DJ YANATAKEさんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でザ・ゲームのアルバム『The Documentary 2』から『Step Up』を紹介。曲の中で使われているサンプリング曲などについて話していました。
(DJ YANATAKE)というわけで、ヤナタケのおすすめ曲を行きたいと思います。このインストを聞いてわかる人はなかなかのオールドスクールファンということになりますけども。いまね、アメリカも新譜、すごい盛り上がっていまして。最近はケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)とかドクター・ドレ(Dr.Dre)とかですね。やっぱりコンプトン周辺がなかなかホットなんじゃないかな?ということなんですけども。
もう一人、忘れちゃいけない重鎮がですね、ザ・ゲーム(The Game)ということでですね。2005年にリリースしたデビュー・アルバムですね。『The Documentary』の続編となる『The Documentary 2』というのがリリースされて。いま、結構アメリカでブレイクして。iTunesもね、アメリカは1位になってましたね。ビルボードも結構いいところに入ってくるんじゃないかな?と思いますけども。
90年代ネタ使いが多いアルバム
結構聞いていたら、なんか90年代ネタがすごい多くて。アイスキューブ(Ice Cube)、ドクター・ドレと、さらにウィル・アイ・アム(will.i.am)が参加した『Don’t Trip』という曲はサイプレス・ヒル(Cypress Hill)のね、『The Phuncky Feel One』と同じベースラインを使っていたりとか。
パフ・ダディ(Puff Daddy)が参加した『Standing On Ferraris』ではですね、ビギーの『Kick in The Door』と同じネタを使っていたりとかですね。結構いろいろ面白いなと思って。
その中から、なんかかけようかな?と思ったらですね、DJ的に僕がかけたいな!と思ったのがデージ・ローフ(Dej Loaf)とシャシャ(Sha Sha)が参加した『Step Up』っていう曲でですね。これ、ラップジニアスを見るとですね、『INIの曲とか、2パックのね、「I Get Around」とか使っている』みたいに書いてますけども。これ、どう考えてもギャングスター(Gang Starr)の『Step in the Arena』使いだろうということでですね。
もう結構オールドスクールBボーイとしてはですね、なかなかたぎる感じだったのでこれをかけたいと思います。しかもフックで、ブランディー(Brandy)の『I Wanna Be Down』も使っているということで、結構おじさんおばさんキラーな1曲となっております。
では、聞いてください。ザ・ゲーム『Documentary 2』収録曲の『Step Up』です。
はい。いまお聞きいただきましたのはザ・ゲームで『Step Up feat.Dej Loaf & Sha Sha』でございました。なんかザ・ゲーム、すごくって。このアルバムが今週?先週?出たばっかりなんですけど。もう来週に『The Documentary 2.5』っていうのが発売されるということで。
なんか、もう2枚アルバムをね、バンバン!出す時代になってきたなという感じで。すごい時代になってきました。
<書き起こしおわり>