大島育宙 嫌いな芸能人発言で『あのちゃんねる』番組終了問題を語る

大島育宙 嫌いな芸能人発言で『あのちゃんねる』番組終了問題を語る ナイツのちゃきちゃき大放送

大島育宙さんが2026年5月30日放送のTBSラジオ『ナイツのちゃきちゃき大放送』の中であのちゃんが不本意ながら発した嫌いな芸能人発言により『あのちゃんねる』の番組自体が終了することになった件について話していました。

(大島育宙)あと、ここから流れでいうとやっぱりものを調べるってことが今はChatGPTに相談をしますけど。その前にショート動画で検索するっていう時代があったと思うんですよね。

(塙宣之)ショート動画で検索する?

(大島育宙)ショート動画で何かのやり方を検索するっていうのが主流だった時代が数年間、ある感じがして。

(塙宣之)俺、それ知らない。どういうこと?

(出水麻衣)お店とかもそうですよね。

(大島育宙)お店とかも。たしかに。

(出水麻衣)あとはお掃除のやり方とか。

(大島育宙)そうですね。ハウトゥー的なこととか。僕、1992年生まれなんですけど。僕よりちょっと一回り下の世代は何でもかんでもショート動画で調べる時代っていうのがあって。

(塙宣之)動画で……説明書とかがなくて動画で見ちゃうみたいなこと?

(大島育宙)そうですね。口コミとかを調べる時とかに調べがちな時代があったなと思うんですけど。そこに繋がるのがこの木曜日のね、『あのちゃんねる』で嫌いな芸能人についての発言が問題になって終了っていうね。これも地上波番組がショート動画に盗まれているというか。ショート動画に価値観を引っ張られすぎていて。『あのちゃんねる』って本来、そんな過激な番組じゃないんですよ。かなり平和な番組で。あのちゃんみたいな不思議な感性を持った人が不思議なことをやることをみんなで許してあげるみたいな番組だったはず。

で、その中に一言、ちょっと余計な演出として「嫌いな芸能人」みたいなのが入った。で、それが広がってあたかも番組自体がそういう番組だったかのようになってるんですけど。それって何のために行われた演出かっていうと、たぶんショート動画のために行われた演出じゃないかな?って僕は思うんですよね。

(塙宣之)そこから切り抜かれたりしてね。

「嫌いな芸能人」を言われたのはショート動画のための演出?

(大島育宙)切り抜かれて、何百万再生とかになって。そこから番組を知ってもらえて、普段の穏やかな番組を見てもらうっていうことのためにやられたことだと思うんですけど。そんなこと、しなくていいよっていう。で、その結果、番組が終わっちゃうっていうのが一番不幸な形なわけで。何でもかんでも悪口を言えば面白いって、それはもう子供の面白だから。大人が作ってるものはそうじゃない方向に行ってくれよっていう。なんか「悪口ってついつい面白いから見ちゃうよね」っていうところから、「悪口は相当テクニックがないと面白くないよね」っていう風にちゃんとみんなで言っていかなきゃいけないと思いますね。

(塙宣之)なんかドラマがね、お互いに好きだから「わかる」ってなると思うけど。ドラマもさ、もう復讐系とさ……。

(大島育宙)ああ、そうですね。あと泥沼不倫みたいなのとか。

(塙宣之)なんつーのかな? 無理やりそんなにさ、社会情勢を入れなくていいじゃん、みたいなさ。そんなのばっかりなんだよね。もう週に30本も見ているから。「もういいよ、こういう類いの話」みたいな。だからそういう過激なことをやらないと、なんというか後でTVerで見ないとか。再生数を気にしちゃって、みたいな。全然面白くなくなってきてるよね。こっちはもっとほんわかなさ、いいドラマが見たいのにさ。

(大島育宙)『ひらやすみ』みたいなのをもっと。

(塙宣之)そう。『ひらやすみ』みたいなさ。

(大島育宙)『ひらやすみ』派閥をもっと増やしてほしいですね。

(塙宣之)そうなんだよ。そういうね、いいドラマもやってほしいよね。それと同じでテレビもさ、バラエティももっとなんか、エンタメっぽいやつをちゃんとやってもらいたいよね。

(大島育宙)本当にそう思いますね。

(塙宣之)悪口とか、そういうのばっかりになっちゃってるもんね。

(大島育宙)だからあれ、テレビドラマもなんでああなっちゃってるかっていうと視聴率じゃなくて、指標がTVerでの再生数になったから。TVerのサムネイルって数年前までは比較的上品というか。テレビ番組のスティール写真みたいな形だったんですけど今はYouTubeのサムネイルと同じ文字ゴテゴテの「復讐」「泥沼」「不倫」みたいになっちゃったんですよね。 で、そこから……TVerのサムネから逆算して企画を作るようになったんですよ、たぶん。

(塙宣之)絶対にそうだね。

(大島育宙)絶対そうですよね。それって本当に何が面白いかを考えてないよねってやっぱり思ってしまうんで。本当に面白いものを考えている作品に残ってほしいと思って僕とか塙さんとかは毎週30本、見て。

(塙宣之)まあそれでも俺、全部見てるけどな。たしかに続きは気になるのよ。復讐系は。スカッとするし。

(大島育宙)でも見てる時、気持ちよくないですよね。なんか「見せられてる」みたいな。強制的にくくりつけられて見せられてるみたいな。「見てるぞ。応援してるぞ」みたいな気持ちにならないっていう。

(塙宣之)なんないよね。ちょっとそれも、まああのちゃんもね、言いたくなかったんでしょうね。

(大島育宙)だからあのちゃんがちゃんと我慢できなくなって表明するっていうのがやっぱり、これは(AIに自身の声を模倣されたとしてTikTokを提訴した)津田さんもそうだし、あのちゃんもそうですけど。ちゃんと芸能人が自分の影響力を使って発信するっていうこともまた、強い時代になってきてるから。それはそれで良きことなのかなっていう感じもします。はい。

ショート動画対応を過度に行ったり、TVerでのアテンションを引くためのサムネイルから逆算して味付けの濃い番組を作ったりと、諸々本末転倒な状態になっているみたいですね。ゆっくりじっくり番組本来の良さを味わうみたいなことがなかなか難しくなってきているのは正直、ちょっとしんどいです。

ナイツのちゃきちゃき大放送 2026年5月30日

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