AKLOが語る Hot 97 Summer Jam 2015 現地レポート

AKLOが語る Hot 97 Summer Jam 2015 現地レポート INSIDE OUT

ラッパーのAKLOさんがBlock FM『INSIDE OUT』でニューヨークのFM局 Hot 97の毎年恒例のライブイベントSummer Jamに行き、ケンドリック・ラマーなどを見た話をしていました。

(AKLO)超久しぶり。俺は結構久しぶりっすよね?番組登場。

(渡辺志保)2ヶ月ぶりぐらいかな?

(AKLO)あ、2ヶ月ぶりぐらいか。うわー!

(渡辺志保)AKLOさん、なにしてました?2ヶ月の間(笑)。

(AKLO)いやー、ねえ。いろいろやってましたけどね。

(渡辺志保)本当?はかどってる?

(AKLO)あのね、そうなんだよねー。制作してる!とだけ言いたいんだけど・・・その間、2回も海外に行ってしまっているんで。

(渡辺志保)そう。Instagramとか拝見していると、AKLOさん、いまどこで何やってるのかしら?って思う瞬間がしばしばでございましたが。

(AKLO)けどね、そうそう。プエルトリコ行ったり、シカゴ行ったり。で、この間、ニューヨーク。で、なんで行ったか?っていうと、もうSummer Jamね。Hot 97の。

(渡辺志保)わーお!いよいよね。とうとう。

(AKLO)もうサマージャムだけに行ってきた。マジで。

(渡辺志保)あ、そうなんだ!

(AKLO)ある日、なんかいろいろ見てて。インターネットの、いつも見ているブログ。そしたら、ちょうどそのタイミングでサマージャム、チケット開始!みたいになって。もう即効で取っちゃったの(笑)。

(渡辺志保)えっ?そうだったんだ。仕事とかじゃなかったんだね。

(AKLO)そう。もう取っちゃって。ヤベー!取っちゃった。すっげーいい席取っちゃった!みたいになっちゃって。

(渡辺志保)ヤバいな。そうなんだ。

(AKLO)そっからちょっと逆算っていうか、そっからまた計画して。で、今回行ったんだけど、初めて実は行ったんですよ。今回。

(渡辺志保)あ、サマージャム自体にね。

生サマージャムは超ヤバい

(AKLO)サマージャム自体。いや、もうぜったい、超ヤバいっすよ!

(渡辺志保)おおー!

(HIPHOP HYPE!の中の人)生で見た方がいい?

(AKLO)ぜったい。何がヤバいって、1個の経験として、たとえばニューヨークに普通泊まっていて、ニュージャージーのメットライフ・スタジアムに行かなきゃ行けないんだけど、その電車に乗ると、もうageHaバスみたいな感じで。そこに乗っている人全員、サマージャム行くから。もう電車の中から超大騒ぎだし。

(渡辺志保)ああ、そう。いいなー!

(AKLO)もう着いたら着いたで、もうね。俺、Eチケットみたいなやつでさ。オンラインで買っているから。で、海外で買う人って100%それなんだけど。まあ、だけどアメリカ中で買ったやつも結構そういうやつがいて。まだチケットないけど、その場に行って問い合わせてやっとちゃんとチケットもらえるみたいな。で、それが長蛇の列で。それね、みんなすげー割り込むのよ。

(渡辺志保)(笑)

(AKLO)もうルールなくて。異常に割り込むから。

(渡辺志保)我先にと。

(AKLO)そうそう。もうかなりね、気合を入れないと、一生自分の番が来ない感じで。

(渡辺志保)なるほどね。

(AKLO)で、またそれでやっとチケットゲットしたら、今度ゲートでセキュリティとかあってさ。んで、そういうのを通らないと。だから合計でね、俺、1時間半、2時間近く。駅着いてから。

(渡辺志保)入場するまでに。うん。

(AKLO)で、もうその間にもう、始まっちゃってるし。そんな早く行ってないから。えーっ!?っつって。もう気づいたら、トレイ・ソングス(Trey Songz)終わっちゃって・・・みたいな。で、まあクリス・ブラウン(Chris Brown)とかが始まったところで見たんだけど。俺らの後とかでセキュリティとなんかモメちゃって。

(HIPHOP HYPE!の中の人)あ、それで、なんか・・・

(渡辺志保)ニュースにね、なってましたね。催涙ガスなんか撒かれちゃって。

(AKLO)そうそう。ちょうど俺らが入った時に、もうケンカが始まっていて。もう超ギリギリだったんすよ。本当に、もう。

(渡辺志保)血気盛んな若者が。

(AKLO)たぶん俺らのね、2個後ろの人、入れてないかも。ぐらいなレベルで。

(渡辺志保)かわいそすぎ。そうだったんだ。

(AKLO)で、そっからもう、大騒ぎで。まあでも、俺らもう入っちゃって。で、もう入ったら入ったですごい雰囲気だし。もう本当に会場中でみんな、結構なんかとんでもない雰囲気になっているし。好き放題やってるし。

(一同)(笑)

(渡辺志保)いまね、みんなにはお見せできないジェスチャーが。好き放題、なにをやっていたのかはご想像にお任せしますが。

(HIPHOP HYPE!の中の人)お手々のね。

(DJ YANATAKE)そうなんだ!

(AKLO)そう。で、周りのやつらもすぐに友達になって行くんだけど。そんな雰囲気の中で。で、ちょっと途中でトイレに行こうとか思って、トイレに行こうとしたらもうなんかケンカしているやつとかいて。即逮捕されていて。会場内でもすげー逮捕されているし、外でもすげー逮捕されているし。こんなワイルドなパーティー、ないぜ!みたいな。だから、本当に行ってみないとわからないことが多くて。

(渡辺志保)そうか。肌で感じるって感じ?

(AKLO)1回、もし経験出来たら超おすすめのパーティーだなと。

(渡辺志保)行きたいですね。そしてもう、人生で初めて、AKLOさん、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のステージをね、ご覧になったと。

(AKLO)そうなんだよ!まあ今回、行きたいなと思った理由は他でもないケンドリック・ラマー。あの、特集もやったし、ケンドリック・ラマー見たいな!っていう気持ちはすごい高かったから。いまの、あのアルバムを出した後のケンドリックはどうしても見たい!みたいな。

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(渡辺志保)うん。

ニューヨークのケンドリック・ラマー人気

(AKLO)感じで行ったんだけど、思いの他、まあ、もちろん俺みたいな、もう全部歌えるぜ!みたいな。俺、全部は歌えないけど。俺よりもすごい強者で全部歌っているやつもいれば、なんか結構意外とプロップスがニューヨークだからっていうのもあるのかもしれないけど。俺の周りのやつとか、ケンドリック始まった瞬間、座っちゃったりとかして。

(渡辺志保)ああ、そうなんだ。じゃあなんかみんな総立ちで待ってましたー!っていう感じでは、ちょっとなかった?

(AKLO)ではなくて、意外とすげーみんなシビアで。『Ah, men. I don’t fuck with Kendrick.』みたいな。

(HIPHOP HYPE!の中の人)へー!

(AKLO)やつがいっぱいいて。

(渡辺志保)そうなんだ。ちなみに、いちばん沸かせていたアクトは誰だったんですか?

(AKLO)はね、ミーク・ミル(Meek Mill)。

(渡辺志保)ヤバいよねー!

(AKLO)ミーク・ミルがすげープロップスあって。半端じゃなかったよ。

(渡辺志保)そうなんだ。いやー、ヤンキー臭い感じがね。

(AKLO)そのね、ケンドリックの時に座っていたやつがミーク・ミルになった瞬間、もう1機UP!みたいな。生き返っちゃうの。

(渡辺志保)そうなんだ。熱いですねー!

(AKLO)そんな感じですごい面白かったんですよ。はい。

(渡辺志保)なるほど。じゃあサマージャムでまたこうね、一段とAKLOさんもヴァイヴスを仕込んで帰ってきたみたいな。

(AKLO)そうなんですよ。

(中略)

(渡辺志保)そして、ケンドリックですね。これ(『Alright』)はじゃあ生で、お聞きになったんですか?

(AKLO)これね、歌ってた。生で。

(HIPHOP HYPE!の中の人)ヤバい!

(AKLO)感動した。これ、俺は。この曲、結構好きだな。俺、アルバムの中でも、特に。

(渡辺志保)INSIDE OUTでもね、この曲かけましたからね。

(中略)

(渡辺志保)この『Commas』も今年はすごいビートジャックもね、増えて。

(HIPHOP HYPE!の中の人)むちゃむちゃ。いまだに出てるもんね。

(渡辺志保)毎週のようにね、いまだにね、ありますけど。

(AKLO)いやー、俺の隣に座っていたやつがフューチャー出てきた時に、もう『フューチャーが唯一のリアルな野郎だ!』みたいな。

(HIPHOP HYPE!の中の人)(笑)

(渡辺志保)そうなんだ!

(AKLO)めちゃくちゃファンで。すごかったな、あいつ。

(HIPHOP HYPE!の中の人)どっから来た人なんだろう?

(AKLO)(笑)

(渡辺志保)でもフューチャー、めちゃくちゃセクシーな。すごい色気があるっていうのを。

(HIPHOP HYPE!の中の人)あ、そうなんだ。

(渡辺志保)はい。アメリカにお住まいの日本人女性の方から聞いて。あのシアラ(Ciara)をね、落としたぐらいですから。

(HIPHOP HYPE!の中の人)シアラを落として、浮気しちゃうぐらいですからね。

(渡辺志保)そうそうそう。

(AKLO)すごいよね。

(渡辺志保)色気、すごいんだろうな、みたいな。

(中略)

(HIPHOP HYPE!の中の人)これとか、超盛り上がったんじゃないの?

(AKLO)いや、そうだね。

(渡辺志保)これ、生で聞きたい!

(AKLO)でもね、これ、間に合ってない。

(渡辺志保)そうだよね。フェスティバルステージに間に合わなかったんだよね。

(HIPHOP HYPE!の中の人)フェッティ・ワップってニュージャージーだっけ?地元?

(渡辺志保)だからそれもあってすごい盛り上がってたのかな?

(AKLO)ああ、たしかに。あとね、ああいう時ってさ、『Where Brooklyn at !?』とか言ってさ。『ブルックリンのやつ!?』『ワーッ!』とか。そういうのあるじゃないですか。あれでもね、ニュージャージーのやつがいちばん多かった。

(HIPHOP HYPE!の中の人)あ、やっぱり地元から

(渡辺志保)地元のもうね、1年に1度のお祭り!って感じなんですかね。

(中略)

(渡辺志保)ニキちゃんのね、この『Truffle Butter』もかなりビートジャック、入りましたね。

(AKLO)いや、今回ニキちゃんも来たんすよ。サマージャムで。しかもミーク・ミルに『I love you, Meek.』とか言って。みんな俺ら、『ウォーーーッ!』とか言って。関係ねーのに言いまくって。

(渡辺志保)一時、破局説も流れていたけどね。

(AKLO)ぜんぜんなかったね。それ。

(渡辺志保)すっごい趣味の悪い婚約指輪をね、つけてましたけどね。ギラギラの。

(AKLO)いやいや、よく言うわー。

(渡辺志保)ヤンキー趣味丸出し。褒め言葉ですよ。めちゃデカいハート。

(中略)

(AKLO)これも流れて。『これで盛り上がらなかったらお前ら、ダメだぜ!』って思ったら、みんなダメだぜーだったわ。

(渡辺志保)(笑)

(HIPHOP HYPE!の中の人)シラーッとした感じ?

(渡辺志保)座っている感じ?

(AKLO)座ってんだよ。うざいよ。ふざけんなよ!?俺、めっちゃ合唱。もうこいつら無視!みたいな。リアルニューヨーカー無視!みたいな。

(渡辺志保)(笑)

<書き起こしおわり>

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