安住紳一郎 病院を語る

安住紳一郎『出演番組を見る際は自分自身を全力で応援する』 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』のオープニングで病院についてトーク。眼科、整形外科、咽喉科などについて話していました。

局アナ 安住紳一郎

(安住紳一郎)さて、6月に入りましたね。ゴールデンウィークが終わって1ヶ月たちましたね。2016年。ああー、これは大変だ。

(中澤有美子)(笑)。本当、早いですねー。

(安住紳一郎)あっという間ですね。そうですよね。まあ、あんまりね、「あっという間、あっという間」っていう話ばっかりしても何ですけども。

(中澤有美子)本当にそうなんですよー。

(安住紳一郎)1年の半分っていうことですもんね。そういうことですねー。

(中澤有美子)はー、困った、困った。

(安住紳一郎)困りましたねー。もう最近はスケジュールをこなすだけで手一杯みたいなところがありまして。もう、あとはやたらと病院に行くようになりまして。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)笑い事じゃないですよ。

(中澤有美子)ごめんなさい。本当、ごめんなさい(笑)。

(安住紳一郎)笑い事じゃないですよ、本当に。今年は……あんまりね、そういう話をするとよくないのでね。まあ、十分健康なんですけどもね。

(中澤有美子)そうでしょう。見ましたよ。血管年齢が30才ぐらいだったでしたでしょう?

(安住紳一郎)そうでしたね。

(中澤有美子)テレビジョンの番組で見ました。

(安住紳一郎)いえいえいえ。先週まで、角膜腫瘍という右目の角膜に傷をつけてしまいましてですね。右目が痛くて痛くてという1週間で。先週、眼科に……また熱心な先生に診てもらったので、先週、眼科に5日通ったのかな? 「こんなに通うんだ」と思いながらも、でもなんかちょっと、毎朝決められた時間に眼科に通う自分にも少し慣れてきて。なんか慣れた道を行く感じになっちゃったりしてね。

(中澤有美子)ええ、ええ。

眼科に週5日通う

(安住紳一郎)あと、薬局とかもね、詳しくなっちゃって。目薬なんかに詳しくなっちゃったりして。「これは新しい抗菌目薬ベストロンです」とかね。なんかいろいろ、ベストロンを調べてみたりしてね。「えっ、へー」なんてね。いろいろ製薬メーカーなんか詳しくなっちっちゃり。ジェネリック医薬品に詳しくなっちゃったりしますよね。

(中澤有美子)ありますよね。もらってくると調べますからね。

(安住紳一郎)やっぱりみなさんも調べます? 薬をもらってくると。

(中澤有美子)なんとなく検索したりするかな?

(安住紳一郎)そうですよね。「あ、こんなに値段が違うんだ」なんて思ったりね。「あの先生はすごく簡単な検査をしていたけれども、あっ、検査点数って結構これぐらい取るんだ」なんていってね。医療点数を見たりして。

(中澤有美子)そこまで(笑)。

(安住紳一郎)「ふふふふーん。えっ、あの検査で、そうなんだ。ふーん。結構手数料を取るんだな」なんて思ったりして(笑)。

(中澤有美子)そういうのもありますね(笑)。

(安住紳一郎)ありますよね。

(中澤有美子)自分が3割だから、これは保険からこんだけ下りて、医療機関にはこれだけ入るんだなっていうを軽く計算してみたりしますね(笑)。

(安住紳一郎)計算っていうか、伝票みたいなのが出ますでしょ? 医療点数っていうのが、10円の単位で出るんだよね。

(中澤有美子)あ、そうなんですか? へー。

(安住紳一郎)「検査点数」なんていってね。「医療点数 260点」っていうと、それは2600円計算で、2600円の3割を現金で払うみたいなことみたいですよ。3割負担の、私は社会保険なので。なんかそういうことで、「ふーん、ふーん、ふーん! これでは、日本の医療費は減らない!」なんて言いながら(笑)。

(中澤有美子)そうですよね。本当にそう思う。かかる方はありがたいんですけども。

(安住紳一郎)いやいや、その通りです。もちろん、ありがたいっていう気持ちはありますけどもね。それからね、今年は生まれてはじめての整形外科ですか。いかんね、こんな10時から……

(中澤有美子)(笑)。そうでしたね。年明け、整形でしたよね。

(安住紳一郎)年明け、整形に通いましたね。生まれてはじめての整形。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)すごかったですよ。うん。消炎テープに詳しくなっちゃってね。私も凝り性だから、消炎テープについてものすごい調べたりして。「ああ、そうなんだ。こんなことになってるんだ」なんて言って。で、興が乗りまして、人気のある消炎テープ。痛みを劇的に取るテープがあるんですよね。湿布剤みたいなのがね。「これは効くな!」なんて言いながら。「すごいな! うわーっ!」なんて言っていたんですけども。「ええー、すごいな。うーん! カルピスを飲んだ時以来の衝撃だよ!」なんて言いながらね。

(中澤有美子)(笑)

消炎テープに詳しくなる

(安住紳一郎)「こんなすごいものがあるんだ!」なんて言って、貼って喜んでいたんですけど。それがほら、またジェネリックが出回っているっていうから。で、ジェネリックが6種類ぐらい出てるって言って。で、なんか自分の体でそのジェネリック加減を確かめてみたい! みたいな感じになっちゃって、薬局渡り鳥をしたりして。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「すいませんが、あの消炎テープのジェネリックは何を扱ってますか?」なんて言って。「これとこれと……」「ええっ、2つですね? わかりました。じゃあその2つを1つずつください」なんて言って。

(中澤有美子)試してみたい(笑)。

(安住紳一郎)「私の処方箋、それが7つ処方されていることになりまして、こちらで2つ、いただきます」なんて言って。他の薬局に行って、また違うジェネリックで。で、ジェネリックの貼り心地みたいなのを。「うーん、そうか。消炎テープはジェネリックとはいえ、使っている薬剤は一緒とはいえ、貼り心地は違うな」なんて言って。「そりゃそうだ、そりゃそうだ、そりゃそうだー!」なんて。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「うーん?」なんて。ほら、貼る時にさ、ピッピッてセロファンを取る。そこまではさすがに同じ特許でやっていないでしょ? 薬剤でしょ、あくまでね。

(中澤有美子)そうですね。

(安住紳一郎)「そうか! 新しい課題に気がついた!」なんて言ってね。人気があるからいろいろジェネリックが出たりしてね。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)ものすごく詳しくなっちゃって。ええ。で、整形外科に行って先生にね、ちょっとそういう話を聞かれたりすると、ちょっと答えたりしますでしょ? 「消炎テープ、使ってますか?」「ええ、使ってます」なんて言って。それでちょっと、そんなにね、言わないですよ。「知ってる、知ってる」みたいな感じで。でもちょっと、「いろんなジェネリックがあるんですね」なんて言って。「ええ、出てますね。お安い方でいいんじゃないですか?」なんて。「そうですね。でも、貼り心地が……」とかいろいろ言ったり。「ああ、こんなのがあるんですよ」なんて、試供品をもらっちゃったりしてね。「へー」って思って。

(中澤有美子)ええー。最先端(笑)。

(安住紳一郎)うん。一時期ものすごい消炎テープ、家に保管してあって。あれ持っていると安心するわー! なんて言って。

(中澤有美子)なんかでも、問題になっていましたよね(笑)。

(安住紳一郎)そう! そうやってニコニコニコニコしていたら、『さばいて日天』の杉山(真也)くんが、「あまり薬を出しすぎる薬局が問題になっている」っていうことになって。日本のその医療制度を審議するナントカっていう審議会で、消炎テープは1回の処方箋で1週間分まで、なんていうことになっちゃって。「お、俺のことだよ……」なんて(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「もらいすぎている人が多い」なんて言って。「いやー、俺のことだよ 。大変みなさまにご迷惑をおかけしたわ」なんていって。「やっぱりな」と思ったんですよ。

(中澤有美子)うん、ちょっとね。

(安住紳一郎)あれね、余計にもらっておきたくなる心理になるんですよね。どうしてもね。

(中澤有美子)そうですよ、そうですよ。安心だもの。

(安住紳一郎)そうなんですよね。あれを貼っておくと、痛みがないもんですからね。なるべく枚数を多く、自分の手元に置いておきたい。家に、それに職場に、とかね。こっちのカバンに、とかね。いろいろ入れておきたいんですよね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)なので、どうしてもどうしてもほしがってしまうんですよね。

(中澤有美子)ほしがっちゃう。

(安住紳一郎)で、その消炎テープをたくさん出してくれる整形外科をみんな調べて行ったりとかね。まあ、そういう社会問題を地で行ってしまったわと思って、反省したりね、しておりますけどもね。それから、3週間前ですか。咽喉科ね。耳鼻咽喉科。

(中澤有美子)そう。お喉にもきてましたよね。

(安住紳一郎)いやー、参りましたですね。大変だったんです。咽喉科ってみなさん、行かれたこと、ありますか? 耳鼻科はあると思いますし、耳鼻咽喉科っていうところが多いと思いますけども。「耳・鼻」ではなくて、「咽喉」専門でやっているところが何軒かあるんですけどね。

(中澤有美子)ええ、ええ。そうですか。

(安住紳一郎)私も今年と2年前、3年くらい前にお世話になったので、ちょっと咽喉科にもだいぶ詳しくなりましたね。咽喉科についても少しまとめましたのでね。みなさんのお役に立ちたいっていう気持ちはあるんですけども。

(中澤有美子)ぜひ、はい。

専門の咽喉科

(安住紳一郎)あの、舞台をやっている俳優さんとかですね、宝塚の方とかですね、それからまあ、学校の先生とかですか。要するに、声が出ないと困っちゃう。本当ににっちもさっちも行かないっていう人たちにとっては、ちょっと声が出なくなってしまうと大変っていう場合がありますよね。あと、キャンセルがきかないっていうね。チケットを売っちゃってどうしようもないとか。

(中澤有美子)代わりがない。はい。

(安住紳一郎)そうですね。まああと、それが若干ね、喉を痛めていてごめんなさいみたいなことができる場合と、本当にできない場合がありますよね。私たちなんかはどちらかと言うとごめんなさいが平気な方なんですけども。代わりの方にお願いしたりとか。「ちょっと今日、声が悪いんで少しちょっと……」なんて言って先に言い訳すれば、まあなんとか乗り切れる場合があったりする。許される場合があるんですけど。舞台の方とかはもうね、「ちょっと今日すいません。私のセリフ、じゃあ30%ほどで……」みたいな。「おいおい!」みたいなことになりますでしょう?

(中澤有美子)(笑)。そうですねー。

(安住紳一郎)だから大変みたいですからね。だからちょっとそういう咽喉科のお医者さん、何軒かみなさん、名医と呼ばれる先生方を知ってたりとか、教え合ったりするみたいな文化があるんですけどね。私もだから、なんか興味があったんで東京で咽喉の名医とされる先生のところをあっちこっち回っちゃったりしてね。

(中澤有美子)ああ、そうですか。

(安住紳一郎)ええ。いろいろ勉強になりました。もう後半は咽喉科のことを調べることをメインにおいて回っておりましたけどもね。たとえばですね、本当に宝塚系の、しかも、男役を治すのが得意とかね。娘役を治すのが得意な先生とかいたりするので。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)あとは、最初の診断の段階で、何月何日の何時の公演で、会場はどこですみたいなことを最初に看護師さんに聞かれるみたいなところもあったですね。

(中澤有美子)へー!

(安住紳一郎)だから要するに、それに相応しいぐらいの回復を目指します。一緒にやりましょう、みたいなことなんでしょうね。だからなんか、「ちょっと喉が痛くて困っています」じゃなくて、「3日後に、東京の帝国劇場で、午後4時開演の……」みたいな。で、演目も聞かれるらしいんですよ。で、「○○です」みたいな。「『マクベス』です」「あ、『マクベス』はこれ、無理だな」みたいな。

(中澤有美子)ああー!

(安住紳一郎)うんうん。「ミュージカルを」「ミュージカルはダメですね」みたいなね。「『越路吹雪物語』を」「うーん……いけそうです」みたいな、そういう、要するに演目によって。先生が詳しいから。

(中澤有美子)もう先生もご存知で。へー!

(安住紳一郎)ええ。で、なんかどれだったらいける、どれだったらいけない、みたいな。そういうのを先生がやってくれるとかね。あとはもう、喉を見て、「うーん、そろそろ、うーん。シェイクスピア、できるね」みたいな。「えっ、喉を見てわかるんですか!?」みたいな。逆にね、喉の状態からいろいろ難しい演目をそろそろできますよ、みたいなアドバイスをくれたりする咽喉科の先生がいたりするとかね。いろんな話がありましたよ。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)面白かったですー。ええ。あと、やっぱりそういう咽喉科の待合室に並んでると、あれですね。みなさん、マスクをして登場しますけども。なんとなく、「あっ、あの人はもしかすると?」みたいな感じがあったりして。私、ミーハーだからちょっと、「キャキャッ♪」っていう気持ちになりますね。「あっ!」なんていって。「声、治ってる」なんて(笑)。

(中澤有美子)出ちゃっている(笑)。

(安住紳一郎)「治ってる!」と思って(笑)。そんな感じでございます。私、もともと扁桃腺が弱いので。ちょっとね、炎症を起こすとすぐ扁桃腺をやられてしまうみたいなところがありましてね。

(中澤有美子)ああ、そうだったんですね。

(安住紳一郎)はい。そんなことがありました。

(中澤有美子)そうですかー。いまはどちらの症状も落ち着いてきたんですか?

(安住紳一郎)いまですか? ええ。いまですね、ええと、あともう1軒、通ってますね。なんでしたっけね?

(中澤有美子)整形、咽喉、眼科……

(安住紳一郎)咽喉、眼科ですね。はい。そうですね。あと、もう1軒通ってましたけども、なに通ってたんだっけな? ちょっと後で。後ほど。

(中澤有美子)(笑)。満身創痍です。

(安住紳一郎)いや、満身創痍じゃないです。もう本当に……ダメですね。こんな病院の話から入っちゃったりしてね。

(中澤有美子)ついにね(笑)。ついに、始まりましたね(笑)。

(安住紳一郎)ついに病院の話をし始めましたよ。うん。伊集院さんがね、「僕もまもなく50です。朝のラジオを始める歳になりました」なんていう、新しい番組のポスターがありましたけど。私ももうね、病院の話をするようになりました。

(中澤有美子)オープニングトークで(笑)。

年代別モテる人の特徴

(安住紳一郎)本当ですよ。格言ね。20代の頃は見栄えのいい人間が異性にモテるんですよね。30代は美味しいレストランや楽しく遊べる場所を知っている人間がモテるんです。40代は、いい病院を知ってる人がモテます!

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)本当です。本当です。

(中澤有美子)本当ですかー。

(安住紳一郎)本当ですよ。ええ。

(中澤有美子)そうかもー。うん。

(安住紳一郎)で、みなさんもご存知のように50、60になってくると、もういい養老ホームを知ってる人がモテますから。

(中澤有美子)そうなんですねー(笑)。

(安住紳一郎)そうですよ。

(中澤有美子)先に先に、みんな情報をほしいっていう感じですか?

(安住紳一郎)いや、50、60になったら知りたいでしょう。やっぱり。「すっごくいいところ、あるよ。奥さん」なんて言って。「えっ、どこですか?」「柏なんだけどね。興味ある?」「あります、あります! 聞かせて、聞かせて!」みたいな。

(中澤有美子)たしかに(笑)。

(安住紳一郎)ねえ。「いや、安住さんに聞いたらいいよ。千葉の養老、超詳しいから」なんて。

(中澤有美子)千葉の養老(笑)。

(安住紳一郎)「知ってますよ。いま、空きのあるところ、ありますよ」なんて言って。「早め、早めがいいですよ」なんて言って。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「もしあれだったら、キャンセルできるらしいから」なんて。

(中澤有美子)そうかー(笑)。

(安住紳一郎)らしいです。

(中澤有美子)はい(笑)。

(中略)

番組エンディングトーク

(安住紳一郎)今日、番組冒頭で私、ちょっと自分の体調についての話をしましたが。もう1軒忘れていたのは、呼吸器科でございました。すいませんでした。ちょっとね、咳が止まらない日がありまして。ええ。で、ございました。薬をいただいております。ありがとうございます。本当にすいません。本当に、ええ。国の医療費を増やしており、申し訳ございません。

(中澤有美子)いえ、がんばってます。

(安住紳一郎)また呼吸器科で楽しい話をいろいろ調べてきたいと思います(笑)。

(中澤有美子)そうですね。ええ(笑)。

(安住紳一郎)後日、お楽しみに。ねえ。明るい気持ちで乗り切りましょう。関東・甲信地方が梅雨入りしたと見られております。さようなら。

<書き起こしおわり>

タイトルとURLをコピーしました