町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、スウェーデンの映画監督イングマール・ベルイマンについて話していました。
The sixth film of the 4th Swedish #Film #Festival in Seoul is #TrespassingBergman #Sweden https://t.co/OQ5sQDglDm pic.twitter.com/OeQuwdVE78
— Sweden in Korea (@SwedeninKR) 2015, 11月 2
(赤江珠緒)それでは、映画評論家の町山智浩さん。今週もアメリカ、カリフォルニア州バークレーからお電話で出演です。もしもーし?
(町山智浩)はい。町山です。すいませんでした。先週。はい。
(赤江珠緒)いやいやいや、情報満載で。それはそれで聞きたかったんで。
(山里亮太)ねえ。リアルな情報でした。
(赤江珠緒)ただ、イングマール・ベルイマンのことは一言も・・・っていうことでしたもんね?(笑)。
(町山智浩)すいませんでした。あの、イングマール・ベルイマン監督に関するドキュメンタリー映画で『グッバイ!ベルイマン』っていう映画が上映されるっていう話を先週しようと思ったら、アメリカ大統領選のことで時間がいっぱいになっちゃいまして(笑)。はい。で、もう上映は明日の夜9時からの1回しかないんです。はい。すいませんでした(笑)。
(赤江珠緒)あ、そうなんですね。うんうん。
(町山智浩)一応、渋谷ユーロスペースで明日夜9時から『グッバイ!ベルイマン』っていうドキュメンタリー映画で。これ、スウェーデンの巨匠で60年代にもう世界的に映画作家に影響を与えたベルイマン監督の自宅にですね、世界中のいろんな監督が訪れるっていうドキュメンタリーなんですね。
(赤江珠緒)へー。
(町山智浩)で、前もお話した、ディカプリオが熊に食われる映画『レヴェナント』の監督のイニャリトゥ監督とかですね、カウボーイ同士がBLする『ブロークバック・マウンテン』の監督のアン・リー監督とか。いろんな世界中の監督がそのスウェーデンのベルイマンの家を訪れるっていうドキュメンタリーです。はい。
(赤江珠緒)うんうん。
(町山智浩)で、ベルイマンっていう監督がいかに偉大か?っていう話はですね、すごく長くなるので説明すると、一言で言うと、『ファイトクラブ』っていう映画でブラッド・ピットが映写技師をしながら、子供向けのディズニー映画のフィルムの中に勃起したチンチンの写真を入れ込んで驚かすっていうイタズラをしてますよね?
(山里亮太)はい。
(町山智浩)あれの元ネタはイングマール・ベルイマン監督の映画なんですよ。
(山里亮太)あそこに誰かへの尊敬があったんですね!
(赤江珠緒)そこ、尊敬ポイント!?
(町山智浩)はい。だから『ブラピのチンコに影響を与えた男、ベルイマン』ってことで覚えていただいて。
(赤江・山里)(笑)
(町山智浩)あの、詳しいことは僕我ですね、ポッドキャストで有料で自分でやっているんですけど。『映画ムダ話』っていうのをずっとやっていまして。そこで詳しくベルイマンのことは説明してますんで。そちらで聞いてください。とりあえず、『ブラピのアレ』ってことでいいと思います。はい。
音声ファイル「町山智浩の映画ムダ話」ベルイマンの『仮面ペルソナ』(66年)。https://t.co/4i9blvBW9t
複製された男、ファイト・クラブ、マルホランド・ドライブ、ブラック・スワン、ホーリー・モーターズ、マイノリティ・リポートなどに強烈な影響を与えた名作!— 町山智浩・告知用 (@TomoMachi) 2015, 12月 9
(山里亮太)(笑)
(赤江珠緒)ああ、そうなんですか!?
<書き起こしおわり>