西寺郷太 ジェーン・スー connie『いま時代はNegicco』特集書き起こし

西寺郷太 ジェーン・スー connie『いま時代はNegicco』特集書き起こし 西寺郷太TAMAGO RADIO

西寺郷太さんがTBSラジオ『MUSIC 24/7 西寺郷太TAMGO RADIO』でNegiccoを特集!ゲストにconnieさん、ジェーン・スーさんを招き、Negiccoのこれまでの足跡を語り合いました。

(西寺郷太)NONA REEVESの西寺郷太がお送りしております『MUSIC 24/7 西寺郷太TAMGO RADIO』。ここからの時間はPOP先生SHOW。POP先生こと西寺郷太が毎週気になるトピックに基づいて選曲と解説をする音楽講座のコーナーです。今週のテーマはこちらです。『いま、時代はNegicco』!今夜のゲストは、Negiccoのトータルプロデューサーを手がけております、先ほど紹介しましたconnieさんと、Negiccoの新曲『ときめきのヘッドライナー』の作詞を担当された、みなさまお馴染みジェーン・スーさんです。よろしくお願いします。

(ジェーン・スー)よろしくお願いします。

(connie)よろしくネギネギー。connieでーす。

(西寺郷太)あ、ぶっこんで来ましたね。今日はジェーンさんは先程まで・・・

(ジェーン・スー)そうなんです。6時から7時まで短縮だったんですけど、『ザ・トップ5』を火曜日担当でやってきまして。その後、こちらにも呼んでいただけるということで。

(西寺郷太)いやいや、うれしいですよ。火曜日だっていうことで、一緒に喜んだんですよね。

(ジェーン・スー)ね。いつか一緒になんかやりましょうって言って、滑りこむように入っていくっていうのをやりたかったのに、お互い短縮(放送)っていう。

(西寺郷太)短縮なんですよねー。今日は、明日発売。『ときめきのヘッドライナー』。Negiccoのこれ、何枚目のシングルなんですかね?

(connie)何枚目ですかね。

(西寺郷太)まあ、10枚目ぐらいですかね。

(connie)結構もっとありますね。インディーズ時代から。

(西寺郷太)あ、そうですか。の、発売を記念して。Negiccoは来ないっていうね。来ないんかい!っていうね(笑)。本人たちは新潟にいますね。で、僕らこの前、ちょうどライブしたんですよね。

(ジェーン・スー)ねー。うらやましい。すごい盛り上がったらしいじゃないですか。

(西寺郷太)めっちゃ盛り上がりましたね。11月1日の日に、NONA REEVES。僕らのバンドの小松とギターの奥田が今回のシングルの両方に参加しておりまして。奥田に至っては『ときめきのヘッドライナー』の編曲も。どっちかっていうと彼が中心にやって僕がアイデアを出したっていうか。いう感じなんで。僕ら3人組なんですけど、全員Negiccoに投入されるという感じの。それもconnieさんなんですよね。全ては。connieさんって、いまも僕ツイートしておいたんですけど、今日もネクタイされていて。ワイシャツのポケットにボールペンを・・・4色ボールペンですか?

(ジェーン・スー)いつも入れてますよねー。

(西寺郷太)入れてますね。メガネかけて。

(connie)はい。いつもの営業スタイルですね。これ。

(西寺郷太)どんなお仕事されてるんですか?普段は。

(connie)まあ、建築関係の営業マンです。

(西寺郷太)営業マン(笑)。見るからね営業マンですね。やっぱりそういうのも、営業スタイルで、僕らみたいなフリーの作詞家とか作曲家に頼むの、楽勝でしょ?

(connie)いやいやいや・・・

(ジェーン・スー)これ、ビジネス営業マンですよ。そのまんまなんですけど。

(西寺郷太)(笑)。そんなの、何千万とかの。建築の仕事なんて、もっとですか?そういうことを決めていることで、いわばいろんな社長さんとかね、経理のところとかを、『ここはこうや!』って言って営業してるのに比べたら、僕らなんか楽勝ですよ。ちょっと褒めたらやるでしょ。

(ジェーン・スー)コロッと。赤子の手をひねるようですよ。本当に。

(connie)(笑)

(西寺郷太)いや、ホンマに。そうなんすよ。

(ジェーン・スー)してやられまくりですよ。

(西寺郷太)全部そうなんですよ。彼の手の内でね、僕ら踊らされてまして。今回も、ジェーンさんとは何年も前の、『ザ・トップ5』のテーマ曲を作らせてもらって。『トップ5♪』って言っていて、打ち上げとか忘年会とかに呼んでもらえたんです。自分は(番組に)出てないんですけど。

(ジェーン・スー)いやいや、あの曲あっての番組でしたよ。

(西寺郷太)それで、僕いいんですか?なんて行ったら、いいテーブルに連れて行ってもらえて。毎週がんばってやってはった人の中に交じるのは・・・って言ってたんですけど。そん時に、作詞を。Tomato n’Pineとかいろんな人に書かれてるんですよね。

(ジェーン・スー)そうですね。最近はMiChiさんとかやってますね。

(西寺郷太)他にもいますか?

(ジェーン・スー)でも、数としてはそんなにたくさん・・・Tomato n’Pineという去年の12月に散開したグループの歌詞は全部自分で書いていたんですけど。それ以外はMiChiさんとか。あと最近はNegiccoに書かせてもらったりとか。共作で書いたものとか。あと、fumikaっていうシンガーソングライターだったりとか。ちょこちょこやらせていただいているって感じなんですけどね。

(西寺郷太)いろんな経歴をお持ちなんですよね。

(ジェーン・スー)そうですね。私も10年ぐらいサラリーマンやってましたので。

(西寺郷太)音楽業界で。

(ジェーン・スー)そうです。その後全然違う業界。メガネ業界に3年ぐらいいて。

(西寺郷太)メガネ業界?

(ジェーン・スー)そうです。メガネはいいですよー。文句言わないし。『色変えろ!』って言っても・・・メガネ、事務所がない!マネジメントがない!

(西寺郷太・connie)(笑)

(ジェーン・スー)あとね、メガネ帯同しなくていい。メガネ、箱に入れたら宅急便で行けるから。

(西寺郷太)『メガネ、メガネ』っていうとconnieさんのことみたいですよ(笑)。コーラ好きのメガネとして有名ですから。それで、最近本を出されたと。

(ジェーン・スー)そうなんです。『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』というですね。通称わたプロという本をですね。

(西寺郷太)あ、わたプロって略すんですね。ちょいちょい『#わたプロ』で、何のことだろう?って思ってたんです。わたプロ、読んでましたね。あなた。

(connie)読みましたね。今日、新幹線で。

(西寺郷太)『#わたプロ』って何やろうな?って思ってたんです。そうですか。『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』。僕も読ましていただきました。面白かったです。非常に。

(ジェーン・スー)そんな本を出してます。101個、私たちがプロポーズされない理由を述べただけの本でございます。まあ、Negiccoに読んでもらうことがいいことか?すっごい考えたんですね。

(西寺郷太)だって『一生独身』って書いてありますからね。帯に。

(ジェーン・スー)その後に、『?』がついてます。connieさんが指で隠している。

(西寺郷太)この本も先月出されて。

(ジェーン・スー)10月11日に出しまして。おかげさまで。

(西寺郷太)重版決まったそうで。

(ジェーン・スー)いま、4版目ですね。

(西寺郷太)えっ?4刷?すごい!という流れの中で、作詞をいつか一緒にやりましょうって。2-3年前から言ってたんです。なんとなく。実はね、僕作詞多いんです。作曲よりも作詞の方が。アイドルの場合とか。あんまり作曲だけやって作詞を人に任せるのって、ほとんどやってこなかったんですよ。いままで。ジェーンさんならいいなと思ったんですけど、なかなかチャンスがなくて。そしたらこの人ですよ。

(ジェーン・スー)コーラ営業マン。ビジネス営業マン。これ、あれですよ。完全にこのスタイリングは音楽業界と一線を画して。まだまだ素人です・・・みたいなプレゼンですよ。この格好は。

(西寺郷太)日本一腰の低いマエストロから、日本一腹の黒いマエストロへと。

(ジェーン・スー)なんやかんや言ってNegicco、10周年ですから。どう考えたってちょいちょい芸能づいたことをしてるはずなんですけどね。

(connie)いやいや・・・

(西寺郷太)いまでも営業されてるんでしょ?レコード屋さん、周らはるんですか?

(connie)ああ、そうですね。今日、都内の・・・レコード屋さんじゃないんですけど、テレビ局とかを。

(西寺郷太)テレビ局をまわって。今日も僕ね、自分でブッキングしたんですよ。connieさんに来れますか?って。やっぱりNegiccoの特集するなら今日がいいじゃないですか。明日発売ですから。本人来れないの、わかってたんですけど。彼女たちもそれぞれでいろんなキャンペーン、やってますから。東京にもいっぱい来ますから。来るんですけど、今日は新潟でやるっていうことだったんで。3ヶ月ぐらい後に、もしかしたらまたシングルとか出る可能性も・・・その時に僕が関わっているかわからないですから。

(ジェーン・スー)わからないですからね。

(西寺郷太)だから、今日しかないなと思って。connieさんに『来ますか?』言うたら、『来ます』言うて。その後、入り時間とか僕、言ってなかったんです。教えてなくて。だいたい8時やから分るかな?と思いながら。そういえば言ってなかったなと思ってたら、TBSに直で電話してるんですよ。

(ジェーン・スー)えっ?TBSの代表電話に?

(connie)TBSの代表電話に電話しまして。

(西寺郷太)すごいでしょ?この営業スタイル。

(ジェーン・スー)ええー!?っていうか、ビジネス愚直だよ。

(西寺郷太)ホンマやったら1回俺にかけてきていいでしょ?『郷太さん、何時ですか?』って。そこを俺が返さなかったわけじゃなくて、ストレートにTBSに。そんな発想、ないですもん。会社にかけるって。

(connie)でも担当の方に聞けばわかるかな?と思って。郷太さん、忙しいかな?って思って。

(ジェーン・スー)いやいやいや。またこうやって、人をコロコロ転がしていく。

(西寺郷太)まあそんなconnieさんにたのまれて、僕とジェーン・スーさんが作った、明日発売の曲をまず、聞いてもらっていいですかね?これはconnieさん、せっかくやから紹介してください。

(connie)ありがとうございます。それでは明日。11月6日発売。Negiccoの新曲です。『ときめきのヘッドライナー』。

(西寺郷太)はい。Negiccoで西寺郷太プロデュース、ジェーン・スー作詞。僕、西寺郷太が作曲をしました『ときめきのヘッドライナー』でした。明日発売ということで、いまお店に行けば売っております。開いているお店に行けば売っているということですけども。まず、Negiccoとはなんぞや?という話をしていいでしょうか?

(connie)お願いします。

(西寺郷太)補足してくださいね。僕の知っていることだけ言いますよ。まず、3人組です。女の子3人組で。Meguちゃん、Nao☆ちゃん、Kaedeちゃんの3人組ですよね。で、ビジュアルコンセプトは今回、アナログも出てるんですけど、ジェーン・スーさんが手がけているということですけども。新潟出身の子たちだと。

(connie)出身で、今も在住です。

(西寺郷太)で、1人学校に行ってますけども。ずーっと10年間、アイドル業を続けてきたと。いちばん最初から見てるんですよね?connieさんは。

(connie)本当にたまたま、最初のライブを見ることができて。

(西寺郷太)どこだったんですか?場所は。

(connie)新潟市の古町っていうところにあったライブハウスだったんですけど。その頃、まだ彼女たちが所属していた芸能スクールみたいなのがあって。そこのお披露目ライブみたいなのに。

(西寺郷太)何でそんなの見に行ったんですか?

(connie)たまたまその箱の人に、今度新潟でアイドルライブがあると。

(西寺郷太)10年前の話?その前に、モーニング娘。のファンだったんですね?熱烈なファンだったんですよね?

(connie)めちゃめちゃファンでしたね。もう、加護ちゃん大好きで。加護ちゃんからこの世界に入りました。

(西寺郷太)スーさんが俺のこと、ニコッて見ましたよ(笑)。

(ジェーン・スー)いやいや、モーヲタだったんだなと思って。

(西寺郷太)それで、東京にいたんですか?その時は。

(connie)学校を出まして、会社の研修っていうかで、4年ぐらいですかね。

(西寺郷太)元々connieさんも新潟の方なんですよね。けど、学校を出て就職の時に。いま、おいくつなんですか?

(connie)今年で35になります。

(西寺郷太)Negicco特集ですけど、めっちゃconnieさんを掘り下げてる(笑)。

(ジェーン・スー)どうしてもNegiccoの話をしてるのにだんだんconnieさんの話になるっていう。

(connie)ありがとうございます。

(西寺郷太)それで、まあ(Negiccoを)好きになったと。4人だったんですよね?Negicco。

(connie)元々4人で。新潟でこんなことをやる人がいるのか!と思って。これは追っかけなきゃ!と思って。

(西寺郷太)1回目にして。すごいですね。

(connie)当時はもう、ネギネギNegiccoって言って。いわゆるポンコツアイドルだったんですよ。なんじゃこりゃ!?と思って。

(西寺郷太)ネギを持ってたんですか?

(connie)ネギは持ってなかったんですけど。ネギをPRするために、期間限定で。新潟産のやわ肌ネギっていうのがあるんですけど。

(西寺郷太)小学生だったんですよね。Kaedeちゃんは。

(connie)いちばん下は小学生ですね。なんですけど、要するにいままでモー娘。とか、一流アイドルを見てきたのに・・・

(西寺郷太)そうですよね。すごいでっかいスタジアム的なところでガンガン見て。

(connie)見てて。新潟とはいえ、アイドルやっている人がいるんだと。で、見に行ったら、なんじゃこりゃ!?と思って。

(西寺郷太)何人ぐらいいたんですか?お客さん。

(connie)お客さんっていうか、ほとんど・・・

(西寺郷太)関係者。保護者とか。

(connie)なんで俺らがいるの?みたいな。数人、情報を聞きつけて。地方アイドルファン好事家と呼ばれる人たちが。なんでいるの?みたいな人がいるんですけど。

(西寺郷太)めっちゃそれこそ『あまちゃん』の世界じゃないですか!

(connie)まあ、本当にそういう感じですね。それで、追っかけ始めたんですよ。で、いろいろ写真をUPしたり動画をUPしたり。特設サイトを作ったりして。

(西寺郷太)connieさんが?

(connie)僕、作って。今日のライブの写真!とか言って、サイトをUPしてたりしてたんですよ。もう追っかけとして出来る限りの・・・

(西寺郷太)その時は、Negiccoのは1曲しかなかったんでしょ?

(connie)そうですね。デビュー曲しかなくて。で、きっかけがあって、私の『ときめきハイスクール』っていうイベントで、J-POPのクラブイベントみたいなのがあって。

(西寺郷太)はっきり言うと、『申し訳ないと』みたいなのをちょっと真似したというか。申し訳ないとインスパイアですよね。

(connie)そういうのを新潟でもやりたいと。そこにNegiccoにゲストに来てもらいたいと思って。で、せっかく来てくれるんだったら、自分で曲を作っちゃえば歌ってもらえるんじゃないか?っていう。完全にファン心理で。

(西寺郷太)それまで曲、作ってたんですか?

(connie)一応、小室世代なんで。直撃したので。

(西寺郷太)TKチルドレン。

(connie)はい。ただ、EOS(イオス)ではなかったんですけど。

(西寺郷太)EOSは使ってない。ヤマハのね、シンセですよ。あ、もう1回ジェーン・スーさんが俺のこと見ましたけど。

(ジェーン・スー)いや、EOSいるかな?と思って。ウチにあるんですよ。誰も引き取ってくれないEOSがあるんですけど。送りましょうか?

(connie)いやいやいや(笑)。

(西寺郷太)じゃあ今度、アー写EOS弾いといてくださいよ。アー写あるのか、知りませんけど。

(connie)EOS買わずに別のシンセを買ったんですけど。それで打ち込みを始めて。そういうフレーズみたいなのの真似事はやっていたんですけど、曲に至るまでの構成力もないし、行き詰まってたんですけど。

(西寺郷太)じゃあそんなconnieさん、1曲聞きましょう。connieさん、こんな言ってますけど、名曲書くんです。この人。ド名曲。これが、実は何年間かの間、connieさんがずっと手伝って、ただ単にCD-Rで売ってたんですよね。JASRACとか関係なく。ただ単に自分の好意で、印税とかを手にすることもなく、単純に作っていた曲がこんな曲になったと。それこそ、全国に波及していったこの曲、紹介しましょうよ。connieさんの曲。言ってくださいよ。圧倒的なあの曲ですよ。

(connie)じゃあ、聞いてください。Negiccoで『圧倒的なスタイル』。

(西寺郷太)はい。Negiccoで『圧倒的なスタイル』。この曲は、5-6年前の歌ですかね?作詞作曲編曲connieということで、いい曲で。で、最終的に言っていいって言われたんですけど、『めちゃイケ』の終わりのテーマにまで成り上がったという曲で。

(connie)はい。奇跡が起こりました。

(西寺郷太)これはいいなということで。Negiccoのこの曲、使おうぜということで。本当にね、いい曲がどんどん伝播していったと。このあたりですよ。それこそ、吉田豪さんとか、掟ポルシェさんとか、宇多丸さんとか、申し訳ないとのチームだったり、僕の仲間というか先輩たちも、どんどんどんどんNegiccoが面白い!ということで。ジェーンさんもそのあたりでNegiccoを。

(ジェーン・スー)そうですね。Tomato n’Pineっていうガールズユニットをやっていた時ぐらいから知り始めたのかな?そのことを調べたり、『今度アイドルやって』って言われて、『じゃあアイドルって言わないでガールズユニットってやっていこう』なんてことをやり始めた時代に調べたから、2008年とか7年ぐらいだと思います。

(西寺郷太)本当ですか。それで、2013年の2月かな?『愛のタワー・オブ・ラブ』っていう曲で僕が作詞作曲プロデュースということで1曲やりまして。それから小西康陽さんが。これもね、connieさんの営業スタイルで、ピチカート・ファイヴ、大ファンだったんですよね?

(connie)そうですね。

(西寺郷太)それでたのみに行ったんですか?

(connie)はい。新潟にいらっしゃる機会があったんで、是非!って言って、お話を・・・

(ジェーン・スー)すごいな、本当に。

(西寺郷太)それで、いいよと。

(connie)はい。知ってるよって言ってくださって。で、やってもいいよみたいなことを言ってくださったので、すぐに嶺脇社長に。

(西寺郷太)タワーレコードの。いまね、NegiccoがT-Paletteというタワーレコードの作ったアイドルレコードを出すところの第一弾アーティストだったんですね。

(ジェーン・スー)レーベルのね。

(西寺郷太)それで嶺脇育夫さんっていう社長さんが、これ仲いいんですよ。connieさんは。なんて呼んでるんでしたっけ?社長のことを。

(connie)社長は社長ですよ。まあ、嶺脇さん。ただ、『190(いくお)』っていうバッヂは勝手に作って。自分でつけたりしてるんですけど。

(西寺郷太)(笑)。で、仲良くしてて。それで今回、『Melody Palette』というアルバムを。10年間の曲を、最近の曲も含めて出したということで。そのビジュアルからジェーンさんが関わったと。

(ジェーン・スー)そうですね。『ビジュアル制作をやってみませんか?』ということだったんで、それだけやるのも初めてだったんですけど。たしかに『男のスタッフしかいないんだろうな』っていう感じのビジュアルだったので、女の子が誰か・・・

(西寺郷太)入ったほうがいいだろうと。

(ジェーン・スー)まあ、私自分のことを『女の子』って呼ぶのも完全に気がふれてる状態なんですけど。

(西寺・connie)(笑)

(ジェーン・スー)まあ、女のスタッフが入ったほうがいいかなと思って作りまして。そしたらその後、歌詞を・・・

(西寺郷太)アナログとかも超かわいかったですよ。あのジャケット。今回もそうなんですよね。

(ジェーン・スー)そうです。ビジュアルやりました。

(西寺郷太)あと、ビデオもね。

(ジェーン・スー)そうですね。ビデオもやりました。

(西寺郷太)是非、いろいろ各種ネットで。『ときめきのヘッドライナー』のビデオを見てもらえると、ジェーンさんと僕の合作といいますか。曲は僕がやって、映像はということで見てもらって楽しめると思います。それでは、さっき紹介したNegiccoの小西康陽さんが作った『Melody Palette』に収録されている、いろんなところで波紋を生んだというか。この曲、僕から紹介されてもらいますね。小西康陽さんの作詞作曲プロデュースになっております。Negiccoで『アイドルばかり聴かないで』。

(西寺郷太)はい。Negiccoでアルバム『Melody Palette』にも収録されております。今年の第二弾シングルとしていろんなところで話題になりました。『アイドルばかり聴かないで』。小西康陽さんのプロデュースということで。『普通の人はもうCDなんて買わなくなった』という、それこそさっき言ったタワーレコードのレーベルから出てるのに、こんなことを・・・いわゆる、飲み屋とかでは話していることですけども。

(ジェーン・スー)(笑)

(西寺郷太)アイドルが、『アイドルばかり聴かないで』ということを歌うと。僕も最初聞いた時、ドキッとしたんですけど。だけども、いろんな人が、特にロックミュージシャンみたいな人も、『こんなことを俺たちには歌えない』みたいな感じで、すごく褒めたといいますか。感動というかね。本当の意味で感動ですよね。心が動いたという人が多かった曲です。さすが小西さんということなんですが。どうですかね?connieさんは、これから。Negiccoを今後、あんまり時間ないんで申し訳ないんですけど。今日、(放送時間が)1時間なんでね。なにかまた、やるぞ!みたいなこと、考えてるんですか?

(connie)そうですね。もう来年の話を徐々にし始めているので。来年もやっぱり、今年10周年を迎えたので、また11年目ということで、より多くの人に聞いてもらえるようにできたらいいなと思ってます。

(西寺郷太)なるほど。ジェーン・スーさんもいま、お忙しくて。本も書かれて。『小説書けばいい』ってツイート、見ました。

(ジェーン・スー)あ、そうなんですか?ありがとうございます。

(西寺郷太)ただのツイートだったんですけど(笑)。

(ジェーン・スー)っていうか、Negiccoの話しましょう。ネギヲタのみなさんに、今年売りましょう!今年来年で売りましょう!牧歌的なNegiccoっていうのを本当に素晴らしいと思って。たぶんね、中の人はなかなかそういう風に言えない状態だと思うんですよ。

(西寺郷太)たしかに、最初のミーティングで『ヘッドライナーを目指しましょうよ』というのをミーティングの言葉としてジェーン・スーが言ったのを、『あ、それをもうタイトルにしましょうよ』って僕が言って。で、『ヘッドライナーだけだとアレなんで、何か頭につけてください』って言ったら、『ときめきの』ってすぐ言って。あの時に、もう『ときめきのヘッドライナー♪』ってミーティングのその場所で僕が歌って、『あ、サビはできたんで大丈夫です』って言って別れたんですよ。

(connie)そうですね。

(西寺郷太)それが結局こういう曲になったっていうんで。ここ半年、1年、もうすごいがんばろう!ってことですね。このチームで。

(connie)そうですね。

(ジェーン・スー)そうそうそう。本当に。

(西寺郷太)とくにジェーンさんは強く言ってくれて、よかったなと。コンセプトメイカーということで。

(ジェーン・スー)次のステージを見せてあげられるのはファンの人しかいないし、他の人に広げられるのもファンの人しかいないし。で、自分たちが持ち上げたところで、ステージに上がった彼女たちが自分たちに新しい景色を見せてくれるので。そういう有機的なやり取りを是非Negiccoにはしてほしいと思います。

(西寺郷太)じゃあこれからも、推して行きましょう。TBSラジオね。『ザ・トップ5』と『TAMAGO RADIO』で。

(ジェーン・スー)もう、ガンガンかけて行きましょう。

(西寺郷太)ということで、作詞家ジェーン・スーさんと、connieさんでした。ありがとうございました。

(ジェーン・connie)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>

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