マキタスポーツさんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』の中でミックスベジタブルについて話していました。
(サンキュータツオ)(投稿メールを読む)『私が、そのままでいいの?と考えるのはミックスベジタブルです。栄養バランス、彩りのバランス、保存に関しても冷凍が可能であり、非常に使い勝手がよい食材なのですが、付け合せや料理の中に入っていると、どうしてもチープに感じてしまうのです』。
(プチ鹿島)うーん。
(サンキュータツオ)あれですね。グリンピース、とうもろこし・・・
(マキタスポーツ)アリバイ野菜だよ。アリバイ野菜。
(プチ鹿島)魔法のね、宇宙食みたいなやつ。
(サンキュータツオ)(投稿メールを読む)『味、食感、形状に関しても可もなく不可もなく数十年が過ぎているように思うのですが、これ以上の進化、変化は見込めないのでしょうか?また、あのニンジン、コーン、グリンピースの不動の三種でいいのでしょうか?食に関してはこだわりが強いマキタさん、よろしくお願いします』。
(マキタスポーツ)まあ、あれは本当、アリバイじゃないですか。言ってみれば。
(サンキュータツオ)とりあえず付けておいたっていうか。
(マキタスポーツ)とりあえずっていうか、野菜とか。見た目とかっていうことですよね。
(サンキュータツオ)俺、だからサイゼリヤのミックスベジタブルは許容ですね。
サイゼリヤのミックスベジタブル
(マキタスポーツ)あのね、そうなんですよ。僕ね、サイゼリヤのミックスベジタブル。鉄板焼きのものに関して。あの脂にこうまぶしていただくミックスベジタブルがですね、あれが僕、好きなんですね。
(サンキュータツオ)(笑)
(マキタスポーツ)それをいい加減な気持ちで食べたいんです。いい加減な気持ちでちょっとつまみながらですね。
(サンキュータツオ)ゆるい食材ですね。
(マキタスポーツ)そうそう。
(プチ鹿島)そういうハンバーグ屋さん、あるよね。高円寺とかでさ。なんか鉄板でさ。
(サンキュータツオ)あるあるある。
(プチ鹿島)あの安い感じがいいの。で、ミックスベジタブル。
(マキタスポーツ)そうそう。ミックスベジタブル。
(サンキュータツオ)もうデカンタのワインと、そのハンバーグ。
(マキタスポーツ)そうそうそう。
(サンキュータツオ)で、肉汁にミックスベジタブル。
(プチ鹿島)ああー!
(マキタスポーツ)そうそうそう。それをいい加減な気持ちで食べたいの。非常にいい加減な気持ちで。杜撰な気持ちで食べたい。
(サンキュータツオ)ジャンク感でね。
(マキタスポーツ)だから、そこはいいんだけど。まあ、これ、なんて言うの?グレイゾーンをアップグレードするっていうことですよね?どうかなあ。これって。もしさ、本当にね、本当に新鮮なグリンピースと本当に新鮮なニンジンと・・・
(サンキュータツオ)だからサイゼリヤのグリンピースの新鮮なやつは美味しいですよ。あのグリンピース単体でね、たのむとね。
(マキタスポーツ)はい。だから、本格派のミックスベジタブルにしましょうよ。
(サンキュータツオ)ああ、アップグレードミックスベジタブル。
(マキタスポーツ)それはそれで、たぶんいまの時代だったらね。アップグレードミックスベジタブルって長いからあれだけど。
(サンキュータツオ)それこそマキタさんが作る、引き算のカレーにも入れられますよね?もし、あればね。細かくなっている・・・
(マキタスポーツ)そういうこと、僕、したくない。
(サンキュータツオ)えっ?
(プチ鹿島)(笑)
(マキタスポーツ)そういうのはもう・・・カレーに混ぜるようなことは僕、したくないです。そんなの。
(サンキュータツオ)急にハシゴを外された・・・
(マキタスポーツ)すごくしたくないです。それは。でも、本来的に結構矛盾するんじゃないかなと。コロッケそばをものすごく高級なものにするぐらい矛盾してるんじゃないですかね?とかって思うんですよ。
(サンキュータツオ)なるほどね。コロッケそばはコロッケそば。ジャンクなことに意味があると。
(プチ鹿島)だからそのままでいいってことですね。
(マキタスポーツ)そのままでいい。
<書き起こしおわり>