プロ書評家の吉田豪さんが2014年4月23日放送のbay fm『with you』で、カラオケに行っても絶対に歌わないと決めたきっかけについて話していました。
(松本ともこ)今日ね、『カラオケ with you』と題して、ゴールデンパワーウィークなんですよ。豪ちゃんのカラオケ姿、私はね、見たことがないんですよ。
(吉田豪)やらない主義ですね。
(松本ともこ)やらないですよね。
(吉田豪)意地でもやらないですね。
(松本ともこ)なんで?歌、恥ずかしい?
(吉田豪)ええと、僕がこの仕事を始めた直後ぐらいに、まだ編集プロダクションにいた時に、宝島の編集の人が結婚したんですよ。で、なんか結婚パーティーをやって、僕の上司とかが出るカラオケ大会があったんですね。それの一組目で出たのが杉作J太郎先生で。僕、まだそんなに面識ない頃で。完璧で。着流しかなんか着て、誰も知らない演歌を持ち歌のように歌いきって。ものすごい面白かったんですよ。それがすごすぎたせいで、僕の上司、逃げたんですよ。この後でやっても食われるだけだって。それを見て、素人がむやみに手を出すものじゃないってすごい誓って。
(松本ともこ)(笑)
(吉田豪)あの、本当にすごい上手いとか、面白いとかの武器でもない限り、やっちゃいけないと思って。それからずっと断り続けてきたんですけど。ええと、つい数日前に20年ぶりにやる羽目になりましたね。
(松本ともこ)なんで?
(吉田豪)他局の打ち上げ的なやつで、三次会ぐらいまで行ったらみんなが歌っていて。無理やり入れられて、逃げられずデュエットをやったっていう。
(松本ともこ)ちょちょちょっ・・・誰とやったんですか?デュエットを。
(吉田豪)赤江珠緒さんと。
(松本ともこ)やだー、赤坂じゃない。
(吉田豪)赤坂ですよ(笑)。
(松本ともこ)(笑)。デュエット、なにを歌ったんですか?
(吉田豪)『3年目の浮気』を入れられて。
(松本ともこ)ここに浮気してるからってことなのかな?
(吉田豪)(笑)
(松本ともこ)暗にダークなメッセージを込められていたかも知れないですよ。
(吉田豪)まあね、3年目じゃないですけどね。もうちょっと長くTBSにいながらのやつですけどね。
(松本ともこ)(笑)
<書き起こしおわり>