菊地成孔 大谷能生のSUMMIT AVALANCHE3での大暴れっぷりを語る

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菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』でSUMMITレーベルのパーティー『AVALANCHE3』に出演した際の大谷能生さんが大暴れした様を語っていました。

(菊地成孔)大暴れって言っても、ただ大谷(能生)くんが暴れるだけだと思うんですけどね(笑)。この間、大谷くんと前回分の収録が終わった後にイベント(AVALANCHE3)があったんですけど。もう、すごかったですよ。まあ、若い世代のね、まあ私なんか50ですから、自分の世代以下の人がやってるパーティー行くんで。もうなんか、さすがに笑えるって話ですけど。大谷くん41ですから、牙むくのにギリギリの年齢。っていうかね、ものすごい勢いで飲んじゃって。あの・・・(笑)。缶チューハイ持ったままステージ上がっちゃって。

もう大暴れしてですね。フリースタイルも何もない。『MCヨシオ・フロム横浜!』っていうのをですね、100回くらい言ってたんで(笑)。もうレペゼン100回!っていうね。オムス(OMSB・SIMI LAB)と後になって、『ごめんね、大谷くんが今日は荒れて』ってっつったら、オムスが『いや、俺ああいう大谷さん、好きっす』とか言って(笑)。『MCヨシオ・フロム横浜!、100回言ってたよね?』っつったら、『いや、150回言ってました』ってオムスが言ってたんでね。そのぐらい、暴れてましたね。

MCヨシオ・フロム横浜!

まあ、ライブの最後にフリースタイル大会っつって、さっきみたいに、もうとにかくレコードが回り続けてどんどんマイクが回ってくるっていうのをやろう!ってなったんですね。で、俺はいいよ・・・って思ってたんですけど、菊地さんやってくださいよ!って言われて。で、もうとっくに大谷くんは終わってるんですよ。バンッ!って最初に出て行ってやっちゃって。そんで、その段階で160回目ぐらいの『MCヨシオ・フロム横浜!』言ってたんですけど(笑)。それでまあ、私にも回ってきて。生まれて初めてね、人前で、ライブでフリースタイルなんてやったんで。

じゃあもう年寄りの話でも聞いてもらおうか・・・みたいなかんじでゆっくりゆっくり始めてたんですね。そしたらね、隣で、出演者全員ステージ上がってますから、お祭りみたいになってて。誰だろうな、あれ?JUMAかな?誰かが私が上がってきたんだからって勢いづけに『JAZZ DOMMUNISTERS!』って言ったんですよ。そしたら誰かが私の腰にタックルしてきたんですよね。大谷くん(笑)。何で俺、タックルされなきゃいけないの?と思ったまま、バーッ!っと倒れて。ゴワーッ!っつって倒れて。タックルしてきた男がボワーッ!って。一緒にやろうぜ!みたいな感じでタックルしてきて、『MCヨシオ・フロム横浜!』言い出して。おう、出たよ!161回目!って思ってですね。

それで、人がフリースタイルやってる途中なのに・・・って思ったんですけど、大谷くんにタックルされた、倒されたんで、そのまま2人でずっとね、『JAZZ DOMMUNISTERSのテーマ』をずっとガナってたんですけど。まあ、前後不覚とはこのことで。大谷くんが2拍ズレてて。もうしょうがないから2拍後ろにズラして。当てたんですけどね。まあ会場自体がとても朗らかになったっていうね。微笑みの国ブータンみたいな感じになったんですけど(笑)。そう。もう誰をも微笑ませる天才。大谷くんがね、この日(電波祭)は大暴れすると思いますんで。まあ、SIMI LAB勢が引くぐらい暴れることは間違いないんで、お楽しみにしてっていただきたいんですが(笑)。

<書き起こしおわり>

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