玉袋筋太郎さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、事務所からの独立・分裂危機と報じられているSMAPについてトーク。プロレス団体UWF分裂との共通点などを話していました。
(小林悠)ということで、いろいろ考えることありますが・・・
(玉袋筋太郎)いろいろ考えること、ありますよ。そりゃあ、芸能界もね。いま、もう大変ですからね。
(小林悠)びっくりしましたね。
(玉袋筋太郎)いやー、びっくりしたよ。ねえ。本当、神田正輝とね、三船美佳が付き合ってなかったっていうね。
(小林悠)あ、そっちですか?
(玉袋筋太郎)正月にああいうさ、スクープが出たから。俺はなんかそんなすげーことがあるのかな?って思ったら、完全否定だからね。神田さんが。
(小林悠)怒ってましたよ。
(玉袋筋太郎)怒ってたよ。
(小林悠)人生で3回目?4回目って言ってましたっけ?こんなに怒ったのはって。
(玉袋筋太郎)ねえ。あと、DAIGOくん。結婚したんですよ。あれ、よかったね!ハッピーでな。ウィッシュ!
(小林悠)ウィッシュ。ええ。
(玉袋筋太郎)そういう方がいいね。ハッピーな方がね。
(小林悠)ハッピーです。
(玉袋筋太郎)やっぱ、いろいろあるからさ。ねえ。
(小林悠)何か意味深ですね。
(玉袋筋太郎)どうなんですか?小林さん。そろそろ独立とか?(笑)。
(小林悠)(笑)
(玉袋筋太郎)すぐそっち持ってくんだから(笑)。
(小林悠)そっちの方に持っていきますね(笑)。
(玉袋筋太郎)『玉袋、言いてえんだろ?』とか思ってるんですよ。みんな。そこを踏まない!
(小林悠)言わないですか?みんな聞きたいあの話は。
(玉袋筋太郎)いや、たとえばですよ、ねえ。上場会社があるじゃないですか。すごい上場している企業があるとして、そこのね、いちばん売れている商品が。年間2百億、3百億売ってる商品が、なんか不祥事で売れなくなるっつったらこれ、株主総会とか大変なことになるよね?
(小林悠)うん。福山さんが結婚をしただけで、アミューズの株が・・・っていうのがニュースになってました。
(玉袋筋太郎)倖田來未がなんか『腐った』って言っただけで下がったりとか。
(小林悠)おっとっと。おっとっと。かつてあったかな?
(玉袋筋太郎)あったかな?わかんないけども。大変だよね。
(小林悠)そうなんですよ。だからちょっと、今回のニュースは、まあね、解散かどうか、独立かどうか、みたいなね。国民的アイドルグループがっていうニュースがありましたけども。
相次ぐ『分裂』
(玉袋筋太郎)『分裂』っていうことで言うとさ、だから六代目山口組とね、神戸山口組が分裂と。なんかこう、俺、去年の漢字一文字、分裂の『裂』だと思ったんですよ。
(小林悠)それは、他に分裂したものありましたっけ?
(玉袋筋太郎)大勝軒ですよ。つけ麺の大勝軒だって分裂したんですよ。
(小林悠)ニュースになってました。はい。
(玉袋筋太郎)で、神戸の方も分裂したんです。
(小林悠)『神戸の方』って、またそっちの業界の話ですよね(笑)。
(玉袋筋太郎)そうでしょう?いや、でも分裂したんですから。実際。だから俺、絶対に『裂』だと思っていたんですよ。そうしたら、年明けてこういう『裂』があったっていう。
(小林悠)もしかして、こういうのが続くと、いわゆる2016年の今年の漢字がもしかしたら『裂』になる可能性もね。予想するの早すぎですけど。
(玉袋筋太郎)でもね、スキャンダルですよ。これ。
(小林悠)誰の真似ですか?
(玉袋筋太郎)(猪木のモノマネで)こういうね、スキャンダルを商売にしない社長がどこにいるんだ、このバカヤロー!っていうことでね。
(小林悠)本当にそういう言葉、おっしゃったんですか?
(玉袋筋太郎)そうですよ。スキャンダルをそういうビジネスにするっていうのがアントニオ猪木ですから。いままで。
(小林悠)さすがですね。猪木さん。タダでは起きないという。
(玉袋筋太郎)だから猪木的に考えればですよ、これもでっかいビジネスになるチャンスなんですよ!
(小林悠)なるほど。ここで転んではなりませぬ。
(玉袋筋太郎)まあ、雨降って地固まるっていうこともあるしさ。で、いまいちばんホッとしてるのはベッキーだから。
(小林悠)まあ・・・どうなのかな?あれも、ねえ。
(玉袋筋太郎)よかったー!
(小林悠)なんか、心がざわつくニュースばっかりで、落ち着いてられないですよ。本当に。
(玉袋筋太郎)られねえなあ。本当に。もうハッピーな方がいいね。
(小林悠)そうです。まあ、唯一言えるのは、あえて名前出しますけども、中居くんのすごさですよね。
(玉袋筋太郎)ん?
小林悠が感じた中居正広のすごさ
(小林悠)私は感じましたけど。以前、私がまだ『朝ズバッ!』をやっている頃に、私、1回だけ『金スマ』という番組に呼んでいただいて。なんかね、過労だったのかな?本番中、貧血でぶっ倒れるっていうね、ポカをやらかしたんですよ。で、その時に中居正広さんが横に・・・本番中ですよ。ついていただいて、セットの外まで連れて行ってくださったことがあったんですよね。
(玉袋筋太郎)うんうん。
(小林悠)で、たしかあの番組って1回2時間ぐらい撮ってるんじゃないかしら?
(玉袋筋太郎)そうですよ。大変ですよ。
(小林悠)だから、2時間番組を2本撮りしていて。中居正広さんが。で、その後にさらに、冬のオリンピックの時期で。夜中にオリンピックの生放送の司会をさらにやっていたんです。私はそれを家で見ていて、もうこの仕事量、私、たぶん中居さんの百万分の一ぐらいの大変さなのに、私は簡単にぶっ倒れ・・・
(玉袋筋太郎)百万分の一どころじゃないですよ。一千万分の・・・
(小林悠)一億分の一ぐらいですね。本当、そのぐらいだと思いましたけど。でも、中居くんがそんな素振りを一切見せない。疲れたっていう顔すら見せないで、その場に立ち続けるだけでも本当にすごいって思ったんですよ。
(玉袋筋太郎)SMAPさん、すごいですよ。
(小林悠)それをもう、たぶん20年以上続けてらっしゃると思うと・・・うん。やっぱりあの存在であるってこと自体が本当に大変なんだなと私は思いました。私は心から、応援してさしあげたいですけどね。いろんな面で。
(玉袋筋太郎)まあこう、やっぱりショックを受けることってあるからね。いや、俺だってやっぱり本当、すごいプロレスファンでさ。ずーっとこのね、団体が続いてくれりゃあよかったなって思う団体がね、UWFという団体が。解散ですからね。バッ!っつって。
(小林悠)やっぱり解散するなんて考えなかったですか?
UWFの解散
(玉袋筋太郎)そん時の・・・考えないですよ。だって最後の松本大会でみんな集まって、万歳三唱したんですから。『やりましょう!やりましょう!』って。その少したった後、解散ですからね。ああいうショックがあるから、そのファンの気持ちもわかりますよ。でも、そのショックがあって、成長を。人間っつーのは。なんでプロレスで成長するのか?っていう(笑)。
(小林悠)(笑)。でも、全てのお話はそこに通じるという。
(玉袋筋太郎)そう。成長したっていう部分はあるしね。だってUWFってすごいたくさん選手がいたんだから。前田がいて、高田がいて、山崎がいて、藤原がいてですよ。
(小林悠)もう、いわゆる、いまでも活躍されている方々の黄金時代っていうことでしょうか?
(玉袋筋太郎)そういう人が、一枚岩でやっていたのに、みんなバラバラで。前田日明が1人ですよ。1人きりになっちゃって。それで、じゃあ前田日明が木村拓哉なのかな?とかね。
(小林悠)いろいろ考えちゃいますけどね。
(玉袋筋太郎)中居くんがUインターに行った高田延彦なのか?とか。なんでもこう、プロレス的に見てしまうんですよね。
(小林悠)うーん・・・とりあえずみんなが幸せになってほしいです。本当に。もう、穏やかに。ねえ。心乱れることなく。としか言いようがないですけどね。
(玉袋筋太郎)乱すなよ。だから、乱さないために、いろんなものをほら、私は小林さんに提示しているわけじゃないですか。
(小林悠)本当です。ありがとうございます。
<書き起こしおわり>