安住紳一郎さんが2026年8月1日放送のTBSラジオ『日曜天国』の中でリスナーからの「ビールのコクがわかりません」というメッセージを紹介。ビールのコクについて話していました。
(安住紳一郎)それでは今日のメッセージテーマ、こちらです。「いまさら人に聞けないこと」。岐阜県中津川市からいただきました。ありがとうございます。「市川海老たこ」さん、44歳女性の方。ありがとうございます。岐阜・中津川で聞いてくださっていて嬉しいですね。本当に。
(中澤有美子)嬉しいです。
(安住紳一郎)「いまさら人に聞けないこと。乾杯! うまい。かぁー、最高! 暑い季節はビールが美味しいですね。『コクがあるね、このビール』。コク……? 喉ごし、わかります。うまい、わかります。苦味、わかる。ホップの香り、わかる。コク、わかりません」。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)そうね。うーん(笑)。「コマーシャルでも当たり前のようにコクとキレとか言うけど誰1人、コクの正体を言ったりはしませんね。『ジョッキの底に少し残るこの茶色いのがコクだよ』とか『この上に乗ってるキラキラしてる部分がコク』とか指差して説明してほしいものなのです」。たしかに。
(中澤有美子)たしかに。
(安住紳一郎)コクって何? たしかに。
(中澤有美子)何? なんとなくでやってきた(笑)。
(安住紳一郎)なんとなく「水っぽい」の対極にある感じが「コク」だと思ってるんだけど。そうだよね。
(中澤有美子)黒ビールとかにもコクがあるのかなって思ってた(笑)。
(安住紳一郎)もともとのベースにしっかりなんか存在感のあるものをコクって言ったりするでしょう? きっとね。
(中澤有美子)そう。そんな感じ(笑)。だいたいそんな感じ。
(安住紳一郎)そうね。なんかでも「コク」って言いたい時、あるよね。そうだよね。でも、わかる。
(中澤有美子)わかる!
(安住紳一郎)そんなことを言うと「キレ」……まあコクとキレ、キレはわかるか。なんかこう、少し刺激のある感じの。
(中澤有美子)そうですね。お口からすぐいなくなる感じ。
(安住紳一郎)味覚の感じだよね。たしかに。「喉ごし、わかる。うまい、わかる。苦味、わかります。ホップの香り、わかる。コク、わかりません」。いいね(笑)。
(中略)
(安住紳一郎)この方は「モンテ」さん。世田谷区からいただきました。男性38歳の方ですが。「先ほど、コクがわからないという話が出てましたが私はソムリエという職業柄、『コク』を多用します」。ああ、そうだよね。「『あっさり』や『すっきり』『爽やか』など軽いことを表現する言葉は多くあるのですが、その逆はなかなかないのです。『こってり』や『もったり』はラーメンになってしまうし『もやもや』『どんより』もしっくりきません。そのすべてをカバーするのが『コク』なのです。
コクのある白ワイン。コクのある赤。果実のコク。樽由来のコク。コクのある余韻など万能ですね。ソムリエは基本的にははぐらかした表現をする仕事なので『ミネラル感』や『石灰』や『火打ち石』など説得力のある単語で乗り切っています」。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)あんまり聞きたくなかったけどね。まあ、そうだよね。
(中澤有美子)そうですよね(笑)。
(安住紳一郎)説得力を出すにはカタカナか、まあちょっと特徴的な単語だよね。うん。「濡れた子犬の鼻」とか言われると、もう参りましたって感じだもんね。そう。「春先の芝草」とかね。「へー!」なんていうね。うん、わかる。
(中澤有美子)ちょっとポエティックな感じでね。
(安住紳一郎)ポエティックなね。そう。「8回の表の甲子園球場のような余韻でしょうか」みたいな。よくわかんないけど、みたいな(笑)。
(中澤有美子)アハハハハハハハハッ!
(安住紳一郎)「よくわかんないけど、そうなの」みたいな。
(中澤有美子)「そうかも」みたいなね(笑)。
たしかに「コク」って言われてもよくわかんないですよね。なんとなく味が濃いとか濃厚な感じをイメージしてましたが……後半で出てくるソムリエの方もそんな風なことを言っているので、たぶん合っているような気がします!(笑)