高橋ヨシキと宇多丸『スター・ウォーズ』イウォーク族の本当の怖さを語る

高橋ヨシキ 宇多丸映画放談 本当は怖いイウォークたち 宇多丸のウィークエンド・シャッフル

映画秘宝アートディレクターの高橋ヨシキさんがTBSラジオ タマフルにゲスト出演。宇多丸さんとの映画放談の中で、『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの復讐』に登場するイウォーク族について熱く語っていました。

(イウォークのテーマが流れる)

(宇多丸)はい、これどうですか?

(高橋ヨシキ)これ、イウォークじゃないですか。イエイイエーイ!超カッコいい!

(宇多丸)そう。出囃子。前半は『帝国のマーチ』で。この間、東雲会でちょっと提案したじゃないですか。ヨシキさん、途中の出囃子はイウォークのテーマにしたらどうですか?っていうね。イウォーク、好きなんだからさ。

(高橋ヨシキ)最高ですね。

(宇多丸)これ、イウォーク好きっていうと、あっ、こんなかわいいイウォークちゃんが好きなんて、ヨシキさん・・・

(高橋ヨシキ)イウォークはね、食人族ですからね。

(宇多丸)ですよね(笑)。イウォークは・・・

食人族イウォーク

(高橋ヨシキ)イウォークはハン・ソロ焼いて食おうとしてたんですよ。みなさん、忘れてますけど。

(宇多丸)バリバリ。あれ、もうちょっと遅かったら大惨事。普通にモンド映画ですよね。

(高橋ヨシキ)レイア姫に食わせようと思ってハン・ソロとか焼くところだったんですから。ルークとかね。

(宇多丸)あと、よく見るとなんかガイコツみたいなのをかぶったり・・・

(高橋ヨシキ)ガイコツ、かぶってますよ。ガイコツかぶってて、で、すぐ狩ろうとするし。最後のエンディングでね、チャカポコお祭りやってる時に、ストーム・トルーパーの首を並べて叩いてる。首狩り族で食人族なんですよ。あれは。

(宇多丸)要は一番近い所を想像していくと、『セデック・バレ』ですよね。

(高橋ヨシキ)セデック・バレです。セデック族です。

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(宇多丸)だから、見た目がかわいいクマちゃんだからって、『かわいい!』っていうのは、はっきり言って地球人のエゴですよね。

(高橋ヨシキ)おごりですよね。

(宇多丸)おごりですよね。違う文化みたいな感じの。

(高橋ヨシキ)イウォーク、ナメんな!って話ですよ。本当に。

(宇多丸)勇敢な戦士、ウォーリアーとしてのイウォークのテーマ!

(高橋ヨシキ)ルークとハン・ソロとチューバッカといてですよ、全員あのバカな罠に引っかかった上に丸焼きにされかけたっていうのは、どんだけ強い種族なのか!

(宇多丸)しかも帝国軍精鋭と戦って勝ってるんですから!当時さ、そんな精鋭たち、こんなクマちゃんに負けるなんて・・・って言ってたけど、そうじゃなくてイウォークが強いんだと。

イウォーク=セデック族

(高橋ヨシキ)強いんですよ。セデック族だから。間違いないです(笑)。

(宇多丸)でも、このコミカルな音楽流れてるじゃねーか!っていう(笑)。

(高橋ヨシキ)そこらへん、油断させるための罠なんですよ。

(宇多丸)なるほどなるほど。ありがとうございます。

(高橋ヨシキ)『異化効果』というやつですよ(笑)。

(宇多丸)絶対違う!(笑) はい、ということで、こんな感じで映画駄話をはさみながらお送りしております、『暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌』出版記念、牙を抜かれた映画界に贈る、映画が残酷・野蛮で何が悪い?特集 by 高橋ヨシキさんということで、高橋ヨシキさんにお話をうかがっております。ということで、こういう話も含めて。そういえば、イウォークの話、(本に)載ってなかったですね。

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(高橋ヨシキ)イウォークの話はね、だから第二弾とか出そうと思って。

(宇多丸)ちょっとね、高度すぎるかな?

(高橋ヨシキ)今度1回、イウォークについては長文書こうと思ってるんで。

(宇多丸)イウォークについての長文(笑)。

(高橋ヨシキ)長文、書けますよ。イウォークについて。

(宇多丸)(笑)まあそれも是非、読みたいけどね。はい。

<書き起こしおわり>

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