菊地成孔さんがTBSラジオ『菊地成孔の粋な夜電波』の中で、2015年のクリスマスのイルミネーションが少し地味めな理由について話していました。
(菊地成孔)まあ、いきなり大人の事情をドッカーン!と話しますけどもね、まだクリスマスではありません(笑)。ええと、収録時はですね、今日、何日?月曜日とかですよね?今日はね(笑)。21日です。はい。ですのでね。オンエアーはクリスマスですけども。でもね、みなさん、感じてらっしゃると思うんですよ。今年のイルミネーション、ちょっといつもより弱くね?的なね、感じだと思うんですけども。
ハロウィンが大成功
あれは、そうですね。まあ私が考えるに、やっぱり今年はハロウィンが大成功したんで。まあ全部ね、あれはフェイクですよね。フェイク・ハロウィン。別にフェイクが悪いと言っているわけではありませんが。まあ、そもそもフェイク・セントバレンタインズデー。フェイク・クリスマスだったわけですね。しかし、まあこの2つ、大成功したわけなんで。まあ、でもフェイク・ハロウィンは無理だよと思っていたんですけど、これがまたね、無理くり乗っけてくるんですよね。やっぱり日本人って器用だなと思うんですけども。
『コスプレが好き』っていう一点突破でハロウィンを我が物にしましたからね。相当なことだなと思いますけどね。そうなると、ですよ。やっぱりどうしてもね、ハロウィンギンギンにやった後、クリスマスもギンギンっていうのは日本人は器用ですけど、胸焼けしやすいですから。今年のクリスマスはハロウィンに派手さを譲って、自分たちは地味に。ちょっと期間が短かったね。来年からハロウィン、夏にしちゃえばいいと思いますよね(笑)。
そしたらハロウィンとかぶらないんで。2月がセントバレンタインズデー。これももう、ほとんどグダグダになってますけどね。
<書き起こしおわり>