所信表明っていう感じですかね。トラックとか、誰ですか?

(K DUB SHINE)DJ WATARAIです。

(宇多丸)ああ、ワタさんだ。間違いない。ワタさんとケーダブって意外と……

(K DUB SHINE)ええとね、キングギドラぶりかな? キングギドラのアルバムでやっています。

(宇多丸)RHYMESTERもずいぶんお世話になっていますが。我々世代とは最高の相性を見せるでしょうね。

(K DUB SHINE)そうだよね。DJ WATARAIプロデュース。

(宇多丸)では、こっちゃんに曲紹介をお願いして、とりあえずこの時間はお別れになりますので。

(K DUB SHINE)はい。わかりました。12月21日発売、『新日本人』から『オレの名は。』、K DUB SHINE キング・コッタ!

K DUB SHINE『オレの名は。』

(宇多丸)はい。『オレの名は。』、K DUB SHINEでした。お送りしたのはK DUB SHINEさん、12月21日に7年ぶりにリリースされるニューアルバム『新日本人』より先行シングル『オレの名は。』でございましたね。おなじみのというか、伝家の宝刀のこっちゃん節、K DUB SHINEのフロウでメインもありつつ、でもね、終盤にまた聞いたこともない感じのフロウが出てきたりね。あの男、なかなか侮れないものがありますね。遅刻が治ったらすっかり面白くなくなるのか? と思ったら、そんなことは全くなかったというね。先ほどは大変緊張しておったという。「どこがだよ?」っていう感じでございましたけどね。ということで、K DUB SHINEさん、11時からの遅刻特集もお願いいたします。

<書き起こしおわり>

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