高野政所 FUNKOT本場インドネシアDJデビュー直前の心境を語る

高野政所 FUNKOT本場インドネシアDJデビュー直前の心境を語る ザ・トップ5

日本のFUNKOTの伝道師、高野政所さんがついに現地インドネシアでDJデビュー決定!現在の心境をTBSラジオ『ザ・トップ5』でこのようにお話されていました。

(高野政所)そして第一位。これ、手前味噌なんですが、『日本にFUNKOTを伝えた男』。まあこれ、僕ですよね。ついに。だいたい5年ぐらいになるんですけど、日本にFUNKOTを持ち込んでいろいろやってきて、ついに現地インドネシアでDJデビューすることが決まりました。

(杉山真也)おめでとうございます!

(高野政所)ありがとうございます!

(杉山真也)初めてのインドネシア?

(高野政所)初めてというか、DJプレイをしに行くのは初めてです。で、まあこれ結構大変で。ビザの問題とかもいろいろあって。なかなか実現するまでが難航したんですけど。たとえば、現地でDJっていうと職業。完全に仕事で見られるわけなんで、まず就労ビザみたいなのを取らなければいけない。

(杉山真也)なるほど。

(高野政所)それでまた、10数万円くらいかかったり。結構ぶっ込んでるんですけど(笑)。まあでも、夢だったんで。これはやんなきゃいけないと。で、FUNKOTの聖地というか、生まれたところはジャカルタ。インドネシアのジャカルタっていう都市なんですけど、今回僕が行くのは、バンジャルマシンっていう都市なんですよ。

(杉山真也)どこなんですか?

(高野政所)わかんないでしょ?知らないでしょ?そんぐらい、知らないところなんですよ。で、バンジャルマシンっていうのは、要はカリマンタン島、ボルネオ島の南端にある町なんですけど。知らないじゃないですか。

インドネシア バンジャルマシン

(杉山真也)知らないですよ!大丈夫ですか?騙されてませんか?

(高野政所)知らないでしょ?で、観光ガイドとか見ても、情報全く出てないし。一人旅でバックパッカーのブログに、『水上生活をしている人たち』みたいな感じで載っているぐらい、ド田舎なんですよ(笑)。

(杉山真也)水上生活をしてる人たちもいる!?

(高野政所)なんか川の上に市場が出てるみたいな。あるじゃないですか。水上マーケットみたいな。そういう、異国情緒しかないようなところで。でも、やるところが3000人規模のディスコ。

(杉山真也)ええーっ!?

(高野政所)これ、日本のageHaよりもデカいですよ。で、本当ちょっと怖いんですけど、田舎すぎて現地の歌じゃないと喜ばないとか、縛りがあるんですよ。DJプレイに。インドネシア語、僕わかんないですけど、でも歌詞の内容で曲をつながなくちゃいけないとか。あと中国語の歌っていうのが結構FUNKOT多いんですけど。中国語の歌モノ禁止。

(杉山真也)禁止?

(高野政所)わかんないんですよ。もうそういう文化のあれで。とにかく禁止だからかけるな!っていってたりとか。あと、FUNKOTってダウンビートっていって、BPMが遅くなるところ、あったじゃないですか。聞かれていると思うんですけど。あれが大好きで。あれが7割で行かなくちゃいけないとか。洋楽があんまり通じないよとか。ものすごいハードルが高すぎるんですよ。ジャカルタでやる分には、もう日本人がこういうことをやっているのは知ってるから、ある程度ゲストっていう形で迎えられるんですけど。もうバンジャルマシンっていうところは田舎なんで、日本人がそんなFUNKOTをやっていることもよく知らない。

(杉山真也)はい。

(高野政所)で、いつものディスコのDJと並列の目で見られてしまうわけなんですよ。だから特別扱いは多分してもらえないっていうところで。しかも、お客さんがすげー殺気立っているらしいんですよ。田舎のディスコなんで。

(杉山真也)ええーっ!?もうなんか、殺気立っているっていうのは、興奮してるっていう感じ?

(高野政所)そうなんです。だからつなぎをミスったらそれこそビール瓶が飛んでくるみたいな。で、一応DJブースもプラスチックの防弾ガラスじゃないですけど(笑)。そういうのに囲われていてSPがつくっていうぐらいの(笑)。かなりゲットーで怖いところでやることが決まってるんですよ。なので、もう大スベリをするのを覚悟で行ってくるんですけど(笑)。

(杉山真也)政所さんはどなたかと一緒に行くんですか?

(高野政所)一応、僕と同じDJチームの若手のshisotexくんっていう子と一緒に2人で行くんですけど。

(杉山真也)気をつけてくださいよ!

(高野政所)いや、ちょっとこれまでDJする中でいちばん緊張するというか。いちばん危ないところでやるっていうので。もうちょっとプレッシャーが半端なくて、いまノイローゼみたいになってるんですよ(笑)。毎日、そのことを考えるだけで。まあでも一応ね、現地でやるっていうのが夢だし目標だったんで。当たって砕けて来ますよっていうので。その結果はこの番組でもお伝えしようと思うんですけど。2月21日・22日で。ラジオの合間をぬって。6日間インドネシアに渡って。

(杉山真也)3月の放送、僕1人とかやめてくださいよ!本当に。

(高野政所)(笑)。生きて帰って来るようにしますんで。

(杉山真也)本当に。お願いしますよ。

(高野政所)ということで、すごく今、ノイローゼ気味ということです。注目してください。よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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