爆笑問題・太田 内村光良の『あさイチ』「爆笑問題はすごい」発言の嬉しさを語る

爆笑問題・太田 ナイツ塙の「選挙、負けちゃいました」発言の意味を語る 爆笑問題カーボーイ

爆笑問題の太田さんが2026年5月5日放送のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』の中でNHK『あさイチ』で内村光良さんが「爆笑問題はすごい」と発言したことについてトーク。その嬉しさや、その言葉を聞いてかつて立川談志師匠から言われた言葉の意味が理解できたことなどを話していました。

(太田光)本当にさ、石塚さんとかさ、松本明子とかさ、古い仲間じゃない? だからこの番組でもさ、昔の仲間でっていうので。それでありがたいなと思うんだけどさ、この間も『日曜サンデー』でもちょっと話したけど。ウッチャンがさ。ウッチャンナンチャンの内村さんがさ、NHKのあれかな? 『あさイチ』で。僕、見ましたけど本当にありがたかったね。天下の内村光良、日本一のコメディアンですよ。紅白の司会をやって、今度は24時間をやるんですよ。

で、上田はどうするのかな?って。『サンデーQ』が始まったからあいつ、24時間をどうするんだろう?って俺は1人で気を揉んでたわけだよ。「だったら俺がやろうかな?」とか、いろんなことを考えていて(笑)。

(田中裕二)その気を揉む理由だったら、お前も同じだからね。

(太田光)で、やるわけだよ。ウッチャンだってもう、だから61? 62?

(田中裕二)61だね。

(太田光)俺らと同じぐらい。そしたらさ、見たんだよ。その『あさイチ』で言ってくれてるっていうから見て。すると何の関係もない時……ウッチャンがいろいろ、『LIFE!』ってやっていて。NHKで。あれの今度、舞台をやるんだよ。何千人かの前で。その稽古を一生懸命やって、ドラムの練習とか、いろいろしてて。華丸・大吉がさ、インタビューをしてるんだよ。そしたら華丸・大吉が「この間、バカリズムに聞いたんですけど若手のライブにもたまに出てるらしいじゃないですか?」「ああ、そうですね。出ていったら30人しかいなくて、びっくりしました」なんていう話をしてた中で、振られたわけでもないんだけど。「でもね、僕は最近、同世代でやっぱりすごいなと思うのは爆笑問題がすごいなと思いますね」って。これ、嬉しくない?

(田中裕二)嬉しいよね。嬉しいよ、それは。

(太田光)だからさ、お前さ、俺はウッチャンなれないとか、言ったじゃん? でもさ、ウッチャンは「ウッチャンにならなくていいよ」って俺に言ってくれたんだよ。

(田中裕二)いや、そういうことじゃないよ(笑)。

(太田光)いや、そうだよ。そういうことなんだよ。

(田中裕二)そういうことなの?(笑)。

(太田光)そういうことだよ、だって。「田中くんはああ言ってるけどね、ウッチャンならなくていいよ。太田くん」っていう、こういう……。

(田中裕二)そういうメッセージだと受け取ったの?

(太田光)うん。受け取ったね。で、「とにかくすごいと思う。同世代でコンスタントに……1年に1回とかではないんですよ。彼らは。コンスタントにネタをやり続けて。それをやっているのは相当な労力がいる。本当に自分もね、そこまではできないけれども、続けなきゃいけないなと思った」って。いや、散々やってるわけだよ。コントを。あの人ほどコントをやり続けている人はいないと俺はもう、昔から言ってるじゃん?

(田中裕二)あんまり聞いたことないけど(笑)。

(太田光)何を? この野郎! それがだよ、俺さ、本当に思ったけど……よく言われるじゃん? ネタをやり続けているって。でも、それはあんまりピンとこなかったの。だって、しょうがないからやってるだけなのに。だけどさ、ああいう同業者……ましてやウッチャンと華丸・大吉が「爆笑さん、すごいですね」って。同業者のさ、その先輩と後輩からさ、ああやってNHKで言われるとさ、本当にありがたいよね。

(田中裕二)ありがたいね(笑)。

(太田光)やっててよかったっていうかさ。だって、言ってみりゃあね、俺はその時にしみじみ思ったんだけど。談志師匠が最初に俺らに会った時にさ、お前のことを指さしてさ、「いいか。お前、このチビを切るなよ?」って言ったって話は結構、方々でしているけど。あれ、まあ端折って言ってるけど実は何回か言ったことあると思うけど。その意味っていうのを談志師匠は言ってるわけだよ。

立川談志「いいか。お前、このチビを切るなよ?」

(太田光)っていうのは「お前な、これからいろいろやるだろうけどもな、帰る場所を必ず作っとけ。このチビを切ったらお前、もう漫才がなくなるからな。このチビだけは切るな」って。それを世間のやつは俺、そこだけ言うもんだから。「田中がすごいんだ」みたいな風に勘違いをするんだけど、そうじゃないんですよ。談志師匠が言ったのは、そうじゃないの。それが今になってよくわかるんだけど。

(田中裕二)フハハハハハハハハッ!

(太田光)「お前はな、帰る場所を作っとけ。それがお前にとっては漫才だから。お前、いろいろ手を出すだろう。俺もそうだ。たけしもそうだ。たけしは映画がある。映画を見つけた。あいつは映画が帰る場所。俺には古典落語がある。お前にとってそれが漫才だから。だからこいつを切るんじゃねえぞ。このチビを。漫才という場所を確保しとけ」って言ったわけだよ。

(田中裕二)そう言ってたね。

(太田光)だからそれがウッチャンに言われて「ああ、談志師匠の意味ってそういうことだったんだ」って。こんなさ、ちまちま毎回、お前と揉めてさ、漫才をやって。なんにも見返りも何もないじゃん? でも見返りとかでやってるわけじゃないけど。でも「なにをしてるんだろうな」って思いながらさ。こんなこと、誰も褒めちゃくれないしっていう風にやっているけど、ウッチャンがそうやって見てくれてだよ、「最近になってそう思う」って言ってくれてだよ。だって俺ら、ウッチャンナンチャンにくっついていったようなもんだから。

(田中裕二)そうだね。デビューもね、同時にウッチャンナンチャンが……。

(太田光)だからさ、ありがたいなと思ったら「ああ、そういえばあの談志師匠の言葉って、もしかしたらこういうことなのかも?」って思ったのは、たとえばウッチャンは言ってみりゃ紅白の司会もやって、『イッテQ』もやって。要するにテレビの中にさ、言ってみりゃその居場所があるわけだよね。それで談志師匠はあの時、「お前、天下を取っちゃえ」って言ったんだけど、それと同時に「こいつを切るな」って言った。「天下を取っちゃえ」ってことは「テレビで天下を取っちゃえ」ってことだけど。だけど、それと同時に「こいつを切るな。漫才は捨てるな」っていうのは「こいつは天下、取れねえだろうから。もし、そうだったら帰る場所を作っとけ」っていう。それを実は一緒に言ってたんだね。あれは。

(田中裕二)ああ、そうか。

(太田光)俺はそう思うんだよね。だからウッチャンにそう言われた時、ようやく談志師匠の言ってた意味が「ああ、そういうことか」って。だから俺なんかほら、もう嫌われ司会者でもそうなって。なんつーの? テレビの居場所なんて……。

(田中裕二)『ミヤネ屋』も終わるしな。これから独壇場だから(笑)。

(太田光)ずっとないようなさ。それで探してるじゃない? で、映画もできないし。だからそんな中でさ、佐久間、聞いてる? わかっているだろうな、お前?

(田中裕二)フハハハハハハハハッ!

(太田光)そんな中でさ、テレビの居場所もない中でまあ、漫才ができるっていうことを思うと、あの時の談志師匠の言葉っていうのが効いてくるのよ。今になって。ウッチャンからもそういう風に言ってもらって。石塚さんからも「『デララバ』に出たいよ」って言っもらえてさ。嬉しいじゃん、そういうのさ。昔の連中に。で、松本明子はさ、いつもさ。

(田中裕二)コピーを持ってきてくれてね。

(太田光)そういう意味でさ、ウッチャンがそんだけのこと言ってくれてさ。

談志師匠に「こいつを切るなよ」と言われたことを守り、田中さんとの漫才をやり続けてきたことで内村さんからも「爆笑問題はすごい」とリスペクトされるのは素晴らしいですね。「天下を取れ」と「こいつを切るな」を同時に言っていた談志師匠の深みのある言葉もすごすぎる!

爆笑問題カーボーイ 2026年5月5日

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