小西康陽さんがTBSラジオ『西寺郷太TAMAGO RADIO』にゲスト出演。少女時代『Gee』の素晴らしさと、掟ポルシェさんのアイドルDJのスゴさについて語っていました。
(西寺郷太)もう1曲。最後の。4曲選んでいただいたうちの、もう1曲の話に突入していきたんですけど。この曲は、最後の曲ですけど。
(小西康陽)いや、もうね、すごいアイドルの時代でしょ?僕もこういうアイドルの曲とか書きたいなってすごい思った頃もあって。
(西寺郷太)はいはいはい。
(小西康陽)でもNegicco、書いたから。まあ、満足したかなって思ったんですけど(笑)。
(西寺郷太)満足したんですか。でも、その前もたくさんいろんな方に提供されてきましたよね?また・・・やっぱり2000年代中盤あたりから、小西さんがソロアルバム出される時も、割とアコースティックというか。静かなソロアルバムを聞かせていただきましたけども。なんと言うんですか、スタンダードと言いますか。ベッドルームで聞くような音楽にハマるようになったというか。そういう。なんて言うんですか。1人で静かに、内省的に聞くような音楽を聞く時間がなかったというか。テンションになかったというインタビューも読んだこと、ありますけど。
(小西康陽)うん。
(西寺郷太)それからまたちょっと戻ってきたっていう流れがあったということですよね。
(小西康陽)で、なんかまたアイドルの曲とか聞いていいなと思うようになったり。自分も作りたいなと思うようになったりして。いちばんショックだったのが。ここ何年かでいちばんショックだった曲がこれですね。
(西寺郷太)ああ、聞いた時に。これこそやりたかったというか。俺が作るべきだったなと。
(小西康陽)うん。悔しい!って。こう、ハンカチを噛みながら、こう。言いたくなるような曲でした。
(西寺郷太)それは、もうサウンドも、歌詞も。トータル?
(小西康陽)まずとにかく符割りにヤラれたかな。
(西寺郷太)符割り。メロディーと歌詞のその。はいはい。これは、いまから紹介しますけど。もともと韓国語の歌があり、日本語の歌詞がある曲ですよね。それはどちらも好きなんですか?それかその、日本語になった時の爆発力に感激したということなんですか?
(小西康陽)いや、最初に聞いたのが韓国語だったから。
(西寺郷太)その歌詞の内容とか、日本語の乗せ方がどうこうと言うよりは、ポップミュージックとして。
(小西康陽)そう。
(西寺郷太)符割りに驚いた。キャッチーさに驚いたという。
(小西康陽)完全に洋楽として聞いたところもあったかもしれないな。
(西寺郷太)なるほど。それでは、この曲もヒットした曲なんで知っている人も多いと思いますが。紹介してください。
(小西康陽)はい。少女時代で『Gee』。
少女時代『Gee』
(西寺郷太)はい。クラブでかける時は日本語の方をかけると小西さんはおっしゃってますけど。少女時代の『Gee』。これ、本当いい曲だな、悔しい!と。いまつぶやかれてましたけど(笑)。この曲が好きなんですか?それか、他にもこういったタイプの。いわゆる韓流といわれるものがどんどん来ましたけど。少女時代が好きなのか、ピンポイントでこの・・・
(小西康陽)ピンポイントでこの曲かな。
(西寺郷太)あ、なるほど。この曲が好きで。この曲は、やっぱり韓国語で聞いてハマったけども、DJの時とかは日本語でかけるよと。
(小西康陽)正直、だからアイドルの曲も、ちょっと聞いていいなと思うこともあるんだけど、よく聞くと、そんなに好きとは言えないかな?っていうのも多いしね。
(西寺郷太)うーん。
(小西康陽)たしかね、東京女子流のさ、ピストルと、なんだっけ?
(西寺郷太)東京女子流は・・・
(小西康陽)あれ、好きな曲があって。あれ、たしか郷太くんがツイートしてて。知ったんじゃないかな?
(西寺郷太)ええと、何曲か。松井(寛)さんのね。僕もお仕事したことがあって。
(小西康陽)でも、東京女子流も個人的に好きなのはあの1曲なんだよな。
(西寺郷太)そうですか。僕がツイートしたの、なんだっけな?まあでも、コメントもされてますもんね。女子流にね。
(小西康陽)掟ポルシェさんのさ、DJでいろいろかけると『ああ、全部いいな!』と思って。つい聞いちゃうんだけど。
掟ポルシェのDJ選曲は『全部いいな』と思う
(西寺郷太)あ、でもコンビニかなんかで『小西さん!』って言われて、なんだろう?って思ってびっくりしたら掟さんだったっていう話をね、聞いたりもしますけど。なるほど。
(小西康陽)掟さんのDJでかけた曲、家に帰ってチェックするとそれほど感動しないんだよね。
(西寺郷太)やっぱりそれ、じゃあDJとして腕がいいんじゃないですか?
(小西康陽)そうだね(笑)。
(西寺郷太)その、場を支配する魔力が。
(小西康陽)そうそう(笑)。
(西寺郷太)あるかもしれないですね。
(小西康陽)そうかもしれない。
<書き起こしおわり>
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