吉田豪 甲本ヒロトのあのねのね弟子時代を語る

吉田豪 甲本ヒロトのあのねのね弟子時代を語る ラジオビバリー昼ズ

吉田豪さんが2026年4月13日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』に出演。甲本ヒロトさんにザ・ブルーハーツ以前を掘り下げたインタビューについて話していました。

(高田文夫)さあ、それではいよいよね、第1位にいきましょう。

(土屋伸之)ゲストの吉田豪さん、痺れたインタビュー第1位は?

(吉田豪)はい。甲本ヒロト。

(高田文夫)おお、いいねえ。いいところ押さえてるね、急に(笑)。急にいいところ、きたね?

(吉田豪)急にね、年齢が若くなりましたけど。まあね、甲本ヒロトさん、BUBKAでミュージシャンのインタビュー連載を今、やってまして。それで甲本ヒロトさんに行ったんですけどちょっと画期的なんですよ。ブルーハーツ以前の話しか、聞いてないんですよ。

(高田文夫)ブルーハーツ以前だけ?

(吉田豪)そうです。

(高田文夫)すごいね。じゃあ、あれ? 水道橋博士なんかと子供の時に一緒だったってところとか?

(吉田豪)それよりも、あんまり掘られたことがない、あのねのねの弟子だった時代っていうのを一番、掘ったんですよ。

(高田文夫)ええっ、あのねのね!? 「赤とんぼ♪」だろう?

あのねのねの弟子時代を掘り下げたインタビュー

(吉田豪)そうです。清水国明さん曰く「弟子」って言っていたんですけど。あれは正確には弟子ではないんですけど。あそこに出入りして、仲良くやっていて。清水国明さんが、なんだっけな? GSバンドみたいな感じでデビューさせようとしてたみたいに僕が清水国明さんをインタビューしたら、言っていて。

(高田文夫)甲本をデビューさせようと、プロデュースしようとした?

(吉田豪)だから『ヤンヤン歌うスタジオ』の現場とか、しょっちゅう来てたんですよ。あの時代に。

(高田文夫)あのねのね? それは意表を突くね。

(土屋伸之)それはまだ、真島さんと一緒になる前?

(吉田豪)ぐらいですね。だからデビュー前に不思議な人間関係がいっぱいあって。タイムボカンシリーズとか、『燃えよドラゴンズ』とかの曲を作った山本正之さん。そことも仲が良くて、そこにもしょっちゅう遊びに行って友達になっていたりとか。何者でもない時代にいろんな人間関係を作っていたんですよ。

(高田文夫)ああ、甲本ヒロト自身が何者でもなくて。いろんなところに顔出してたんだ。

(吉田豪)まだバンド活動もろくにやってない時代に、なぜかいろんな人たちに好かれて。いろんなところの懐に入っていて。

(高田文夫)愛されるんだね。

(吉田豪)そうなんですよ。っていう話をひたすら掘り下げるインタビューというのをやって。

(高田文夫)ああ、その辺の時代を聞いたわけ?

(吉田豪)そうです。画期的だと思います。本人も全く聞かれてない話を掘って。さらには立体的にもしてるんで。僕、清水国明さんもインタビューしてるし。当時、一緒に出入りしてたバブルガムブラザーズのブラザー・コーンさんとかからも裏を取ったりとかしてるんで。

(高田文夫)ブラザー・コーンも絡んでくるの? 面白いね。

(吉田豪)普通に「近藤くん」って呼んでますからね(笑)。

(土屋伸之)ブラザー・コーンさんのことを?(笑)。

(高田文夫)「近藤くんがさ」って? いいねえ(笑)。普通だね。近藤くんが?

(土屋伸之)最近ね、松重さんと同じバイトだったっていうね。

(高田文夫)それは有名だよ。下北沢の珉亭だろう?

(吉田豪)珉亭で一緒にバイトをしていて。で、当時、松重さんが撮った自主映画にたしか主演とかしてるんですよね。

(高田文夫)それはたしかにすごく痺れたインタビューだね。

(吉田豪)本当に。たとえばARBのKEITHさんっていう和彫バリバリ入ったすごい怖いドラマーの人がいるんですけど。近所に住んでいて。何もやってない時代になぜか仲良くなって。なんだっけな? ストーンズか何かの映画を輸入版で先に入手して。「これ、誰かと見たい」と思ったヒロトさんがKEITHさんの家に突然、行って。「KEITH、一緒に見よう」って言って。それで一緒にビデオを見たとか。

(高田文夫)すごいな。

(吉田豪)はじめ、声をかけられて。いきなり「メシ、食った?」って聞かれてそのままご飯をおごってもらったとか。甲本ヒロトさん、コンビニのバイトをやっていた時に、なぜか辻仁成に気に入られて。

(高田文夫)人から好かれるんだね。

(吉田豪)それで辻仁成さんの家に行って手作りのカレーを食べさせてもらったとか。謎の人間関係だらけで。

(土屋伸之)「なぜか気に入られて」が多いんですね。

(吉田豪)で、謎が解けたんですよ。なんであのねのねのところに出入りしていたかっていうと、お金がなくてメシが食えなかったから。

(高田文夫)あのねのねは売れていたから。

お金がなくてメシが食えないから、食えるところに顔を出す

(吉田豪)そう。下北の中華料理屋・珉亭でバイトしたのもまかないが食べられるからだったし。その山本正之さんっていう作曲家の方のところに出入りしてたのも、余った弁当をくれるから。あのねのねもそうだったんですよ。ご飯を食べさせてくれるから、とにかくそこに行って。収録現場に行くっていう。

(高田文夫)ああ、あのねのねのところに行けばね。いや、意外な人間関係だね。

(土屋伸之)知らなかった。

(高田文夫)知らないよ。甲本ヒロトのイメージ、そんなの全然ないもんな。

(吉田豪)あのねのねのイメージは。

(高田文夫)真逆だもんな。系譜が(笑)。こっちはのどかだよ? 「赤とんぼ♪」なんだから。

(吉田豪)でも最初に組んだバンドでなぜか『スター誕生!』に出ていたりとか。「とりあえずテレビに出れればいい」ぐらいのぼんやりした発想だったりもしたんですよ。その頃。そんな話ばかり聞いてます。

(高田文夫)すごい!

吉田豪・甲本ヒロトインタビュー掲載 BUBKA 2026年2月号

KAMINOGE162
パワー社

ブルーハーツ以前の甲本ヒロトさんを掘り下げるなんて吉田豪さんにしかできないインタビューですよね。貴重すぎるお話、最高です!

高田文夫のラジオビバリー昼ズ 2026年4月13日

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