博多大吉 井上陽水から聞いた『アジアの純真』作詞術を語る

博多大吉 井上陽水から聞いた『アジアの純真』作詞術を語る たまむすび

博多大吉さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で井上陽水さんから直接聞いた、PUFFYの『アジアの純真』を作詞した際のエピソードを紹介。「北京、ベルリン、ダブリン、リベリア」の歌詞の意味について話していました。

(博多大吉)まあまあ、本当先週は1週間、いろいろありましたから。もう。

(赤江珠緒)ありましたね。我々も、ありましたね。先週は恒例の陽水会がありました。

(博多大吉)久しぶりに。いや、すごかったですね。相変わらず。

(赤江珠緒)相変わらずすごかったですね(笑)。

博多大吉 井上陽水食事会での赤江珠緒の衝撃的下ネタ発言を語る
博多大吉さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で井上陽水さんと赤江珠緒さん、博多華丸・大吉で行った食事会についてトーク。そこで赤江さんが放った衝撃的な下ネタ発言について話していました。 (博多大吉)でもそんな中、この前、行かせてもらったでしょ...

(博多大吉)いやー、笑いましたね。(井上陽水)先輩ってやっぱりスケールが違うね。

(赤江珠緒)ジーニアスですね。やっぱりね。ちょっと。

(博多大吉)いや、もうびっくりですよね。うん。なんて言っていいのかな。どうやって……なにから伝えればいいのかと。なぜか小田和正口調になってしまいますけども。

(赤江珠緒)(笑)。陽水先輩に大吉先生が結構今回ね、「この作詞にはどんな意味が込められているんですか?」とかね。

(博多大吉)結構ね、グイッといったんですよ。私、もう。

(赤江珠緒)それに対してなんか陽水先輩が「それ、いい質問だね」って。「普段僕、答えないけど答えたくなったよ」って言って、すごく答えてくださって。

(博多大吉)そんなの言わないんですってね。だって、意味わかんないでしょ? 「北京、ベルリン……」とか。「なんすか、あれ?」と。

(赤江珠緒)陽水先輩の歌詞ってね、いろいろ、「えっ、ここってどういう意味なんだろう?」って、逆に深読みしちゃうようなところってあるじゃないですか。

(博多大吉)だから、それを聞いたんですよ。で、まあ赤江さんと僕と華丸と陽水さんと行って。で、華丸がちょっと娘さんの勉強を見なきゃいけないっていう、よく訳の分からない……(笑)。

(赤江珠緒)そうそうそう(笑)。なんか中間試験のまっただ中だから。

(博多大吉)「一緒に歴史を勉強しなきゃいけない」って(笑)。「本当やろうね、それ?」っていう理由で。なんかそんな勉強法なんですって。お互いが親子で1個ずつ納得しながら暗記するっていう勉強をしているから。なんか、「歴史は適当にやっておけ」とかはダメらしくて。もうどうしても帰らなきゃいけないと。で、3人になって……

(赤江珠緒)はい。

(博多大吉)で、「一軒、どこか行きますか?」ってなって。「なんか店、知ってる?」みたいに言われたから、僕と赤江さんでそれぞれ探していたんですけど。結局先輩が「ちょっと知っている店があるから、そこにしよう」っつって。で、連れて行かれたのがね、もう超一流ブランドがやっているバー。

(赤江珠緒)バーですね。

(博多大吉)もう誰もが知っているブランドがやっているバー。

(赤江珠緒)まあ、大人なバー。

(博多大吉)で、値段を見たらね。メニューを見たら……

(赤江珠緒)メニューを見たらね。「選びなさい」って言われても……みたいな。

(博多大吉)そう。本当。お店の人を呼んで、「これ、桁を間違えてませんか? 一杯7000円なわけ、ないですよね?」とか。安くても4500円とか。そういうバーでしたから。もう私たちもちょっと浮かれていたのかな?

(赤江珠緒)そうでしょうね。

(博多大吉)「いろいろ聞かなきゃ。ここはもう陽水先輩にいろいろ聞いても失礼にならないんじゃないか?」みたいな感じでいろいろうかがったんですけど。すごかったですよね。答えが。

(赤江珠緒)すごかった。

(博多大吉)なんでしたっけ? あの歌。「北京、ベルリン……」って。『アジアの純真』。あれ、なんで「北京、ベルリン……」から始まるか? これはもう、「言っていい」って言ってましたよね。ラジオでね。

(赤江珠緒)うんうん。

(博多大吉)これ、なんでかっていうと……

(赤江珠緒)あれ、なんでだっけ? その話もしましたっけ?

(博多大吉)タミー、たのむよ(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)奥田民生さんが作曲をなさっているんですよ。で、その曲に陽水さんが歌詞を入れたんですよ。で、そのデモテープ。民生さんから上がってきたデモテープの民生さんの鼻歌(仮歌)が「♪♪♪♪」ってなっていたんですって。それを揚水さんが聞いて、もうどう考えても「北京、ベルリン……」に聞こえると。

(赤江珠緒)そうそうそう。だからなんか、歌詞も何もつけていない状態で、「こんな曲を作ってほしい」みたいなのを。

(博多大吉)民生さんの鼻歌が「北京、ベルリン、ダブリン、リベリア」に聞こえたんですって。

(赤江珠緒)完全に空耳アワーでしたよね。

(博多大吉)そうそう。で、それで送り返したら、民生さんが「本当だ!」って言ったらしいです。「本当だ。僕、言っていた」って。

(赤江珠緒)そうなんですよね(笑)。またいつかね、『たまむすび』に来ていただいてね、そういう歌詞のこともいろいろお話いただきたいですけどね。さあ、ではその曲を。PUFFYの『アジアの純真』。

PUFFY『アジアの純真』

(赤江珠緒)お送りした曲はPUFFYで『アジアの純真』でした。

(博多大吉)まあね、陽水先輩もね、また来てくれるそうですよ。予告なしで来るそうです(笑)。次はフラッと来るって言ってたから。

(赤江珠緒)おっしゃってました(笑)。

(博多大吉)その時にまた歌詞の秘密を。もう本当にいろいろおもしろかったんでね。まあ、僕たちがペラペラ言うのもあれなんでね。先輩にうかがいましょう。

(赤江珠緒)はい。

<書き起こしおわり>

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