アメリカ在住の映画評論家 町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』でアメリカ国内でのサッカー人気の高まりについて話していました。
(赤江珠緒)町山さん、ワールドカップ。意外なことに大変盛り上がりましたね。今回ね。
(町山智浩)すごい盛り上がってますね。視聴率もすごいし。前、クリントン大統領の時代にアメリカ国内でワールドカップやったんですけども。その時はルールもみんな知らないっていうね。
(赤江珠緒)ええっ?そんなレベルだったの?
世界で2番目にサッカー人口が多い国
(町山智浩)そんなレベルだったですよ。でもいまたしかアメリカって世界で2番目にサッカー人口が多いんですよ。
(山里亮太)そんなに?
(町山智浩)まあ、女の子が多いんですよね。
(山里亮太)女子、めっちゃ強いですもんね。女子サッカーは。
(町山智浩)そう。強いし。小学生の時からやってるんで。女の子たちは。ただ男子の方にも広がってきてですね。一応プロリーグもありますけどね。有名じゃないですけど。で、いまはすごいですよ。やっとみんな見方がわかってきたんで。ビアガーデンとか、うちの近くにあるんですけど。昼間っからみんな飲んで見てますけどね(笑)。
(赤江珠緒)そうそう。なんかキーパー(ティム・ハワード)がすごくてね。頭がツルッとしてヒゲがすごい濃い。ちょっと上下逆みたいな。
(町山智浩)ドイツ相手に1点しか取らせなかったりとかね。強くなっていてね。ただアメリカがこうやって強くなると、もともとすごく、あらゆる民族・人種の層が厚いから。まあ強くなるでしょうね。
(山里亮太)そう。結局だってバスケも強い、野球も強い。フットボールも強い。
(町山智浩)そりゃあ、あらゆる人種、国籍から。あらゆる国から来てるからですよ。
(赤江珠緒)陸上とかだってね。
(町山智浩)すべてに対応できるし。弱かったらその人たちが入ればいいんだもん。他所から。違う国の人が来ればいいんだもん。
(山里亮太)だから、サッカーには来ないでほしかったって思っていた人、いるんじゃない?アメリカ、サッカーの楽しさ、気づいちゃったか!みたいな。
(町山智浩)そう。これは強くなると思いますけどね。だって強い国からくればいいんだから(笑)。それだけのことですからね。
<書き起こしおわり>